Netflix韓国ドラマ「その年、私たちは」

Netflixの気に入った物語が終わり、一旦休止しようと考えていました。ですが、2月に入ってアカデミー賞ノミネート作品の鑑賞をしていたら、多くのドラマが配信開始となり、またまた観続けることになりそうな私。

そんな私が最近観たドラマで、意外にもハマったのが韓国ドラマ「その年、私たちは」でした。

高校時代に撮影したドキュメンタリーが人気を集めたことで、デレクターとなった高校時代の同級生によって10年ぶりにカメラの前に立った元恋人同士の2人。もう二度と会いたくないと思っていたはずだった２人の心の移ろいと、彼らを取り巻く人々をも丁寧に描いた物語。

ドラマ「梨泰院クラス」のヒロイン・イソ役で有名になったキム・ダミと、映画「パラサイト」など数々のヒット映画・ドラマにも出演しているチェ・ウシクが高校時代学年１位クク・ヨンス役と学年最下位チェ・ウン役の主役２人を演じているのですが、共演3回目だそうでとても息も合っています。観ている私はとても可愛くて初々しくて、心が清々しくなる気がしました。

さらにこのドラマの韓国公式サイトに

ドキュメンタリーは平凡な人誰でも主人公になれる。平凡な人たちの日常も記録すると物語になる。

こう書かれていて、そう思って再度見て観たところ深いものを感じます。

後半にはキム・ソンチョル演じるウンの親友のTVデレクターキム・ジウンが今まで撮影する側であったのが、余命僅かの母親と自分を撮影されるという物語もあり、人生には越えなければならない大きな波がいくつか来るものだと改めて感じさせてくれました。

派手さのないドラマで、Web漫画の実写化に当初から視聴率は低かったようです。けれど放映後の評価が上がってきているようで、最近ネットでもこのドラマを話題にされている方も多いです。

こんなシニアの私を感動させてくれる韓国ドラマがあるので、今後のドラマも期待したいです。

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