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ドラマ「死の賛美」
note事務局からこんなメッセージをいただき、恐縮しています。
そして昨日Netflixで3話で完結する短いドラマを観ました。
「死の賛美」は、映画、演劇、ミュージカルなど多様なコンテンツを通じて何度も描かれてきたそうですが、本作の魅力は朝鮮初のソプラノ歌手ユン・シムドク（シン・ヘソン）と彼の恋人であり天才劇作家のキム・ウジン（イ・ジョンソク）が愛に陷ったのは文と劇を通じての事であり、その後にふたりの愛がずっと続いてきたのもふたりが取り交わした文を通じてというエピソードを丁寧に描いていることです。
そして朝鮮が日本に統治された暗鬱な時代、国を失った痛みと悲しみを文と劇に溶け込ませた天才劇作家キム・ウジンの作品も登場するので、本国の人はもちろんでしょうが、私も期待して観ました。
作中にキム・ウジンが有島武郎の作品を読む場面があり、シンドクとウジンが彼の心中に関心を寄せていたことも触れていて、悲しい歴史さえなければ文化人たちの交流がもっと活発だったであろうと想像し、寂しかったです。
作品情報（HP WOW KORIAより）
原題： 사의찬미
原題訳： 死の賛美
出演： イ・ジョンソク、シン・ヘソン、キム・ミョンス、パク・ソンイム
放送： SBS 2018年11月27日～2018年12月4日
あらすじ：朝鮮初のソプラノ歌手ユン・シムドクと恋人であり天才劇作家のキム・ウジンの悲劇的な恋を描いた作品。俳優イ・ジョンソクがノーギャラで出演したことでも話題に。
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