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iPadでレッスン教材を作るならこれだけ覚えて!

楽譜にドの音を書くときにこんな風に書いてしまう子いませんか?

真ん中のドを初めに教えると、横の棒もセットで覚えてしまう子どももいるのです。

音符の教え方と文字の教え方

音符の教え方 私のやり方

私も昔は「真ん中のド」から教えていました。

でも今は楽譜でドを教える前にこんなのを見せて歌ったり書いたりしています。

音符のドは教えなくてもドはたくさん歌いますけどね。

音楽は言葉のようなものなので、
音符を教えるのはいっぱい歌った後です。

もちろん、どんどん書きたい子どもさんを止めることはしません。

文字を早くから書きたい子どもさん、いますよね!

うちの4番目がそうでした。

幼稚園の時から、遊びにいく時に辞書を持ち歩いて、
文字を写して書いていました。

小学校に入ったら全くしなくなりましたが・・(笑

真ん中のドから教えない理由

うちの子が文字を毎日写していた時、
字の何を見ていたかというと形!

長男は仮面ライダーが乗っているバイクのちょっとした違いも全て覚えていたし、
電車が大好きな生徒さんは2歳〜3歳でも、何線の電車か一目でわかる!
・・・私が間違うとすごく怒られます(汗

つまり、真ん中のドを教えると、
子どもたちの多くが音符の場所ではなくを覚えてしまうのです。

高さの認識(保存の習得〜ピアジェの発達段階)

保存の習得は3〜4年生!

ここに書かれている音符は全て同じ音ですが、
小学校低学年くらいまでは、これが同じということを理解するのが難しいそうです。

ピアジェの発達理論によれば、
保存性が習得できるのは7~11歳(具体的操作期)です。
★ピアジェの保存について知りたい方は「ピアジェ 発達 量の保存」と検索すると色々出てきますよ。保存は色々あるのですが「量の保存」についてが一番知られていると思います。

低学年で高さの保存が習得できていないのは驚くことではありませんよね。

指導の方法

指導者は当然それを理解しておくべきで
私は保護者の方にもそれをお伝えしています。

私は遊びの中で高さの違いを表現してもらったり、
高さの違いを学ぶアニメーションを見てもらったりしています。

遊びの方法は本当に色々あります。
身体を使っての遊びは子どもたちが何かを習得するときにすごく良い方法です。

が、今回ご紹介するのは子どもたちにみてもらっているアニメーション動画です。

こちらは高さ比べのアニメーション

こちらの動画は大譜表を理解してもらうためのアニメーションです。


他にも音の高さは色や形じゃなく「場所だよ!」ってことを伝えるアニメーションを色々つくています。

ドレミって?①(ノートくんのぼうけん)

ドレミって?②(ノートくんのぼうけん)

ドレミは階段になっていた!(ノートくんのぼうけん)

どっちが たかい かな? かいだんをのぼっておりる(ノートくんのぼうけん)

無料のアプリ2つで動画教材を自作!

アニメーションのほとんどはkeynoteで作って画面収録した後、
iMovieで編集してYouTubeに公開しています。

Codeable CraftsFlipaClipでも作っていますが、
keynoteで作ると断然速い!

やり方さえ覚えてしまえば本当に簡単に作ることができます!

Keynoteで動画教材を作成する方法

keynoteならPowerPointでも良いのでは?
と思われるかもしれません。

もちろん、PowerPointでも同じことができますが、
Keynoteの場合アニメーションを付けるときの自由度がすごく高いのです!

私は作っているのはこんなやり方です。

iPhoneでもできるのでぜひお試しください。

iPadで画面収録する時のちょっとしたコツ

keynoteでアニメーションを作ったら
そのまま画面を録画します。

画面収録(画面録画)スクショの動画版ですが便利ですよね!
私は教材動画を作る時はほとんどiPadで画面録画します!

iPadには楽譜作成アプリや音源作成のアプリなども入っていますが、
その動きを丸ごと動画にしてくれるからです。

画面収録にはアプリの移動や音の出るアプリを撮る場合、
ちょっとしたコツがあります。

覚えてしまえば簡単で、こちらもiPhone でもできますのでぜひお試しください!

iMovieも無料!使い倒そう!

できた動画を生徒さんにそのまま送っても良いのですが、
一度にみんなに見てもらうためには
やはりYouTubeなどで公開した方が良いですよね!

そこで、画面収録した動画を直接YouTubeにアップしても良いのですが、
少し綺麗にしてくれるのがiMovieです!

本当のことをいえば、字幕などを入れるときなど、
iMovieは不便な部分もたくさんあります。

私も、他の動画編集アプリも色々使っています。

でも、keynoteであらかじめアニメーションを作っているなら、
加えるものがほとんどないのですから、
iMovieで十分なのです。

Keynoteのアニメーション動画を編集する場合、
iMovieで私がするのは、言い間違えたところの録り直しと、
タイトル画像入れるくらいです。
その方法はこちら↓

音楽の場合著作権に注意!

今回ご紹介した音符のことなどの動画などの場合は問題ないのですが、
何かの曲の弾き方などを動画公開する場合、
色々注意が必要です。

著作権の問題があるからです。
動画教材を公開する場合、またオンラインレッスンをする場合に、
これだけは知っておきたいという著作権のことを以下で記事にしています。

動画教材を作成するときには
Keynote画面収録この2つを覚えればまずはOK!

ぜひ試してみてください。

楽譜や音源、カードなどその他の教材の作り方もご紹介しています。
詳しくはこちら↓


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1つ目はコードチェンジの方法をカノン進行を使って解説した動画です。
カノン進行全調の楽譜付きです。
(動画に出てくる教材は全て自作しています。)

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