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北風と太陽とダチョウ倶楽部

そこのあなた!

元気ですか?

今、わくわくしていますか?

わくわく行動実践派のmoyaです。

僕の行動が、あなたの行動のきっかけになって、人生をわくわくしながら送ってほしいと思ってブログ書いてます。

さて、先日、子どもの保護者さんから「子どもにこうさせたいんだけど、してくれないのよ。なんで〜?」と相談を受けたので、その時のお話をしたいと思います。


読んで欲しい人:子ども関係のお仕事の人、子どもの保護者、やりにくいなぁと思っている人、「こうするべき」と思いがちな人。

キーワード:主体的、能動的、北風と太陽、ダチョウ倶楽部



みなさん「北風と太陽」というお話、知ってますか?


旅人が歩いているのをみて、太陽と北風が勝負をする童話です。


「おい、どっちがあいつの服脱がせられるか、勝負しようぜ」っていうのがあらすじです。


北風は「俺はな、風ふかすのが得意だから、あんな服、簡単にふっとばしてやるぜ」と意気込みます。


ところが、どうもうまくいきません。

北風は悔しがります。


そこで太陽は「ぽかぽか陽気にしてあげよう」と程よく光を照らして、温度をあげてあげます。


するとどうでしょう、旅人が「ああ、暖かくて気持ちが良くなった、ちょっとこの上着は暑いからぬぐとしようか」と服をぬぐのです。


小さいころは「あはは〜北風って、馬鹿〜」と思っているくらいでしたが、本来は「誰かに何かを促すときは、押すだけじゃ駄目だよ、なにかいい方法があるはずだよ」という示唆しているように思います。


もう少し、掘り下げてみましょう。

実際の手段についてです。


ここで登場するのが、ダチョウ倶楽部の「どうぞどうぞ」ネタ!


複数人が集まって、そんなにやりたくもないの(実際、普通やりたくないようなことだったりする)に、上島竜兵以外の人が、めちゃくちゃやりたいような様子で、「やりたいやりたい」いうわけです。


すると、上島竜兵が恥ずかしがりながら「じゃあ、俺も」とはにかみながら手を上げます。


すかさず、他の人は上島竜兵に向かって「どうぞどうぞ〜」といいます。

すると、上島竜兵はまんざらでもない様子で、まんまと周囲の意図にはめられて、やることになるのです。しかも本人はご機嫌だったりします。だいぶ嫌なことなんですけどね、忘れちゃってると。


これが、子どもとの関わりの中でも重要になってきます。


ダチョウ倶楽部のネタと「北風と太陽」の話の共通点ってわかります?


これは、実は「主体的か受け身か」ってことなんですよね。


だいたい、いう事聞かない子どもを見てみると、


・まずなんでそんなことやんなきゃいけないのかわかんない。

・わすれちゃっている

・我慢ができない

・必要とおもっていない

・言われていることが、なんでかわからない。

・内容がそもそも理解できていない

・本人にその必要性を感じていない

・わかっているけど、その子の力ではそのやり方ではできない。だから消極的にその選択肢しかとれない……。


等といろいろありますが(本人の課題)、保護者の伝えていることが、そもそもそれってしないかんことなんかなっていうのもあります。価値観とか色々ありますから一概には言えませんが。


DOのポイント

でも、この話で示唆していることは、やりたくしちゃうように持ってっちゃう。もしくは、気づいたらやっていた。と結果を先にもってきちゃうことです。


そうすれば、自分でも気づくので。そしてやり続けていたらそれがもっと意味を持ってくるんです。


大人がこうしてほしいってことは、何らかのそのメリットを知っている大人ですから行為の結果得られるものを知っていて、伝えていますよね。


でも、子どもは目の前にあるものの興味や関心。それのみが行動の指針であって、そこから得られるベネフィットの話はしてないことが多いように思います。


「大事なものをつたえたい」っていうご家族や支援者の気持ち、私もそうですからすごくわかりますし、たまに同情もします笑。


でも、やり方変えたら実現できることもありますから、
「ただやること」それを「やりたくなること」に変えてあげたらどうですかってそんな話でした。


ダチョウ倶楽部は日本の宝ですね。

伝統芸ですよ、もはやこれは。


それでは、また!

あなたのわくわくが満たされますように!




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