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海外一人旅は孤独だが癖になる。ビビりながらも、一人旅に出る理由。 

海外一人旅デビューは大学2年の春休み


一人旅をするつもりで一人旅デビューを果たした訳ではなく、予想外の出来事により、泣く泣く一人旅をすることに😭

結論、私がビビりながらも一人旅をする理由は3つ。

①直感力を磨く
②自分を知る
③視野を広げる


1人旅のはじまり

友達を訪ねてタイに滞在していた私。
タイで友達と別れ、カンボジアで日本から来る
友達と合流し、アンコールワットを巡る予定だった。

しかし、カンボジアへ行く直前、すでに日本を出国しているはずの友達から「体調不良により出国できなかった、まだ日本にいる」と予想外の連絡が、、、。

私はポケットwifiを持たず、インターネット環境なしの状態で旅していた。今思えばハードル高すぎ😅そのため常に友達と連絡がとれず、友達は体調復活したら遅れて来てくれるだろうと信じて予約してあったカンボジア行きの飛行機に乗って、アンコールワットのあるシェムリアップへ。


①直感力を磨く

空港に着いたのはいいものの、宿の予約は友達がしてくれてあったので、今夜の宿すら分からない状態で一人旅スタート。「どうにかなるさ」と自分に言い聞かせて強気でいるよう頑張っていましたが、正直すごくビビっていたと思います。

空港を出ると沢山のトゥクトゥクの運転手さんたちが、どこまで行くの?と声を掛けくる。一人で不安だったこともあり、みーんな怪しい人に見える。ぼったくられないか、変なところに誘拐されないか、と余計なことばかり考えてしまい、余計不安になる負のループ。


自分の直感を信じてみる

直感でこの人だったらいい人そうだなと思う、トゥクトゥクの運転手さんを見つけ、宿泊先まで連れて行ってもらうことにしました。旅先では、他にも自分で決めることがたくさん。どのレストランに入るか、何を注文するか、誰に道を聞くか、などなど。でも、どこのお店がいいのか、何を注文したら美味しい料理を食べられるか、どのひとだったらヤバそうじゃないか、知らない土地では判断基準がよく分からないですよね。

そんな時には、直感を信じて物事を決めちゃいます。
直感は自分の過去の経験から無意識的にたどり着いた、
判断の結果だと思っているので、直感力を鍛えるには、
いろいろな経験値が必要だと思います。そういった意味でも、旅先での経験は直感力を磨くためにとても重要だと思っています。

この人なら信頼できそうと直感でお願いした
トゥクトゥクの運転手さん。

直感を信じて大正解🙆‍♀️とても親切で信頼できる運転手さんでした。アンコールワット周辺の寺院や、シェムリアップ周辺の観光スポットに連れて行ってもらいました。怪しい人かもと疑ってごめんね運転手さん😅


人生初のドミトリー泊

友達から宿泊先情報をゲットし、空港からトゥクトゥクに乗って市街地へ🛺
この旅では「Lub d Cambodia Siem Reap」というホステルに泊まり、人生ではじめてドミトリータイプの部屋を利用しました。

ドミトリー(dormitory)とは、相部屋の部屋タイプのこと。通常バス・トイレは共同で、2段ベッド等を使用し複数のゲストが相部屋で滞在。宿泊費が安く他の旅行者と交流する事ができる。

宿泊者はプールや、カフェ、バーを利用できる
泊まったのはこんなお部屋

②自分を知る

宿泊先に着いた安心感 襲ってくる孤独感

部屋に着いたら安心したのもあり、ふと、見知らぬ土地にひとりぼっちの現実に「私が事故にあっても、誘拐されて殺されても、日本の家族は気づかないし、1週間後ぐらいに分かるんだろうな」なんて良くないことを考えてしまい孤独感に襲われました。

私は高校生の頃に留学をした事があるのですが、その時は困ったら助けてくれるホストファミリーがいる中で感じる、寂しさや、孤独感でした。今回1人旅で感じた孤独感は、それよりもっと大きく、「あ。これが本当の孤独というものか」なんて思ってしまいました。

楽しいはずの海外旅行 止まらない涙

恥ずかしながら最初の2日間くらいは観光中もずっと涙をこらえていました。いや、普通に泣いてたかも😅涙の理由は、家族や友達に会いたくてしょうがなかったからです笑 今思い返すと本当に笑えます。アンコールワットを観光していると周りには家族や友達など団体客がたくさんいます。会話しながら楽しそうにしているのが、すっごく羨ましくて、私には話し相手もおらず、孤独感で涙が溢れてきて情緒不安定になっていました。

自分の意外な一面

私は基本的に一人行動が全然平気というか、むしろ気楽で好きなだと思っていました。でも、カンボジア滞在中は一人でレストランで食事をするのが本当に地獄でした。この1人旅を通して「私は意外とすごく寂しがり屋で、その日の出来事や感じた事などを誰かと話さないと、安定した精神でいられないんだ」と新たな自分の一面を、良くも悪くも知ることになりました。

このように、非日常の世界に身を置く旅は、思いがけない自分の新たな一面を発見することが出来ます!私は、自分で自分のご機嫌を取れるようになりたいので、普段気づかない自分を知れることは1人旅の魅力だと思います。


③視野を広げる

孤独で死にそうなら、勇気を出して友達を作るしかない

一人が寂しくて、私は同じ宿泊先いるバックパッカーらしき人たちに声を掛けてみる作戦に。

なんて話掛けようとドキドキしましたが、とりあえず
笑顔で「Hi!」と言ってみる。すると、「どこから来たの?」「今日の何するの?」「pub street 行く予定だけど一緒に行く?」と思ったより簡単に会話が進んで、シェムリアップ市街地を一緒に観光することに!

私はそのとき思いました、殻にこもってないで、もっと早く勇気を出して話しかければ良かったじゃんと!1人で寂しくて、孤独で泣いていた時間はなんだったんだよーと笑 

そんな働き方、生き方あるの?

イギリスから来たという一緒に観光してしてくれた人は、半年かけて気ままに旅行してるんだとか。3人のバックパッカーとPub Streetで、揚げコオロギを食べたり、歩き疲れた後はフットマッサージに行ったりと、とても仲良くしてもらいました。

話を聞くと、小学校の先生だったり、鉄道関連の会社に勤めていたり、看護師さんだったり、3人とも職業もライフスタイルもそれぞれ全く違う。私がびっくりしたのは、安定した職に就きながら、気ままに旅できるほどの休暇がとれること!

大学生だった私は、就職したら自由な時間がなくなり、自分の好きなようには生きられないんだろうなと、働くことに対してマイナスな印象を持っていました。旅先で自分のやりたいことを叶えながら、安定した仕事に就き、いきいきと自分の人生を生きている旅人たちと出会ったことで、働くことに対して前向き考えられるようになりました。

日本から飛び出してみると、今まで「あたりまえ」だと思っていた、社会的にこうあるべきという姿や、価値観は、全然「あたりまえではない」という事に気づかされます。このように、(これは1人旅に限らないかもですが、) 旅をするたび、自分の中の「あたりまえ」が見事に覆され、そのたびに視野が広がっていく感覚があります。「日本の常識は世界の非常識」という言葉を聞いたことありますが、本当にその通りだと思っていて、その事実を実体験をもとに知っているだけで、日本での生活が窮屈になった時に結構救われます!

1人旅の良いところは他にもまだまだ沢山あるのですが、キリがなくなってしまうので、私が思う「1人旅は孤独だが、旅に出る理由」は ①直感力を磨く ②自分を知る ③視野を広げる の3点でした! 


最後に

正直、私はキレイな景色や美味しい料理を共有できる相棒と、共に旅するのが1番楽しいと思っています。でも、1人旅だからこそ経験できる事があり、自分の成長を感じることができるので、孤独なのは分かっていてもまた1人旅に出たくなってしまうのです。

1人旅を経験したことのある方が思う「一人旅のいいところ」とても気になります!孤独を感じず旅するアドバイスがあったら是非教えて下さいね🛫

これから1人旅に挑戦してみようかなと思っている方、是非挑戦してみることをオススメします!意外となんとかなるもんです!泣きながらアンコールワットをうろついていた私が言うのもなんですが😂

現在、私は再びビビりながら、2週間ほどのバリ島一人旅を計画中です!次の1人旅では孤独に打ち勝つことができるのでしょうか。自分への挑戦状です!

長くなりましたが、ここまで読んでくれてありがとうございます😊どなたかのお役に立てたらとても嬉しいです!よい一日をお過ごしください♪


旅の記録

朝焼けとアンコールワット
泥から咲く花 蓮
巡礼する僧侶
東洋のモナリザ

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