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すべての卵を一つのカゴに盛るな

特に大企業の方と仕事をしているとルールからはみ出たことをしないという人を多く見かける。ちょっと気を利かせるだけでできることなのに、ルールだからと言って断る。メーカーなどは生産して売るだけの仕事だから余計なサービスはしないというのはわかるし、例えば行政が少しでもルールを外したことをすると叩かれるし、不公平を生んでしまう。

最近はそういった対応に苛立つことは少なくなったけれども、思うことは、大企業に勤めていても安泰ということではない時代であり、むしろ一つの会社に依存することはリスクと捉えられ、できる限りのサービスをして取引先に対しても自己評価を上げて、いつでも替えがきかせるようにできる心構えをもっていたほうがいいのではということである。

近年は、在宅ワークやフリーランスで独立する人も増え、会社には所属しているが、一個人の成果で評価される時代になってきている。もちろん、会社にいればリスクは小さいと考えられるかもしれないが、昔に比べて、会社に所属して生活が苦しくなるリスクと、独立して生活が苦しくなるリスクの差は小さくなっている。

権限がない従業員の人でも、「お客さんがこのように困っていて、こうすればいい方向に物事が進むので、こうしてあげてもいいでしょうか」と上司に提案して、了承を得て、お客さんを満足させ、高い評価をしてくれるお客さんを増やしていけば、何か会社が不安定になった時に、「うちにこないか」と言ってもらえるかもしれないので、そういったことでもリスクが軽減できるのではないだろうか。

投資の格言で、”すべての卵を一つのカゴに盛るな”とあるように、一つの会社に依存するよりも、いろいろな会社からの評価を上げてリスクを減らしていくという時代になりつつある。

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