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銀行員同士の恋愛・結婚はアリ?ナシ?

婚活市場では無双できる(?)銀行員。収入が安定していて真面目。育ちが良い人も多いイメージです。相手の親が喜ぶ職業TOP5にも入る(はず)。

ところで、そんなみなさんですが、「行内結婚」が多いと思いませんか?

今回は、そんな銀行員同士の恋愛・結婚事情についてみていきます。

銀行員は行内での恋愛・結婚が多い?

結論から言うと、銀行員は他の職業に比べ、行内での恋愛・結婚が多い職業だと言えます。

私の同期は1/2くらいが、銀行内結婚です。

なぜ、銀行員同士の結婚が多いのでしょうか?

銀行員同士が恋愛・結婚しやすい事情

まずは、銀行員同士が恋愛・結婚しやすいポイントを挙げておきます。

・閉鎖的なコミュニティ
・ストレスの多い仕事内容
・土日や夜に行事がある
・頻繁な異動で人がつながりやすい
・共通の話題・知り合いが多い

このように、恋愛の起きやすい状況としては、かなり条件を満たしていそうな気がしますね。

ストレスの多い環境で、仲間意識が芽生えやすく、きっかけイベントが多い、と。

銀行員同士が恋愛・結婚する定番パターン

では、ランキング形式で銀行員同士が恋愛・結婚する定番パターンをみていきます。

第1位 教育係の先輩と後輩

周囲を見渡せば、必ず2,3組見つかるこの組み合わせ。新人で支店研修に行ったときに、優しく教えてくれた2,3歳上の先輩と恋に落ちるケースは多いようです(男女ともに)。

教育係の先輩も、期待してる気がしますね。

研修という短い期間だからこそ、お互いのアラが見えなくていいのかも。

第2位 元々同じ支店だった同僚

同じ職場だったときには、特に何もなく、という言い分が本当かどうかはさておき、元々同じ支店だった同僚と時間をおいて恋愛・結婚をするケースもよく見かけます。

研修だったり、何かの機会で再開して、意気投合。近くにいると見えなかった相手の良いところが見えてくるのかも。

職場の人にバレると面倒だ、というストッパーも外れますしね。

第3位 結婚式で同席して

結婚式に呼ばれるのも、やはり銀行員、ということで、同期が結婚したりすると、そこからしばらく恋愛の連鎖が起こります。

同期の結婚でモチベーションも高まっている上に、共通の知り合いが何人もいることで、安心して恋愛・結婚に進むことが出来るようです。

ダブルデートも出来ますよ。

また、結婚式から2次会という流れのある場合は、披露宴に来ていなかった方とも知り合えるチャンスですね。

2次会の幹事も積極的に引き受けましょう。

次点 同期と同じ支店の人・支店の後輩の同期

次点は、やや積極的に出会いを探していた場合に多いです。

銀行内合コンを組成すると、来るのは幹事の周辺の人たち。幹事からお互いの評判を聞くことができ、スムーズに恋愛に発展しているようです。

銀行員同士の恋愛・結婚のメリットとデメリット

では、実際に銀行員同士で恋愛・結婚する場合のメリットとデメリットをみていきましょう。

▷銀行員同士の恋愛・結婚のメリット

銀行員同士の恋愛・結婚のメリットを挙げてみます。

・お互いの仕事に対する理解がある
・共に安定した収入がある
・休みの日程が合う
・共通の知り合いが多く、フォローしてくれる

いかがでしょうか?安定して、幸せな家庭を築くという観点では、とてもいい環境かもしれないですね。

片方が遠方に異動のときは、配偶者の職場も考慮してもらえたりも。

▷銀行員同士の恋愛・結婚のデメリット

銀行員同士の恋愛・結婚のデメリットを挙げてみます。

昇進などのタイミングで評価が分かってしまう
職場で気遣いしなければならないことが増える
人間関係のしがらみが増える
別れた場合が面倒

いかがでしょうか?順調なときはまだいいですが、恋愛・結婚が上手くいかなくなったときは、それなりのデメリットがありそうです。

また、ただでさえ気遣いの多い職場ですが、配偶者の人間関係なども入ってくるので、より大変になるかもしれませんね。

しがらみと捉えるか、輪が広がると捉えるかによっても違いますが。

▷結婚が決まったら

結婚が決まったら、まずは直属の上司、そのまま支店長、そして朝礼などで支店全体に報告しましょう。

順番を間違えてはいけません。まず直属の上司です。

「〇〇支店の〇〇さんと」という形で報告することになりますので、支店長同士で電話であいさつをすることもあるでしょう。必要に応じて、相手の上司や支店長に一本電話入れるように、などと言われる場合もありますが、そのあたりは上司の指示に従いましょう(上司のタイプによります)。

ですので、「聞いてないよ」とならないよう、2人で同じタイミングで報告するようにしましょう。

ちなみに、女性の場合、「お子さんは?」とほぼ確実に聞かれますので、心の準備だけ。上司としては産休に入るのかどうかを知る事務的な質問なので、回答は「はい、実はいま〇か月で」か「いえ、これからです」などで問題ありません。

次いで、入籍日や結婚式の日取りについても報告します。特に結婚式は、支店長はじめ来賓の予定をおさえておく必要がありますので、決まり次第すぐに報告します。


▷結婚式について

結婚式については、もちろん、どんな形式でやろうと2人の自由です。

ただし、クラシカルなスタイルで、近隣の結婚式場で来賓をしっかり呼んで、という場合はいくつか気を付けたい点があります。

▷来賓の範囲は?

来賓については、あの人も呼びたい、この人も呼びたい、ということがあるでしょう。しかし、行内での結婚で形式ばってやりたいのであれば、特に主賓と同じテーブルの方については基準を設けておくべきです。

結婚が決まった時点で同じ課に所属していた方、というのが一般的でしょうか。

来賓選びは、結婚式の段取りの中でも頭を悩ませることかと思います。2人でしっかり話し合ってきめましょう。

▷主賓をお願いする場合

主賓をお願いする場合は、それぞれの職位に気を付けましょう。

例えば、新郎側が支店勤務、新婦側が役員秘書だったとすると、新郎側の支店長より、新婦の上司である秘書室長や役員の方が、職位が上になります。

お互いにそれでも問題ない、と言われるのであればいいのですが、大抵は嫌がります。

こうしたことがあるので、主賓どうするか、ということは直属の上司に相談しながら進めましょう。

▷スピーチ原稿の下書きや座席表の回覧も?

支店長や部長などにスピーチをお願いする場合は、原稿の下書きを求められることがあります。

少なくともトピックは出せと言われると思います。

支店長は普段の行動をつぶさに観察しているわけではなく、印象に残っていることだけを言いがちだったり、聴く側からしても薄いエピソードになりがちですので、ある意味、そうした形で話を入れておいた方がいいかもしれません。

自分で自分のことを褒めるスピーチ原稿を作るのは恥ずかしいものだと思いますので、これも直属の上司に相談しておくといいでしょう。

また、座席表については事前の回覧を求められる場合もあります。特に、親の会社がどこかの支店の取引先だったりする場合などは、取引先の概要などを頭に入れておきたいと思うものです。

上司の中には、席の上下も含めて、細かくチェックしたいタイプの方もいます。参列者について聞かれても、顔ぶれに注文を付けられることはないはずなので、ソツなく答えられるようにしておきましょう。

▷結婚式までの間で異動になったら

結婚式までの間に、自分、またはパートナーが異動になると、主賓や来賓をどうするか、という問題が生じます。ケースバイケースではありますが、異動前の主賓や来賓にそのままお願いすることが多いと感じます。

まだ馴染んでない人たちが来るのもお互いに微妙ですし。

しかし、遠方に来てもらう場合はお車代が必要になるといったことも考えないといけませんので、異動発令があったら結婚式のことについても相談しましょう。


結婚生活や産休・育休について

▷お金について

家計の管理などは2人で話し合えばいいのですが、その前にヘソクリを作っておきましょう。なぜならお互いに端末をたたけば、いつでも相手の給与口座の残高をみれてしまいます。

本当はやっちゃいけませんが。

しかし、それでは息が詰まるもの。あらかじめ、他行の口座にヘソクリを作っておくことを(強く)おすすめします。

証券口座を作って、投資信託などに変えておくのもいいですね。

▷家を買ったら転勤する?

結婚して子どももでき、マイホームを購入したら、すぐに遠隔地に転勤になる、という都市伝説を聞いたことはないでしょうか?

銀行への忠誠心を試すため、とよくわからない理由が…。

それらに因果関係はありませんが、銀行員にとって転勤は避けて通れないもの。転勤になったときどうするかについては、あらかじめ話し合っておきましょう。

2週間くらいしか期間がありませんからね。

▷産休・育休は積極的にとっても大丈夫?

特に育休、2人して休んで給料もらって大丈夫?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、バッチリ取得して問題ありません。むしろ、義務だと思って取得する、くらいの気持ちでいましょう。

渉外であれば、担当先は課内で分担して担当してもらうなどの対応になり、他の課員に負担を強いるかもしれませんが、そうしたことはお互い様です。普段の振る舞い方や、気遣いによるでしょう。

感謝の気持ちを忘れずに。

また、担当先からしても、担当者が2週間休んだからといって、トラブルになることはありません。「重要な案件が進んでいるから…」という方もいらっしゃるかもしれませんが、重要な案件こそ、きっちり見える化して、支店全体で取り組んでいるはずなので、必要に応じて電話などでコミュニケーションを取っておけばいいでしょう。


いかがでしょうか?

今回は、銀行員同士の恋愛・結婚事情についてみてきました。

銀行員同士の結婚は、色々と気を遣わないといけないこともありますが、それを乗り越えて結婚されている方が多いと思いますよ。


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