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昭和生まれ田舎育ちワーママが驚いた 令和の小学校の宿題事情

こんにちは、
小2と年少の姉妹を育てる
昭和生まれ田舎育ちの母、Banana310です。

長女が小学校へ入学して以来、
令和の小学校生活に驚くことが多くあります。

今回は、小学校の宿題が最先端(?!)で驚いたことについて書いています。共感いただける方がいらっしゃったら、嬉しいです。


1 音読は自撮り動画で

小学校の国語といえば音読。
これは昭和生まれ母の時代から変わらずにある宿題です。

音読カード(音読した日、回数、おうちのひとの記)は昭和生まれ母の時代にもありました。懐かしさを感じながら子どもの音読を聞きます。

が、令和の音読は斬新です。

主に週末、子どもたちは、音読する場面を
学習用タブレットのインカメで動画撮影し、
デジタル学習支援システムで先生へ動画ファイルを提出するのですから!

1年生の頃はタブレットを使い慣れておらず、
動画が撮影できていなかったり、ファイル送信
する前に動画が消えたり。
親子で悪戦苦闘していました。
(うまくいかないと子どもは怒るわ、泣くわ、パニクるわ。)

それにしても、クラス人数分の動画が提出されて、先生チェックしてるのかしら…。大変…。

うちの子、動画撮影中ずっと教科書で顔が隠れてる画ばかり。誰が読んでるの?状態の動画ファイルを送信していました。
先生方が身元判明させるのも一苦労ですよね。

2 足し算引き算を暗唱

入学式に配られた、単語カードのようなもの。
なにかと思ってめくると数式が書いてある。
計算カードという学習用品らしいです。

表面「1+1=」
裏面「2」

このような1桁同士の数式がうじゃうじゃ、
繰り上げのない足し算・引き算と
繰り上げにある足し算・引き算。

これをもって
足し算・引き算を練習=暗記するようです。

いや、びっくりしました。
計算式ごと暗記するんだ!と。

計算問題を数こなして暗記する昭和スタイル。
暗記して計算問題少なめが令和スタイル、
なのでしょうか。
斬新なアイデアだと思いました!
(令和スタイルと書きましたが、
 計算カードの初登場がいつかは謎です。)

1年生1学期終盤の宿題で
計算カードのタイム測定が始まり、
親子ともに地獄の日々でした。

子どもは早くやろうとすれば間違える、
カードを手際よくめくれない、
目標タイムに届かない。
で、怒るわ、泣くわ、パニクるわ。

ホームワークなんておしゃんな響きではなく、
忍耐修行そのものでした。我が家の場合は。

3 掛け算暗唱はリバースまで

そして、小2算数の鬼門・九九。
2年生2学期に入って間もなく始まりました。

昔と変わらず、
1の段から順に覚えていくらしいです。そして、ひとつの段につき10秒以内に言えることが目標だそう。

ある日、長女が一言。
「逆九九が言いにくいんだよー」と。

ん?ギャククク?ナニソレ??

長女曰く、
×1、×2、×3…と昇順になるのが普通九九。
×9、×8、×7…と降順になるのが逆九九。
(逆九九自体言いにくいので、
 我が家ではリバースと呼んでいました。)

このリバース九九までを制して、初めて
九九マスターになれるそうです!なるほど!

私の小学校ではリバース暗唱はありませんでした。(いつから始まったのだろう。謎。)

そして、
九九も動画撮影の宿題が出ます。
「今日は1から5の段を暗唱する動画撮る」
というお題が出されるのです。

それにしても、子どもたちよ…。

九九となると勢い付いて、
早口で言うものだから、
何て言ってるか聞き取れません。
もはや、生麦生米生卵!に聞こえます。

これを聞き取る先生方って、
すごいなぁーとつくづく感心です。

ちなみに、
2年生の間に九九を覚えることが目標だそうですが、
授業は1か月強で次の単元へ進んでいます。

早いっ

おわりに

昭和生まれ田舎育ちの私の小学校時代から
宿題ひとつにしても
変わらないもの・変わったもの。
それぞれが共存している印象を受けます。

文科省や学校の先生方が色々考え、
学校現場で試行錯誤しながら
学校教育は変遷してきているのでしょう。

学校教育には完成形や正解はなくて、
その時代や社会に合わせて変化していく、
ガッコウキョウイクというイキモノなのだろうなー
と勝手に考えています。


時代の変化を感じるたびに、思うことは、

私もあっという間に歳をとったなー、です。

以上、昭和生まれ田舎育ち母が驚いた
令和の小学校の宿題事情でした♪

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。


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