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店長がバカすぎて(18-50)

昨日本屋大賞候補作になっている、「イノセント・デイズ」の早見和真氏の作品を読み終えました。

本屋大賞が書店員の方の投票で決定する賞だけに、書店員を主人公しているのでかなり有利かなと思いつつ読みました。

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「幸せになりたいから働いているんだ」
谷原京子、28歳。独身。とにかく本が好き。現在、〈武蔵野書店〉吉祥寺本店の契約社員。
山本猛(たける)という名前ばかり勇ましい、「非」敏腕店長の元、文芸書の担当として、次から次へとトラブルに遭いながらも、日々忙しく働いている。あこがれの先輩書店員小柳真理さんの存在が心の支えだ。そんなある日、小柳さんに、店を辞めることになったと言われ……。(Amazon内容紹介より)

第一印象は題名にインパクトがあって、内容と上手くリンクしていること。きっと書店員さんならあるあると頷きつつ読める作品だろうと想像します。

私は幼い頃から学校の図書館が好きでしたが、従姉妹が結婚するまで本屋に勤務していたこともあって、自分も本屋に通っていました(立ち読み専門)

本好きな私でしたが、従姉妹から本屋の苦労も聞いていたので、本に携わる仕事を考えたことがありませんでしたが、この作品を読んでも苦労は昔とあまり変わらないなと感じました。

帯に「ラストに驚愕のサプライズ!!」とありますが、最終話に行くまでに書店員さんのみならず、本好きならこのラストに気づく方は多いと思います。

お仕事系の物語として、フラストレーションが溜まっている方におすすめの作品かな。

本屋大賞発表まで後一月余り、私として候補作未読は1作品となりました。読めるでしょうか?読めるといいな。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。感染を防ぐため実家から足が遠ざかっていますが、さすがに1週間顔をみていないので、これから見に行こうと思います。皆さんもお気をつけてお過ごしください。



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