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価値観のシフト

仕事=しんどい、耐えるもの、の価値観も今は昔。
ここ数年「楽しく稼ぐ」とか「好きなことで生きていく」がかなり価値観として普及してきたような気がします。
もはや「そんなことできるわけないよ」の声も少なく。

子供時代の私にとっても「仕事=しんどい、耐えるもの」のイメージがあったのですが、
そもそも一体なんでだろう?と思い、価値観の醸造元をいくつか思い返してみました。

「ハケンの品格」で篠原涼子がヒューマンスキル0で他の人をぶち抜いてバリバリ仕事をしていく姿(2007年)
「クレヨンしんちゃん」でヒロシがイヤイヤ出勤している姿(1992年〜)
「プラダを着た悪魔」の上司ナイジェル「プライベートが崩壊したら. 出世が近いぞ」のセリフ(2006年)

このへんかなぁと思います。
そしてその価値観のまま、大変なのが正なんだ、と1社目のときは終電まで残業し続け、
ハードながら「大変なんだからこれで合ってるんだ」「いつか報われるんだ」「これが大人なんだ」とどこか盲目的に頑張れていたのです。
逆に言うと根性がつきやすい時代だったかもしれません。

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闘うサラリーマン

打って変わって2021年。
今日は仕事で、とあるSNSを勉強していた一日です。
SNSって昔は「お遊びメイン」だったような気もしていて、これを勉強することが仕事につながるなんて昔は全く想像もつきませんでした。
今はYoutuberが職業として認知されたり、ライブ配信者もかなり増えたり、ラジオアプリも有名になってきたり、ボーカロイドで作った曲がミリオン達成したり、テレワークやコロナを機にフリーランスに転向しましたなんて話も珍しくありません。

そして私はチームビルディングで生きていくわけですし
本当に仕事の仕方は多様化しているなぁと思います。

私の周りも、
自分で仕事を自分で創り出したり、
昼から大笑いで仕事したり、
飲みの場で次の出店話が前進したり、
仕事=自己実現になっている人が圧倒的に増えてきました。

昔は仕事(嫌なこと)とプライベート(好きなこと)を分けている人が多かったように思いますが、
今は仕事とプライベートの隔たりなく、個人名を出してガンガン公私繋げて活躍されている方も増えました。
個人というブランドが流通しているので表面上だけの良い人はバレやすくなり、
仕事はできるんだけど人間的にはちょっとね。。。というのが通用せず
逆に「善良な人間性」「努力家」は公私の私に留まらず、公の場でも承認されやすくなっているような気がします。


かなり面白いことになっているし、魅力を付ける必要がある時代。
逆に「組織の看板」だけではなく「個人の看板」もしくは「その2つの相乗効果」があってこそ成功に近づく、実力主義の時代になってきているのではないかなと思います。

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かわいいブランド

ただ、反対に変わらないこともいくつかあります。

▼好きなことで生きていくには、「やらなければいけないこと」をちゃんとやること
あの自由奔放に見えるDJ社長の動画でさえ、これは語られていました。
好き勝手やるにはやるべきことが先にあるわけです。
華々しく人気者をやるには、泥臭い認知されるための活動が必要です。

▼信頼関係、人間力は必要
50年前に起業した祖父も、今起業している人達も、ネットで有名な若い人達も、この本質を口にされてきました。
半世紀前の仕事人と今の仕事人が同じことを言うのであればそれは本質に違いありません。


仕事=自己実現。
これが妄想や甘えとみなされず、本当にやりやすい時代になってきました。
磨いた人間力は組織関係なく、転職しても世界に出ても、どこでも通用する資質とみなされるようになってきました。

ただ、私は25歳から独立に向けて動き出したので、10年弱経った今でも比較的柔軟に動けていますが、同年代はどうだろう?と思っています。

今の25歳以下がスイスイ時代を泳いでいくなか、
「仕事=しんどい、耐えるもの」と信じて育っちゃった世代がどう動いていくか。

本当に仕事の価値観が大きく動いていくのはこれからかもしれません。
その変化を楽しみながら、今日も明日も仕事します。

本日もありがとうございます。

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