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【映画】えんとつ町のプペル

お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣がプロデュースした人気絵本をアニメ化。えんとつ町はいつも厚い煙に覆われ、人々は空を見あげることを忘れていた。父の教えを守り星の存在を信じる少年ルビッチは、ゴミから生まれたプペルと共に星を見つける旅に出る。監督は、「ベルセルク 黄金時代篇」などにCGI監督として参加、「ハーモニー」では演出も務めた廣田裕介。原作者の西野亮廣は本作の製作総指揮・脚本も手がける。大冒険へと旅立つプペルとルビッチの声を、「初恋」の窪田正孝と「星の子」の芦田愛菜が担当する。

「KINENOTE」http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=93480

少し期待値が高すぎたのかなと思う。画はきれいだし、「星を見る→上を向く」というメッセージ(仕掛け?)はおもしろかった。

ただ、テクニックとか他の有名なエンタメに似すぎている気がして醒める瞬間が多々あった。モチーフとかリスペクトとかのレベルではなくコピー感を感じてしまってダメだったのだと思う。
あと、ゴミ人間(プペル)が臭いという描写が繰り返されることにも見ていてノイズに感じるくらい気になった。

たぶん、自分の好きなエンタメをどこのレベルまで取り入れるかということはものづくりでとても難しい問題だと思う。そこに失敗してしまったところにこの映画の良さを消してしまっている部分があるんだと思う。

それにしても声優陣が豪華なのはさすがキングコング西野さんというところなのでしょう。

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