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人生100年時代の戦略とは(2-50)

今ではほとんど気にならなくなったのですが、今日は結婚記念日。いつものように1日を過ごし、その中で読み終えたのがこの著書です。

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誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。
みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という3つのステージを生きた時代は終わった。では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。その一つの答えが本書にある。100歳時代の戦略的人生設計書。(Amazon内容紹介より)

目次をあげてみます。

日本語版への序文
序 章 100年ライフ
第1章 長い生涯――長寿という贈り物
第2章 過去の資金計画――教育・仕事・引退モデルの崩壊
第3章 雇用の未来――機械化・AI後の働き方
第4章 見えない「資産」――お金に換算できないもの
第5章 新しいシナリオ――可能性を広げる
第6章 新しいステージ――選択肢の多様化
第7章 新しいお金の考え方――必要な資金をどう得るか
第8章 新しい時間の使い方――自分のリ・クリエーションへ
第9章 未来の人間関係――私生活はこう変わる
終 章 変革への課題

私はこの著書をフォローさせていただいているアワノミツヒロ(元カタツムリ)さんに教えていただきました。

既に私たち夫婦は仕事引退の年齢を過ぎていますが、人生100年とするともうしばらくあります。残念なことに、この著書のターゲットは私の愚息たちではないかと思いました。本書の終章「変革への課題」を読み終わって特に感じたのです。

けれどそんな中でも以下の部分で、自分なりにですが、背中を押してもらった気がしました。

平均寿命の上昇はしばしば「高齢化」と表現され、老いて生きる期間が長くなるという側面に注目が集まることが多い。しかし実際には、若々しく生きる期間が長くなる可能性が高いように思える。(中略)さまざまな世代が一緒に行動し、混ざり合いやすくなれば、年齢に関する固定観念のいくつかは消えていく。っそれにより、誰もが若者の柔軟性と好奇心、そして高齢者の知識と洞察力の両方を得られるようになる。p 225〜p227
自己観察を続ければ、有限な時間が減り続けていくという見方をするのでなく、時間について前向きに考え、人生を満喫できるようになる。p230
生涯を通しての幸福を生む最大の源は、煎じ詰めれば、無形の財産、つまり家族や友人との関係、それに好奇心や情熱なのだと肝に銘じておこう。p289

私が30代40代にこの著書に巡り合っていたなら、もっと幅広く刺激もうけ、感想も違ったと思います。シニア世代の私の感想はこれくらいでしかないとお笑いください。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。週も後半に入りましたね。少しづつ読書の勘も取り戻してきた(?)でしょうか(笑)


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