小学生のとき、新しい私の担任が 兄の担任をしてた先生と同じ先生になった。 兄のことがお気に入りだったから私のことも 最初は可愛がってくれた。 けど、人の目ばかり気にしたり、 自分から行動するのが苦手なタイプの私は 「なんでいつまでも殻を破らないんだよ」と 胸ぐらを掴んで怒鳴られる毎日になっていった。 私は日に日に自分に自信がなくなって、 無意識に兄と自分を比べるようになった。 兄とは正反対でなんでも気にしてしまう タイプの私を私自身否定して、 人とコミュニケーションを
部活終わり 見上げた夜空 星の綺麗さ 雨が降った日 早朝 ホームの喧騒 何気ない日常 永遠と錯覚 溜まる不満も君の笑顔で消える 何となくさぼった 憂鬱な部活 そんな日があっても 良いと笑い合った 夕方 放置された ギターを触る 才能の無さに漠然と笑う 初めてのバイト代 好きなバンドのCD 聞いてるときだけは 無敵だと思えた 先が見えないこの生活から ただ抜け出したくて 足が向かう先は ライブハウスだけだった "不要不急の外出は控えて" どこからが不要不急なのか 若
私は、人とコミュニケーションをとるのが苦手です。 いつからそうなってしまったのか、 どうしてそうなったのか、 なにかを境に、という訳ではありません。 けど、ひとつ言えるのは 大人に裏切られたことです。 わたしは小さい頃、すぐ人を信用する子どもで、 当時の小学校の担任の先生が大好きでした。 けど、その先生は、兄の担任もしていて、 兄のことをとても気に入っていた先生でした。 前に出て委員長や生徒会長をやるタイプの兄と 大人しくて人前に出るのが苦手で控えめな性格の私と、
バンドってね、ほんとに凄いんです。 "凄い"って言葉はなんだか幼稚というか大雑把で あまり使いたくないんだけど、でもほんとに、 バンドって"凄い"んです。 バンドやりたいな、何かを伝えたいな届けたいな、 って思っても、実際に行動に移せる人って なかなかいないと思うんです。 だって、上手くいく保証がないから。 バンド始めて売れなくて解散なんてざらだし、 今バンド始めたら絶対デビューできます! なんて上手い話、絶対にありません。 じゃあなんでバンド始めるのか、って、 自
2021年11月28日、高校二年生の冬 私は人生で初めてのライブに行きました。 Saucy Dog ワンマンライブ全国ドッグラン "今度こそ、はじめてのホールツアー!" セミファイナルの東京エレクトロンホール宮城でした リュクソがきっかけで邦ロックの沼に落ちた私は、 高校生活を邦ロックと共に歩んでいました。 どんなときも、邦ロックは私を支えてくれて、 頑張れよ!って背中を押してくれる、というよりは 大丈夫だよ、頑張ってるよ、そのままでいいよ、って 一緒に寄り添って
はじめまして、こんにちは 私はただバンドが好きな高校2年生女です。 長い長い人生の中でたった3年間しかない高校生活 今の私を形成してるものってなんだろう、 そう考えたときにパッと思い浮かんだのが "バンド"でした。 中学生のときから邦ロックが好きで、けど このバンドが好き!とかはなくて、色んなバンドを たくさん聴いてました。 高校に入ってすぐ、コロナ禍で 学校が休校、分散登校になりました。 そんなときに家で音楽を聞き漁って。 どタイプなバンドを見つけてしまったんです