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【院留学までの道のり①】You don't need a "legit" reason

7月ももう半ばで、梅雨が明けようとしていますね☔️🌤

今日は大学院留学のきっかけとなった出来事の1つ、ミャンマーでのボランテイア経験について共有できればと思います。

1. 大学1年の夏休み

高校生までは夏休みもほぼ部活か勉強をしてきた私にとって、大学生の夏休みは本当に自由で始まる前から何をしようかワクワクしていました。

サークルの夏合宿、大学から離れ離れになった高校時代の親友との再会、新しくできた大学時代の友人と旅行、、、どれも楽しみだったけれど、何か今までにやったことのないことに挑戦してみたい。

そう思っていた矢先、学内で全国のNPO、NGOの説明会が開催されることを知りました。

その当時は開発途上国と言われる国々でどのような問題があり、NPOやNGOの方々が実際にそれに対してどのような活動をされているのかをあまり理解できていませんでした。

ただ、昔から漠然と、「国際的に活躍したい」「英語を使った仕事がしたい」と考えていたため、(今思うと抽象過ぎますがw)早速説明会に参加したところ、国外で農業と教育の支援をしているNPO法人に出会いました。

そして、この団体との出会いが、私の留学や就職にも影響を及ぼすことになります。


2. 国際ボランティア?スタディツアー?何ができるんだろう?

そのNPOはミャンマーの農業と教育分野で現地の方と協働されている団体で、特に若者の就職支援や教育支援に力を入れていました。

そして、夏休みの2週間を利用し、スタディーツアーを開催されるとのことでした。

内容としては、大学生がミャンマーに行き、持続可能な農法を共に学んだり、小学校で日本語を教えたりアクティビティを行ったりするというもの。

当時はミャンマーの公用語であるビルマ語は疎か、英語も大して話せなかったため、果たして自分に何ができるのだろうと思いながらも、せっかくの夏休み、ミャンマー行っちゃおう〜〜くらいの軽いノリで渡航を決意しました

母は初めこそ「えー大丈夫ー?」と言っていましたが、NPO主催のスタディーツアーであること、予防接種をきちんと受け、自分で全て手配することを伝えると、割とあっさり承諾してくれました。

海外=危ないという思考停止状態になられる方もいると思います。私の家族も最初はそんな感じだった気がします。
これについてはまた別の記事で語りたいと思いますが、物事において自分で体感し、考えを持つことは大切です。一般的にこうだからとか、科学者がこう言っているから等全てを鵜呑みにして視野狭窄に陥るのは避けたいですね。

3. 実際にミャンマーに行ってみて

「えー!!!道路に牛が歩いてる!!!」
「さっきからずっとクラクション鳴らされるんだけど!!!全然近づいてもいないのに!!」

これまで海外に行ったことのなかった親友と私。
着いた瞬間のむわっとした蒸し暑さや、日本と全く異なる交通事情に終始叫びっぱなしでした。

ミャンマーの季節は雨季と乾季にわかれます。私が行ったのは8月で雨季であったため、1日目の夜は土砂降り、隙間風ピューピューでしたが、私はどこででも寝れるタイプ。悪天候なんてへっちゃらでぐっすりと眠りましたw

<ミャンマーの年間平均気温と降水量>

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ちなみに降水量は「Precipitation」と言います。ついでに覚えちゃおう☆

じゃあ、ミャンマーで何をしたのかというと、少年の家的なところに言って持続可能な農法を学んだり、山を登って小学校に行き、一緒に遊んだり日本語をちょこっと教えたり。

専門性も経験もない、日本語しか話せない。そしてたった2週間で帰る人たちを、現地の人は温かく迎え入れてくれ、一緒に笑い、踊り、いろんな活動をともにしてくれました。

楽しい時間を過ごしたのと同時に、都心部と農村部の格差も目の当たりにしました。経済都市ヤンゴンでは高層ビルが立ち並び、見るからにloadedな方々。
一方で、農村部では学校に数時間歩いて通ったり、primary educationが終わるやいなや、家族のために働きに出る子もいたり。

日本での中学生〜高校生の年齢くらいの比較ではないため一概には言えませんが、そこには軍事政権の名残だったり、国際企業の進出による都市部の急激な発展による地価の上昇により住んでいるところを退去せねばならなかったりと複雑な事情が絡み合い、”選択肢のなさ”が顕著になっていました。

私は人生において、どこに生まれようとも誰もが公平に選択肢があるべきだと考えています。
よって、選択肢がある中で、それを選ばなかった、例えば、「学校に行こうと思えば行けたけど、働きたかったので就職を選んだ」とかは良く、「本当はもっと学びたかった。でも住んでいる近くに学校はないし、家庭が貧しく、働かざるを得ない」
みたいなのって是正の余地があると思うんですよね。何だかすごく難しく聞こえるかもしれないですが。。。

「教育について」や「平等と公平について」はまた別の機会に共有しようと思います。(またかよw)

4. 何となく、うっすらと興味が湧いてきた

そんなこんなで2週間はあっという間に過ぎ、日本に帰国しました。雨季の極寒の中の冷水シャワーもフルーツジュース飲み過ぎて腸炎になったのもいい思い出。

だったのですが、どこか心の中で格差の是正や教育の普及のために自分にできることはないか。

どうすれば世界のどこに生まれても、一人一人が自分の人生を目一杯楽しんで、充実した幸せな日々を送ることができるようになるか。。


とても定性的で理想主義っぽく聞こえるかもしれませんが、そんなことを思いながら、まずは世界で通用する英語力を身につけようと、大学入学当初からの目標である海外留学に向けて本腰を入れ始めたのでした。🌱

取り留めもなく、自分の経験と想いをつらつらと書きましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

次回はアメリカ留学について書きたいと思います。🇺🇸


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