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社会科学

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2021年6月の記事一覧

『量子コンピュータ 超並列計算のからくり』 (ブルーバックス)。竹内繁樹著。2005

なんか古い本の方が基本原理などの説明が丁寧な気がする。ただ、この本はあくまで文庫なので、詳細は割愛されていることが多い。

◆目次

第1章 量子計算でできること
第2章 「量子」とはなにか
第3章 量子の不思議
第4章 「量子」を使った計算機
第5章 量子アルゴリズム
第6章 実現にむけた挑戦
第7章 量子コンピュータの周辺に広がる世界と量子暗号

バカに付ける薬:日本で女性の権利を拡大させる(おそらく)必要にして十分な条件

ええと、個人的に人に話したことはあるのですが、公にしてなかった話を1つ。女性の権利が良く話題になりますが、肝心の女性自身がバカだらけなので、女性がいつまでたっても公平な扱いを受けません。問題なのは、バカは自分がバカだと気付けない所にあります。だから、いつまでたってもバカはバカで、一生バカで、バカとして生まれ、バカとして育てられ、そしてバカとして死んでいく。

それを何とかするのが教育の役目のはずな

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『量子コンピュータが変える未来』 寺部 雅能 著、大関 真之 著。2019

具体例が多いのは良いのだが、多くは組合せ最適化問題の様に既に語られている問題の応用か、見当違いの未来予想。あまり価値はないと思う。

◆目次

Part 1 量子コンピュータとは
Chapter 1 量子コンピュータはもう目の前に!?

・1.1 量子コンピュータが社会課題を解決する

・1.2 量子コンピュータは夢じゃない

・1.3 突如販売開始された量子コンピュータ

・1.4 量子コンピュ

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『幸福度をはかる経済学』ブルーノ・S・フライ著

大体よく知られたことのまとめ。まとめとしては良いかもしれない。

◆目次

第1部 幸福度研究の主要な成果
〇1章 幸福度研究とはなにか

●1.1 なぜ幸福を研究するのか

・幸福の決定要因を特定化する

・幸福の性質を理解する

「社会的生産関数理論では、人間が最大化しようとする2つの最終手段(身体的幸福、社会的幸福)と、その目標を達成するための5つの手段的目標(刺激、快適さ、社会的地位、行動

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