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人間と妖の共存、江戸人情が加味した名作

皆さん、寒いですね。こちら平地にも雪が積もっています。気温が上がらないのでもう少し積もると思います。こうなるとどこにも出たくありません。まさに読書日和ですね(笑)

いよいよしゃばけシリーズを手に取り、昨夜第1弾「しゃばけ」を読み終えました。

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江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う…。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。 (「BOOK」データベースより)

畠中恵さんのファンだけでなく、日本のファンタジーノベルを好きな方なら、読んでおられるであろう名作です。

私はなぜこの面白い世界に踏み入れなかったのかと不思議に思うほど、読み始めたらもうその魅力にハマりました。

人間と妖が協力して、謎解きをするという設定も面白いですが、その謎解き事件にも深い意味があり、涙するほどでした。
さらに物語の時代は江戸時代。多くの人情作品が生まれた世界です。その点もこれから先ますます楽しみです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
寒さ厳しい季節柄、ご自愛ください。

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