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ドローン散布(カメムシ防除) 【磐梯町 永山】

永山です。8月、稲の品質に悪影響を与えるカメムシの防除作業が始まりました。稲の出穂期に合わせて散布する必要があり、タイミングとスピードが大事な作業となります。

3月に農業用ドローンのオペレーターに資格は取得しましたが、資格取得の研修だけでは実際現場ではどんな手順でどんな感じで作業が進んでいくのか?イメージがつかなかったため、会津若松市の山本商事㈱様にお願いして実地研修ということで立ち会わせていただきました。

散布当日は朝5時に山本商事様集合で、準備にも立会い喜多方の圃場へ向かいました。オペレーターの方は郡山市から来ていたのですが、やっぱり場数が違いますね。散布する圃場を見てすぐ、散布ルートのシミュレーションが頭の中で完成するんですね。無駄な動きが全くありませんでした。でもやっぱり1人でやるのは大変です。操縦する方とは別に、田んぼの向こう側でドローンの動きや障害物を確認するナビゲーターを配置し、その他薬剤を作ったりバッテリーを充電したりと段取りをする人を含めて3人1組がベストだと思いました。

出穂してすぐのあたりが散布適期のようです
この薬剤を8倍希釈してドローンで散布します
慣れたオペレーターはとにかく動きにも操作にも無駄がありませんでした

カメムシ防除はヘリコプターやドローンが主流になってきてますが、まだ自力で行っている農家さんも多いと思います。今の夏は昔とは違います。暑い中、背中に重いタンクを背負って足場の悪い田んぼに入って散布するのは、正直時間も掛かるし、危険な労働だと思います。今回は5haの水田に散布しましたが、2時間程で散布を終えました。農家さんのそういった負担を減らして、磐梯町における持続可能な農業の実現に少しでも貢献したいと農業用ドローンの購入に向けて今動いているところです。
今後進展ありましたらご報告させていただきます。

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