AIゴルファーのアンサー
なにかと天気予報にたよってしまいます。
それを絶対的なものとして信用しきっています。
ですので雨が降る予定じゃなかったのに雨が降っただなんて言って怒り出したり、不機嫌になったりします。
怒り出したり不機嫌になったりの反対もあって、天気予報の言う通りだったならば仕方ないね、なんて納得のしかたをする場合もあります。なんとも奇妙な納得のしかたです。
天気を予報してくれるのは、天気の専門家です。かれらのいうことを、ぼくは全面的に信用しきっているのです。ぼくが空を見上げて、その雰囲気から、感じた気配から、明日は晴れだとか雨だとか予言するよりは、きっと天気の専門家がその知見によって導き出す答えのほうが精度が高いでしょうから。
でも、専門家の答えである予報が外れるとか、答えになかったことが起こるとかすると、ぼくは怒り出したり、聞いてないよとかいって不機嫌になったりするのです。
梅雨はいつまで? なんてことにも、答えはきっとないのでしょう。いいえ、答えは出すものですから、ないというのは的確でなさそうです。
答えというのは、いつも正しいとは限りません。何かしらの知見によって、答えを出すまでに持ち得た判断材料にしたがって、導き出された仮定でしかないのです。その仮定が的を射る結果となる場合もありますし、予想になかった風が吹いて的を外す場合もあります。
そう、予想にない風が吹くのです。風向きが完全に予見できたとしたら、そのうちAIのゴルファーとかが最強になるかもしれません。人間のゴルファーは、さかだちしても勝てないのです。だからといって、頭を上にして立ってプレイしてもやっぱり勝てません。
よく雨が降りますね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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