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【山と生きる未来を考える】

協力隊2年目の細井です。
主な業務は鳥獣害対策ですが、農業をやったり(最近はこっちの方が多い)、イベント出店して皮革製品の販売やワークショップをしたりといろいろしています。

上のnoteアカウントでは、私の視点からではありますが【山と生きる】ことについての様々な側面や、日々の活動について書き始めました。これからも随時更新していくので、ぜひ読んでいただければと思います。

最近は野生動物による農作物などの被害が全国的に深刻なため、狩猟=鳥獣害対策といった文脈で語られることが多いですが、本来、狩猟は各地で脈々と続いてきた伝統文化としての側面があります。そんな昔から続いてきた狩猟を行っている年配の猟師は、とにかく自然の中から食べられるものなどを採ってくるのが好きな人たちが多く、一年中何かしらを探したり採ったりしています。
私自身もそんな生活に面白さを感じているので、一年を通して食べられるものを自然から頂いています。現在は猟期も終わり、山菜のピークも落ち着いたので、そろそろ魚を釣る(獲る)ためのギアのメンテナンスを始めなきゃいけませんし、なんだかんだ忙しいです。

農作物被害や自然生態系への影響など、あらゆる問題をあげつらって野生動物を目の敵にしてしまいがちな現代ですが、山の中で、ときに獲物、ときに山菜や木の実を奪いあるライバルとして彼らと関われるということは、私にとってとても心地よく、幸せなことだと感じます。
黙々と環境の変化を受け入れ、したたかに生きる野生動物を見習って、これからも自然と関わる暮らしを続けていきたいなと思います。

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