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【提案】八方「ブス」より八方美人

「八方美人」という言葉、
良い意味より、悪い意味で使われる
ことの方が多いと思うが、
本当にそうだろうか?

🔍八方美人とは
だれに対しても、如才なく振る舞うこと。
また、そのような人。
(三省堂 新明解四字熟語辞典)

「嫌われる勇気」という本が、
ベストセラーになってからというもの、
・みんなに好かれる必要はない
・人に嫌われても良い
みたいな論調が増えた印象だが、

本 当 に そ う だ ろ う か ?

確かに、万人に好かれるのは、
必要かどうかは置いておいて、
そもそも不可能だ。
でも、だからと言って、
人に嫌われても良いかというと、
それも違う気がする。

人に嫌われるということは、
注意を向けられているということ
だから、
下手に嫌われたり、憎まれたりすると、
トラブルに発展しかねないから、
かなり面倒だと思う。

このような理由から、
私は人に好かれたいとは
全く思わないのだが、
嫌われることは極力避けたいと思う。

「八方美人」は
誰にでも当たり障りなく接するため、
敵を作りにくい。

それを「八方美人」と
影でディスる敵というのは
存在するかもしれないが、
表立ってディスると、
「八方美人」は
他者からの支持率が高いため、
逆に反感を買う
だろう。

だから結局、
「八方美人」が勝ちだと思う。
そもそも「八方美人」になるためには
結構高度なコミュ力・トーク力が
必要とされるため、
それだけでひとつの能力だ。

また、「八方ブス」よりは
100倍以上、マシだろう。

凡人が、人生という荒波を
生き抜くためには、
まず間違いなく、人望が必要だ。

能力が高い人は、
少しばかり人格に難があっても
やっていけるのかもしれないが、
そうではない場合は、
人の助けが必要だからだ。

ネットがどんなに普及しても、
美味しい・便利な情報は、
口コミで入ってくることが
多いと痛感している。
そのような情報を手に入れるためには、
まず、良好な人間関係を築くことが重要だ。

私は、転勤帯同生活の傍ら、
田舎の中小企業で働くことが多く
「社長(経営者)」とよく関わりがある。
普通の企業では考えられないが、
直属の上司が「社長」ということはよくある。

「社長」を観察していると、
どの「社長」も、愛想が良く、
人間関係を大切にしていて、
学ぶところが大いにある
と感じた。
商売は人が命だから、
「社長」としては当然だと思うけど、
「社長」じゃなくても、
人が絡まないビジネスなどないのだから、
当たり障りなく人間関係を築くスキルは重要だ。

私は、転勤帯同による引っ越しで、
職場を変わることが何度もあったので、
人間関係構築のスキルが、
すごく鍛えられた実感がある。

初めは失敗ばかりで
うまくいかなかったけれど、
だんだんと学びを深め、
今の人間関係はとても良い。
そして、その人間関係に支えられ、
よく美味しい情報をゲットしたり
貴重な機会を頂いたりしている。

もちろん、たまたま良い環境に
転がり込めたという運もあるが、
私の人に対する関わり方も、
「別に嫌われても良い、自分は自分だし」
といった考えから、
「せっかく関わるのであれば、
なるべく良い印象を持ってもらって、
お互い気持ちの良い時間を過ごしたい」
という考えに変化
したので、
少しは影響していると思う。

それが、もしかしたら、以前に比べて、
「八方美人」的な態度なのかもしれないけど、
「八方ブス」より、はるかに生きやすいと感じ、
記事にしてみた。

自分のスキルを上げるために、
英語やITなどの勉強をすることも
大事だと思うけど、
どんなに優秀でも、印象が悪かったり
付き合いづらい人には
縁は舞い込んでこないと思うので、
「人に嫌われづらい」スキルを身につけると、
一生使えるし、便利ではないだろうか。

もちろん私も、
あくまでも過去に比べると、
人間関係が改善しているというだけなので、
もっともっと、「八方美人」スキルを
磨いていきたい。

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