Yoshiharu Sakamoto

act coffee planningの阪本義治、コーヒー関連を専門にコンサルティング…

Yoshiharu Sakamoto

act coffee planningの阪本義治、コーヒー関連を専門にコンサルティングしている会社の代表。 バリスタという職業の地位を高めるため、世界中のバリスタ大会で、チャンピオン育成に特化したトレーニングをやっています。noteは自分の考え方をまとめるためのただのメモです。

最近の記事

コロナ渦で、自分を高めるということ -2-   〜何が成長の糧になるのか〜

このコロナ問題は飲食店にとって本当に切実な問題である一方、自粛や休業によってできた空き時間は、見方を変えると自分を成長させる高めるための重要な機会であるとも言えます。 ではどのようにその時間を使うべきなのか、私は仕事において自分を高めることができる代表的な方法は3つあると考えており、その効果が高いものから順番に並べました。 自分を高めるのに有効な3つの方法 1、仕事上の特別な経験 2、読書 3、情報とネットワークの構築 の3つです。 1、仕事上の特別な経験 「仕事上の特

    • コロナ渦で、自分を高めるということ   〜経営者のつもりになって考える〜

      新型コロナウイルスの問題で、東京を中心に一部地域で緊急事態宣言が出され、それが全国に広がることとなりました。徐々に和らぎ今は収束の見込みがあるものの、2次被害も想定され、回復には一定の時間もかかるでしょう。 このようなコロナ渦で、バリスタの皆さんはどうするべきでしょうか。「今やるべきこと」「その理由」について解説していきたいと思います。 〜経営者のつもりで、このコロナ対策を考える〜 バリスタというとだいたいは20代〜30代くらいが多いでしょうか。中にはオーナーバリスタや、

      • 有事を乗り切る! 〜コロナ禍で業界全体を考えて動く人たち〜 大井彩子さん

        今回は前回に引き続きの記事です。カフェやバー、飲食業界全般のコロナウイルス 危機に際して、SNSでいち早く情報の発信をおこない、広く業界のためになる活動をおこなっている方にインタビューをした内容の全文投稿です。本来は旭屋出版のカフェレスの特別企画でインタビューしたのですが、かなりボリュームのある内容となったため、こちらのnoteに全文掲載することになりました。 もしよければ5月19日発売のカフェレスの記事もご覧になっていただければ嬉しいです。私が執筆した企画記事と、いつもの連

        • 有事を乗り切る! 〜コロナ禍で業界全体を考えて動く人たち〜 南雲主于三さん

          今回はカフェやバー、飲食業界全般のコロナウイルス 危機に際して、SNSでいち早く情報の発信をおこない、広く業界のためになる活動をおこなっている方にインタビューをした内容の全文投稿です。 本来は旭屋出版のカフェレスの特別企画でインタビューしたのですが、かなりボリュームのある内容となったため、こちらのnoteに全文掲載することになりました。 インタビュー相手:南雲主于三(なぐも・しゅうぞう)さん 所属:スピリッツ&シェアリング株式会社 代表取締役 / バーテンダー 【現在経営し

        コロナ渦で、自分を高めるということ -2-   〜何が成長の糧になるのか〜

          【2020年度改訂版】バリスタチャンピオンシップに挑戦してほしい6つの理由 -3章目-

          今回は前回、前々回に引き続き、「バリスタチャンピオンシップに挑戦してほしい6つの理由」について、全6項目のうちの最後、5、6章についてお話しします。 -JBCに挑戦すべき6つの理由- (1)ジャッジから客観的な評価を得られる (2)コーヒーを深く知り、深く学ぶ   (3)短期間で技術レベルが向上する (4)プレゼン能力が上がる   (5)最先端のコーヒーを知ることができる →本章 (6)新しいネットワークが広がる →本章 
(5)最先端のコーヒーを知ることができる

          【2020年度改訂版】バリスタチャンピオンシップに挑戦してほしい6つの理由 -3章目-

          苦戦しているコーヒー店と、そうでないコーヒー店、突然の危機に強いのは「コーヒー豆販売」と「人」だった、という話し

          そもそも今現在は「不要不急の外出は避けてくれ」と言われていますが、騒動が起こってから最近までは外出は自主的な判断に任されていました。大手はリモートワークを進め、出勤や外出を控えるなか、外食・サービス業は深刻なダメージを受けている店も多いでしょう。 そんな中、ダメージが大きい店とそうでもない店の中には、結構重要なポイントがあると感じました。仕事柄、多くのコーヒーロースターを回り、それぞれのお店の状況を目にして感じたことをお話ししたいと思います。 最初に断っておきますが、これは

          苦戦しているコーヒー店と、そうでないコーヒー店、突然の危機に強いのは「コーヒー豆販売」と「人」だった、という話し

          バリスタコーチ阪本のおすすめ書籍

          本を読むことって素晴らしいです。私は以前勤めていた会社の社長から「新しい分野のことを学ぶ時には、最低5冊、まずはその分野の本を読め」と言われました。(ちなみに私はだったら倍読んでやる!ということで10冊読んでいます) 読書は他人の経験を都合よく、効率よく買える最良の方法です。題名や目次でだいたい訴えたいことのテーマだってわかります。電車でゲームやっているサラリーマンを見ると、「ゲームばっかりやってないで、おまえも勉強しろ!」と思わずにはいられません。 良い本を探すためには、A

          バリスタコーチ阪本のおすすめ書籍

          【2020年度改訂版】バリスタチャンピオンシップに挑戦してほしい6つの理由 -第2章-

          今回は前回に引き続き、「バリスタチャンピオンシップに挑戦してほしい6つの理由」について、全6項目のうち、3、4章についてお話しします。 もし前回の連載をお読みになっていない方は、1つ前の記事をお読みください。 -JBCに挑戦すべき6つの理由- (1)ジャッジから客観的な評価を得られる  →前号に掲載 (2)コーヒーを深く知り、深く学ぶ  →前号に掲載 (3)短期間で技術レベルが向上する (4)プレゼン能力が上がる (5)最先端のコーヒーを知ることができる →次号掲載 (6)

          【2020年度改訂版】バリスタチャンピオンシップに挑戦してほしい6つの理由 -第2章-

          【2020年度改訂版】バリスタチャンピオンシップに挑戦してほしい6つの理由

          今回は世界最大のバリスタ競技会、World Barista Championshipと、その日本予選、Japan Barista Championshipについて話したいと思います。 Japan Barista Championship について http://scaj.org/activity/competitions/jbc/jbc-overview World Barista Championship について https://worldbaristachampio

          【2020年度改訂版】バリスタチャンピオンシップに挑戦してほしい6つの理由

          2020年のコーヒー業界予測

          いよいよ令和2年、2020年がスタートしました。 自分の業界予測がどれほどの精度かを見極めるためにも、今年のコーヒー業界を予測しておきたいと思います。 1、ゲイシャが活況! ゲイシャ種のコーヒーは徐々に広まりつつあり、多くの店で飲めるようになったのが、ここ2年ほどの話し。このゲイシャ種、もっともっと一般店で飲めるようになってくると予想します。 2004年にパナマの品評会で世の中に披露され、2010年頃からは他国での生産されるようになってきました。そして、バリスタやブリュー

          2020年のコーヒー業界予測