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【トライアスロン】 プール練習のすすめ

はじめに

レースは海なので海で練習しないと!という意見もあるでしょうが、自分的にはプールも海も変わらない(←海育ちというのもある)。トライアスロンにおける日常のスイム練習について、ゆるトラ歴10年の経験から。

安全はすべてに優先する

工事現場と同じですね、スイム事故が一番怖い。残念ながら100%回避することはできませんし実際事故も起こります。アクアスロン大会で協会理事長さんが「ウェットスーツ着てたら溺れないなんて都市伝説」と。

自分はタイムは求めず事故なく戻ってくることを最優先していたので、トレーニングはスイム中心に計画をたてていました。1.5km泳ぎ切る体力と技術を身に着けるのと、ランやロードバイクの回復にもいいような。

バタ足のコントロール

とにかくトライアスロンのスイムスタートは、慣れないうちは緊張したり舞い上がったりして冷静さを失います。自分が一番危険と感じたのは、バタ足を頑張っちゃうこと。水中で足つりますし残り2種目に影響します。

ゆるいバタ足の練習

小学生がビート板持ってするような波がたつバタ足は、スピードは出ますが極度に緊張した状態でがんばり過ぎるとすぐ疲れます。おすすめは、ゆったりしたバタ足。足を下げる時だけでなく上げる時も水をつかむ感じ。

足の動かし方は胸から下が左右にわかれているように意識。ウェットスーツを着ると足が水上に浮くので、ある程度沈めます。そして瞬間的にピッピッと力をかけないようにします。遅筋を使うイメージで。

見た目は小学生のバタ足と何らかわりませんが、ピッピッと動かさない分、波がたたず遅いです。そして理由はわかりませんが最初は背中あたりの筋肉が疲れます。ただ慌てても足つりはかなり回避できます。

一日の仕事帰りに

プルブイをつかんで体を伸ばすことで、仕事中に緊張した肩周りをほぐし重力で狭くなった各背骨の間隔をにょーんと広げます。自分は伸びたと感じるまで途中立ったりしながら20分くらいかかります

後半になってくると、背骨の間隔が広がり背骨を中心として左右に回転する運動がスムーズになってきます。足のつけ根のVラインから右に沈め、左に沈めとすると意外にスピードもでます、これおすすめです。

1時間で帰るメニュー

ふだんの練習は、お金払って着替えてきつい思いをしてと結構めんどうになるので自分は20分水中ウォーク+20分バタ足+20分泳ぐ⇨帰るとあまりがんばらないようにしてます。泳ぎに行くというより水につかる

20分泳ぐ時間は、プルブイで腕の動きのドリルをしたり大会が近い時はヘッドアップの練習をします。水中でどれだけ効率よい動きを繰り返せるかというのが大切のようです。あとは苦手だけど陸上で上半身の筋トレ

各プールのローカルルール

ついとった行動をルール違反と指摘されるとテンション下がるので、初めてのプールでは必ずそこのルールを確認しましょう。正直、各プールでバラバラでご当地ルール満載です。やめてほしい。

①プールサイドの水分を飲んでいいか問題

ジムのプールではおとがめなしのことが多いようですが、水分はプールから出た状態でとかロッカールームでとか。一回出張で行った新宿のプールは「色のついた飲料の持ち込み不可」でした、どゆこと?

②ウォッチ装着禁止

公営プールでは禁止のところが多いです。ログをとりたいのにねぇ。ジムのプールでは上からバンド等で覆うと可と言われました。公営の場合では、盗難や紛失で面倒というのもあるかもしれませんね。

③水中ウォークのヘッドホン

ジムでは延々と水中ウォークする方が装着していました。公営では不可ですけど、防水型もありますし良いアイデアです。自分はジムは利用しませんが、ガーミンウォッチは直接音楽を飛ばせるので使えますね。

ほか注意点

①日焼け止め禁止

これは水質保持にしょうがないですけど、問題は天窓が広いプールの場合、ガラスを通って紫外線が降り注ぎ冬でも日焼けします。以前利用していたプール開放感はあったのですが、常連客の日焼けがヤバかった

②監視員

山梨だったか出張中に公営プールを利用したのですが、ふるーい施設で監視員がプールに接した小部屋から何となく見てる感じ。寒い時期は暖かい部屋にするのかもしれませんが、見えてるの?という印象。

新宿のプールは、交代時に利用者の人数チェックと「潜水をしている利用者1名!」とか厳重でした。今自分が利用しているプールは水深が浅いほうはわりと適当、水深が深いほうはまあまあ見てくれてます。

自分も事故が多い年代なので、練習時にちゃんと見てくれるほうがいいなと思います。

おわりに

自分はプールに入る前に、周りをぐるぐる走ったり自転車で行ったりとなるべく2種目続けてするようにしてます。終了後に走ってもいいし、時間はかかりますがクロストレーニングとしておすすめ

マラソン大会でもトライアスロン大会でも、終了後に利用できるプールがあれば水中ウォークだけでもすると疲労回復にいいです。きちんと頭まで冷やすことが大切。プールを上手に利用しましょう。




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