見出し画像

最近の株の低下と正しい情報の選別

ここのところ株価が下がってきている。3〜4年前からドルコスト平均法で毎月インデックスファンドに積立をしてきてずっと上がり調子だったが、ここ最近は下がり調子である。

要因としてまず挙げられるのが、アメリカの金利引き上げのアナウンスがされたことである。アメリカの物価上昇が著しく一過性のものでないという見解が有力になってきたため、お金の価値を上げて物の価値を下げようという試みである。金利が上がることによって、お金を借りにくくなるから経済が停滞し、企業の収益が下がると予測され、株価が下がってくるというのが一般的な法則である。

次に上げられるのは、ウクライナ危機である。ロシアがウクライナに侵攻するかもしれないということで世界情勢が不透明になり、そういった時には、安全資産と言われる金やドルまたは日本円などにお金が向いて株が売られることが多い。

株が下がってきているとは言えども、自分としては初めから受身の長期投資で積立てる予定であったから売るつもりは全くない。世界にバランスよく株、債権などのインデックスファンドに積立をしており、世界経済が成長していけば、自ずと利益は増えていき、長期の視点でみると今回の株価低下は一時的だろうし、それらの価値が著しく落ちるとなると、世界の混乱を意味して、どんな資産を持っていても価値は減るからと割り切って長期保有しようと考えているからだ。

最近では、インターネットのメディアの発達のおかげで、投資に関する情報が身近になり、素人の単発の株への投資はリスクが大きく、世間一般にも少しずつパッシブの投資の有効性が知れ渡ってきているように思う。例として、厚切りジェイソンさんの本や中田敦彦さんのYouTube大学などでドルコスト平均法によるインデックスファンドの積立の投資法を紹介したりしている。

しかし、それは自分がそういったものに意識があるからよく目に止まるだけで、実際のところ意識していない人にとっては難しい話に聞こえて実は昔とそれほど変わっていない可能性もある。紙に目標を書き出すと、脳がそれを意識して勝手にその目標に関する情報を集め出し結果的に目標は叶うといったような類のことである。

広告料を稼ぐために、簡単に稼ぐことができるといったような文句であまりおすすめできないような投資法を紹介する番組やメディアもまともな投資法を紹介するのと同じくらい増えていると見受けられる。だから、インターネットが発達したとはいえ、やはりそういった有益な情報に触れるには自分の向上心正しい情報を選別できるための地道な勉強と努力が必要ということではないだろうか。

#インターネット #投資#株価#インデックスファンド#ドルコスト平均法#安全資産
#土曜日 #経済#会計#政治#歴史#Saturday#Economi#Accounting#Politic#History#Culture

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?