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ADHDの仕組み超簡単解説(全文無料)

ADHDという言葉が広がってきました。子どもがそうかもしれないと困っている保護者や自分がそうだと思う大人の方もいると思います。
今回はとにかく簡単にADHDはどういう仕組みなのかを画像を使って解説します。
全文無料で読めますので、良かったら読んでいってください

ADHDというのは、多動性(落ち着かない)・不注意(集中できない)・衝動性(突発的な行動)の三つの症状からなる発達障害です。

ADHDがどうしてなるのかと調べてみると、まだ確かなことはわかっていないとよく書いてあります。

ですが、ざっくりと今のところこういう原因だと思われているということがわかると、対応もしやすいかと思います。

では、簡単に行きましょう。
ADHDの原因それは、

とにかく脳からの指示が強い

ということです。

すごく雑な説明をしました。ここから詳しくいきたいと思います、

例えば、友達とお話している時にちょうちょが飛んできました。気になりますね。

それに対して興味があれば、口に出して「あっ蝶々だ」と言いたいですし、今すぐ駆け出して見に行きたいところです。
でも友達と話しているので、【言う】や【行く】にしても断りが必要ですよね。それを無視してしまうほど、この「行きたい」「言いたい」という指示がめちゃくちゃ強くて待てない状態がADHDです。

こうした止めることができない。よく言えば気の赴くままに行動することは、小さい子どもでは普通なのですが、年齢に比べてコントロールが苦手だとADHDと診断されたりします。

ちなみに不注意優勢型だと頭の中で、多動性・衝動性が優勢だと体が動きます。ざっくりいうとこんなイメージです。


じゃあなぜ脳からの指示が強くなっちゃうの?というと確かなことはわかっていませんが、いまのところ頭の中の落ち着かせる指示を伝える物質がうまく機能していないからだと言われています


頭の中で色んな指示が出されますが、その指示はニューロンを通って伝えられます。ニューロンとニューロンの間には隙間があり、その隙間を埋めるように情報を伝える物質があるのですが、それがどうもうまく伝わってないのが原因と言われています。

この伝える物質を神経伝達物質といって、一つのニューロンでは同じ種類の神経伝達物質しか作られません。
なので集中させるような指示の神経伝達物質がうまく伝わらないと集中できないわけです。

ADHDでは特に、
ドーパミン:快楽、達成感、理性や意識、思考にも関係する物質
ノルアドレナリン:やる気や集中力に関係する物質

という神経伝達物質がうまく伝わらないことで起こると考えられています。

実際にADHDの薬はドーパミンやノルアドレナリンが伝わるように、働きを強めたり、受け取る方を強めたりする薬が使われています。

動きを止めて、集中したり考えたりする働きの指示が弱いので、気の赴くままの指示が通り過ぎてしまうのですね。

では、まとめです。

まとめ

つまりADHDというのは、場面を考えずに「しゃべろうとする」「動こうとする」みたいなのを止めている役割がうまく機能していないということです。

具体的には集中や理性の指示を伝えるノルアドレナリンやドーパミンがうまく伝わっていないようです。
これだと本人も周りも困ってしまうので、薬や療育による支援が必要と言われています。

なんとなくイメージできましたでしょうか。
もしわからない方がいましたら、X(元Twitter)【@banbikidstime】の方へご連絡ください。


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