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飛べないカラス(32-50)

日曜日の朝、ゆったりとした時間を過ごしています。皆さんはいかがですか?

今回図書館から借りてきた本の中に翻訳された長編小説があるので、残った日本の小説を昨日の午後一気に読んでしまいました。それだけ読ませる面白さがありました。

木内一裕氏の2019年10月に単行本化された作品です。

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俺の幸運は、不幸の始まり…のはずだった。元売れない俳優で、元企業経営者。元犯罪被害者で、元受刑者。納得しようのない罪での服役を終えた加納健太郎への奇妙な依頼は、彼を運命の女へと導いた。規格外のニューヒーロー誕生!笑い、驚き、涙するすべてが詰まった究極の娯楽作!(「BOOKデータベースより)

私にとって初読みの作家さん、主人公が元犯罪被害者で元受刑者という設定に先日読んだ「スワン」が重なり、どうかしらとドキドキしながら読み始めました。

今回登場する人々は主人公はもちろん、彼を取り巻く人が悪は強いけれど、根っからの悪人でないところがホッとできて、苦笑いさせられ仕掛けのある驚き、そして最後は人情に涙するという、シニアの心臓にはとてもいい物語でした。

好印象だったので、この著者の他の作品も読んでみたいなと思っています。

今日のバックミュージックはこちらでした。

読んでいただき、ありがとうございました。懐かしい曲と共にお別れです。今日があなたにとって有意義な1日になりますように。

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