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ネットをあえて「やらない」ことで優位性がうまれるのでは?

ネットを見ていることは、
現代では極めて普通、
当たり前のことになっている。

若者だけでなく、
中高年世代の人であっても、
SNSのアカントを持ち、
LINEで連絡を取り合う。

メディアの中心は、
昔はTV一本だったのに対して、
近頃ではネット、SNSでバズった話題が
TVで取り上げられることがよくあり、
TVもネットありきになりつつある。

一昔前ー15年くらい前ーは、
ネットを見ている人は、
結構珍しかった。
だから、ネットを見ている人は、
見ていない人に比べて、
優位性があったし、
情報強者になれた。

しかし、今はどうだろうか?
Google検索をしてみても、
中身がペラペラな
アフィリエイト記事や、
誤字脱字が多い、
素人自称ライター(?)の
記事に埋もれて、
本当に必要な情報が出てこない。

SNSは、商売をしている人の
集客ツールとしては優秀である一方、
プライベート利用においては
いいねという名の「承認」を求めあう、
虚無の世界が広がっている。

音楽や動画は、
事務所などに属さなくても
個人の作品を手軽に発表できる一方で、
コンテンツ供給過多となり、
私たちの可処分時間を奪っていく。

世の中の真理のひとつとして、
みんなと同じことをやっていては、
頭ひとつ抜けた存在になれない、
というものがあると思う。
みんなネットをやっていて
それが普通なのだから、
あえてネットをやらず、
他の活動にコミットすれば、
そこに優位性がうまれる
、と
考えたのだが、どうだろうか?

そもそも、
頭ひとつ抜けた存在になりたい、
なんて思ってないという声が
聞こえてきそうだが、
本当にそうだろうか?

「いいね」を求めて
「映える」写真・動画を
撮影する人たちは、
「いいね」を集めることで
自分が他より少し違う存在、
もっと具体的に言うと
自分は他の人よりも
優れている、と思いたいのではないか。

巨額の富を稼ぐ
トップYouTuberは、
何かと批判を集めやすいが、
裏を返すとそれは嫉妬で、
本当は、満員電車に乗りながら
死んだ目でYouTubeを視聴する、
そんな自分が嫌なのではないか。

みんなネットをやっていて、
そこに時間を奪われているというのが
事実としてあるのだから、
その時間を自己研鑽の時間に充てるだけで、
他者と圧倒的な差をつけることができる。

本来は、ネットで発信者側に
まわるというのがベスト
なのだが、
動画を作るのは、かなりコストがかかる。
ちょっと丁寧に編集をしようと思うと、
15分の動画でも数時間かかることは珍しくない。

動画にコミットする時間は自分にはなく、
楽曲作成やお絵描きなどの技術もないので、
私はnote投稿を細々と続けている。
Twitterでもいいのだけれど、
まとまった文章を投稿するというのは、
自分の思考整理にもなるし、
なんとトーク力向上にもつながるらしい(!)

キングコングの西野さんや、
YouTuberのヒカルさんは、
毎日3000文字の情報発信をした・していた
経験があるそう。↓

このようにネットで
少しでも発信者側にまわることに加え、
他にできる行動としては、
ありきたりすぎるが、
運動と読書。コレに尽きる。

運動は、
やらないデメリットが大きすぎるし、
やることのメリットは計り知れないのに、
やっている人は意外と少ない。

私は散歩が好きで、
平日・土日祝、様々な時間帯に
歩いているが、
散歩道で出くわす人は、
9割は高齢者だ。

読書に関しても、
「若者の本離れ」という
ニュースをよく見る。

まあ、コレに関しては、
ネットが出てくる前から
本を読む人は少ないと
言われ続けている気がするが、、。
みんなSNSやネットニュースの確認に
余念がないので、
活字に触れる機会という意味では
もしかしたら増えているのかもしれない。

ネットの悪口を書いているようだが、
私はネットが好きだからこそ、
ハマりすぎないように
他の活動も実施しなければ、
と痛感しているのだ。

中学生のとき、イジメにあい、
毎日一人で昼ごはんを
食べていた時期がある。
そのとき私を救ってくれたのは、
2ちゃんねる掲示板だった。

高校生のときは、
中二病が長引いていたので、
自作の小説をメルマガで発信していた。
これだけ聞いたらかなり痛いけど、
インスタ投稿のために
映える写真を必死に撮るより、
よっぽど充実していた気がする。

そのときは、現在のような
可処分時間を奪い合う構図はなかったし、
ネットをする層が限られていたから、
ネットで出会う人は
必然的に自分と似た人が多くて
救いの場になっていた。
今はみんなネットをしているから、
むしろ自分とは違う人を
目にすることのほうが圧倒的に多い。

でも、昔は良かった、と
言い続けていても
ただの老害になるだけ。

もしかしたら、今の時代においては、
・ネットでは発信>>>受信を心がける
・ネット以外の活動にコミット
することで、
昔ネットで簡単に出会えたジャンルの人と
出会えるのかな?なんて
期待している。

読んでいただき、ありがとうございます。
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