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獅子文六「コーヒーと恋愛」

昨日はKindle本を1冊読み終えました。

読んだ本の紹介

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この本を読んだ理由

選書サービス「5冊だけの本屋@5satsudake」さんがWeb上で月1度開催しておられる読書会「ブッククラブ紅茶はアールグレイで@bookclubbookandearlgrey」の課題本でした。

あらすじ

まだテレビが新しかった頃、お茶の間の人気女優 坂井モエ子43歳はコーヒーを淹れさせればピカイチ。そのコーヒーが縁で演劇に情熱を注ぐベンちゃんと仲睦まじい生活が続くはずが、突然“生活革命”を宣言し若い女優の元へ去ってしまう。悲嘆に暮れるモエ子はコーヒー愛好家の友人に相談…ドタバタ劇が始まる。人間味溢れる人々が織りなす軽妙な恋愛ユーモア小説。

Amazon内容紹介

感想

本作は1962年から1963年にかけて読売新聞に連載された「可否道」という題名で連載さたものを単行本化、のちに「コーヒーと恋愛」と改題されて、各社が発行されてきたものです。
今回筑摩書房が文庫化したものを読みましたが、1960年代連載小説らしく、昭和という時代が色濃く出た作品ですが、物語そのものは著者の人間観察とコーヒーを愛している気持ちがコミカルで、最後まで心地よかったです。
最近メディアのあちこちで昭和を懐かしむ風潮があるように感じます。特に若い女性たちが多いように思いますが、こと恋愛に関しては時代は関係ないですよね。

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