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【50代トライアスリート】 バラモンキング2024完結 -遠征編・準備編-

はじめに

何となく自分は、マラソンが加点方式に対しトライアスロンは減点方式のイメージを持っています。トライアスロンは速く進めばいいってもんではなく同時に減点を少なくしないと、順位を下げたり走れなくなるよという。

もちろんレース中の補給やペースメイクは大切ですが、広い意味でいうと前日の睡眠だったり、使う機材のチョイス、テーパリング。さらに言うとトレーニングや食生活、その準備と後片付け、体や機材のメンテナンス

命や生活はかけてないけど

ライフスタイルという点では、多くのトライアスリートはそれをかけて参加してると思います。そりゃ根っから好きや達成感中毒の人もいる(ほとんどそれか?)でしょうが、多少無理して手間や時間を割いているはず。

同時に、本番はたいていアウェイで行われます。日頃のパフォーマンスを最大限に活かすために、交通手段やバイク輸送、宿泊、食事を考えます。すなわち遠征スキルもレースの一部です。予算も無制限ではありません。

五島という離島

レース前日のスイムスタート地点
強風がビュービュー

初参加2018年前にだいぶ関連ブログを漁りました。まず宿泊する場所が少ない。元旦の朝から複数の公衆電話から宿の予約を取る記事あり。まだグループは数人一部屋でOKですが、一人で参加の自分は途方に暮れます。

2018年ミドル完走して記録を見てびっくり! 大量のDNS者が載っています。名簿に載りながら来島しない選手⇨宿泊者となるとかなりのキャンセル数。会場から遠い宿泊者は空いた宿に移動してくるの?それ毎年?

自分の出した結論

2018年は何軒か宿に電話しましたが断られ、佐渡のように大会HPに宿泊困ったら押すボタンもなく、結局スタート地点に近い富江キャンプ場にしました。空いたからといって、当日キャンセルして移る度胸はないっす

狭いけど車中泊もできますし
テントも積んでいます

以後、今回含め3回キャンプ場利用です。1回目はキャビンという電源つきの小屋。2回目はバンガロー1軒予約。3回目はキャンセル狙いのバンガロー1軒貸し(満室ならテントor車中泊)。車中泊でもゴミ出し場は必要

ロング終了後のフロ問題

2019年までは某ホテルの日帰り温泉が使えたはずですが、大会がなかった間に宿泊者に限定され、キャンプ場近くの入浴施設は20時終了。バンガローが空いてなかったら、お湯沸かしてかぶるチョイスしかなかったです。

フィニッシュエリアのガス給湯器と更衣室
初めての使用でしたが使いやすかったです

前日会場でお湯シャワーの出る更衣室を一応確認。今回車はフィニッシュ地点から16km先のキャンプ場に置きっぱなし。ロードバイクは翌日の朝から車に積み込みたい。フィニッシュ後まずはシャワー浴びて着替えました。

スタート前の動線の問題

2019年フィニッシュ後はバイクを車に積んで持ち帰りたかったので、レース当日早起きして車でフィニッシュ地点まで行き、バスでスタート地点まで戻るという動線でした。おかげで睡眠時間は2時間短かったです。

今回はギリギリまで寝てスタート地点に向かったため睡眠時間がしっかりとれました。それに今回は200km完走して、再びロードバイクでキャンプ場まで戻る想定をしてました。荷物満載で1時間かけて無事帰ってきました。

2024年〜宿泊先は空いてる?

少なくともnote記事を見る限り宿の空きはポツポツあったようです。キャンプ場のバンガローは予約サイトでは満室でしたが、当日空きがあり借りれました。今回大会HPに宿の空き情報出てましたね、助かる。

1人には広すぎですが
予約ゴタゴタ回避とフロは重要かな

バンガローは平屋の一軒家なのでかなり広め。戻ってきてロードバイクごと玄関に入れて、入浴して食事したら疲れて就寝。洗濯はできないのでそのまま持ち帰り。今後も自分は自立型の遠征を目指したいな

色んな意味でロングは生活が関わる

トライアスロンロングは所要12時間前後となれば食事をしたりトイレに行ったり。夜フィニッシュしてから翌日までの段取りも必要です。どこで何の食事をとるのか、疲れた体と頭で片付け大丈夫か?とか。

レースを成り立たせると同時にレース前後の生活のプランを立てて、フィニッシュ後のぼーっとした頭でも忘れ物や間違いがないように丁寧に実行します。そこへんの準備を考えるのも、自分は楽しくやっています

準備したもの 2024

前回から5年あいていますし、最近取り入れたものもあるので覚え書き程度に残しておこうかなと。準備といってもトレーニングも含め色んなジャンルをかいつまんで。

①アミノローディング

ランニングアプリのトップ選手インタビューポッドキャストで「いいかも」と言われてて採用。大会1週間前からアミノバイタル粉末を1袋/日摂取。完走できたので効果は出たのかな? また大切なレース前にします

②カフェイン

ふだんから胃が弱いのでカフェイン入りは摂取しませんが、今回はカフェイン入りアミノサウルスをバイクパート66km地点で摂取。ランパートで胃痛が。体に残っていたせいか、レース翌日は早く目が覚めました。

③DHポジション

今回かなりの強風だったので、これに助けられました。ロードバイク店のnote記事からヒントを得て角度は拝みスタイル。サムネのように頭と両手がほぼ同じ位置。ふだんからローラーをこの姿勢でやった成果です。

④バイクパートのエイド予定

内容よりも 一回書いておくことが
重要なんですね

今までちゃんと作ったことなかったです。トランジションで他のバイク見たら印字&ラミネート加工してる選手もいてスゲーッてなりました。レース中確認しにくかったけど、書いた記憶を頼りに進みました。

⑤電子レンジ食品

レース当日の朝ごはん
風船で横隔膜刺激も最近ハマってる

袋ごと電子レンジで加熱できてそのまま食べられるスープやパスタ商品が出てきて、ゴミは出るが洗い物が不要と自炊派にはうれしい。今後車中泊でレース出る際、車内の電子レンジで十分に食事ができそうです。

⑥フェリー乗船時のパーカー

これは2019年の自分の記録に残してありました「フェリー船内寒い!」。5年前のことなので忘れてましたが、今回客室にパーカー持ってきて良かったです。冷房ガンガン効いてました。おかげで貴重な睡眠時間を確保

⑦バイクにファイントラックのソックス

バイクシューズが100kmこえると痛みあり。今回雨に確実に濡れるということでファイントラックの5本指ソックスのみ着用。履くの時間かかるのでショートではあり得ない選択ですが、ムレないし痛くなかったです


トレーニングの方向性

前回自分が強く思ったのはバイクパートの登坂力。このコースは8割上りのイメージで。必要なのはスピードやパワーより疲れても上っていける持久力すなわち粘りです。ZwiftのAlpeをゆっくりでも上りきるメンタル必要。

そしてランパートは走れなくなった選手をジョグでブチ抜く競技。これもスピードは不要。バイクを楽に済ませる仕込みから、暑熱順化した体に水をかけ、補給する。胃腸や足つりと相談しながら、これも粘り

どちらも意識してトレーニングできたおかげか、バイクの上りで疲労困憊するシーンはなく前の選手を少しずつパス。ランは5時間近くかかったけど、記録見るとバイク⇨ランで60人以上抜いていたようです。


今回も楽しい反省会

こんな細かい作業好き(◯態!?)
またコレクションが増えました

リアルノートに自宅出発から帰宅までの日程と反省点を残します。もう帰りのフェリーで作成開始。準備や補給など毎回ブラッシュアップしていきます。CO2ボンベをコンパクトな電動にかえれないかな?とか。

買い替えたいギアもいくつか。バイクジャージは10年近く着たものでサムネでは雨に濡れてハラが伸びてる空力に良かったかも!?カーフタイツもエアロとか?⇨超上級者用&超高級品でしたw。調べるのも楽しい。

おわりに

帰りのフェリーから
昨日が今日みたいな天気だったらなぁ

やはり12時間前後に及ぶレースは、トレーニングは当然として減塩食(熱中症防止?)だとか低糖質(脂質代謝亢進?)だとか気にかけているひとが多い(たぶん)。少なくとも、レースを意識して日常を送ってはいるはず

健康めざして走り始めたのに、こんな半日も体を痛めつけて体にいいわけないじゃんと思いつつ、この際全国のロングミドルをツアーしちゃえとか、ほとんど病気ですね。他人のことをとやかく言えないです。

来シーズンはどこのロングに出ようかなあ〜 楽しみです!


2024バラモンキング バイクパート編

2024バラモンキング ランパート編

記事へのたくさんのスキいただきました。  ありがとうございます。












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