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社員シェアは双方にメリットがある、今後どうなる雇用制度!

昨年から耳にするようになった、社員シェア。

「やっと働けた」 JAL客室乗務員、地上に見つけた職場:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK227Q00S1A220C2000000/

在籍型出向と言うようです

従来の雇用契約のある会社を通して、会社が出向先と出向契約を企業間で締結し、働くという仕組みになっているようです。
・従業員の雇用契約は従来の会社
・出向先が出向元に給与負担金を払う
・従業員は従来の会社からのみ給与を受け取る

働く場所(会社)が勤務日で変わる。

小売店等のシフトに少し似ているようにも感じます。ただ行く先が同じ会社ではないということですね。

「〇曜日の△店舗の人員が足りないので、この日は△店舗に行って下さい」等・・。

雇用契約は1つなので、労災等に見舞われた場合も、従来の会社のみで分かりやすいです。

1つの会社だけではなく、他の会社を知ることは、視野が広がる!
私は20代で業界・業種を変え、転職をしました。

振り返ると、とても良い経験だと感じています。

それまでは、「新入社員から入った会社の狭い世界観≒働く社会」、だと思っていました。

ある会社では常識的なことも、他の会社では非常識ということもありますものね。

私の場合は転職後に営業職になり、様々な会社さんと日常的に接し、世界は一気に広がりました。

需要が回復すれば呼び戻す

とのことですが、「需要の有無に関わらず、多くの企業で導入できれば良いのにな」、と思ってしまいました。

これまででは考えられなかった社員シェア(出向という形式はありましたが)、正社員でありながら、他の会社のルールや仕組み、知識や経験を得られることは、その方にとっても貴重な経験になります。

一方、企業にとってもメリットはあるように思います。

会社から一歩出た社員が社内では経験することのできないスキルを身に着け、他社で得たスキルを会社で生かす場面もありそうです。

同業他社の場合は、自社の秘密保持等の理由で難しい点はありますが、会社としても人材流出にも繋がりかねないので、社員としての雇用関係がありながらは難しいのかもしれません・・。

今後はJOB型雇用?フリーランス(個人事業主)?

日本の雇用のあり方は、雇用契約は強く労働者が守られるように作られてきました。

「社員であれば安心だ!」と、従業員もその安心を武器にしている一面もあります。(勿体ない・・)

https://www.businessinsider.jp/post-215432

数年後、10年後はどのように変わっているのかな?


これを機に、民間企業も公的機関も、「もっと働き方が変わると良いな」と個人的に感じています。

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