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dimとdim7の違いわかってる?


最近、クラシック曲の楽譜にコードづけしてあるものをよく見かけます。

そこで気になるのが、dimdim7です!

クラシックではdimを減三和音、dim7を減七和音というようですが、
どちらもdim(7を書かない)として書いてあるものが多いように思います。

でも、それって勘違いが起こりやすいと思うのです。

きちんと和声のことを理解していない人は、
7ありと7なしを区別して覚えた方が良いと思います。

dim7とm7(♭5) (ブルクミューラー・せきれい)

私は、3和音の場合はなるべく♭5(フラットファイブ)を使うようにしています。
dimではなくm(♭5)です。



この楽譜はブルクミューラーさんの練習曲の中の
せきれい」という曲の一部です。

ここのF#m(♭5)とF#dim7は両方F#dimと書かれていることがあるのですが、
私はこのように書きます。

もしこの曲がポピュラー曲ならF#m(♭5)はF#m7(♭5)と書くと思います。

その後に出てくるF#dim7と混同するからです。

Ⅰの代わりなのかⅡ7なのか?!

実はF#m7(♭5)はCの代わり、
F#dim7はD7の代わりであって、役割が全く違うのです。

そのことを理解せず、同じdimとして演奏するとどうでしょう?

実際、市販のコード分析してある楽譜に同じような和音記号(役割を示す記号)が書かれているのです。

理論って大変?

ピアノがバリバリ弾ける方でも、和声は苦手という方は多いです。

でも、和声を学ぶのは受験のためではありません!
その曲をその曲らしく弾くためなのです。

私はブルクミューラーやショパン、ベートーベンの曲などのコード分析を
生徒さんの課題にしています。

ポピュラーを弾きたい生徒さんにもです!

最近のポップスは分析がちょっと難しいので、
最初に取りかかるのはクラシックが良いようです。

理論を知って、ぜひ音楽的な演奏を!

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これを知ってるとコードでピアノを弾く時すごく便利ですよ!


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