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初参加!小学校で読み聞かせボランティア

こんにちは、
小2と年少姉妹の母、Banana310です。

昨年度、長女が通う小学校PTA役員として
立ち上げに携わった読み聞かせボランティア。

活動内容は、低学年を中心に朝の会が始まる前の10分程度保護者が読み聞かせをするというものです。

コロナも落ち着いてきた昨年度、情操教育の
一環として学校側から提案されたものです。
特に、副校長先生から熱ーいリクエストを受け、1年間かけてボランティア化する検討を重ねました。

そして、今年度初めに
自分の子どものクラスではなくても、
絵本・紙芝居等読み聞かせを実施してくださる
ボランティアを募ることにしたのです。

集まった人数は15人ほど。
思ったより少なかったので、
初年度である今年度は1年生のみを対象として
読み聞かせを行うことにしました。

長い前触れになりましたが、
先日、私の当番の日がやってきました。


1.選書


1年生を相手に読み聞かせをすることとなり、
まず考えたのは「何を読もう」。

先発のボランティアさんたちは紙芝居や絵本等、1年生に伝わる題材を選ばれていました。
中には子ども達に問いかけをするような絵本を
選ばれる方や紙芝居の舞台まで持ち込む方も!
(読み聞かせボランティアに立候補するくらいだから、きっと、慣れているんだろうなぁ。)

私は、と言いますと。

悩むに悩んだ結果、
2年生の長女に選書をお願いしました。
「12月に、1年生に読み聞かせをするのに
 おすすめする本を選んでくれる?」と。

すると、長女は本棚の中から、
この2冊を選びました。

ぐりとぐらのおきゃくさま
十二支のはじまり

👧「冬にぴったりだと思って!」

私「わー!ありがとう!!
  時間が10分だから1冊が限界かなー。
  ぐりとぐらはお家に持っている人が
  いるかもしれないから、
  十二支の始まりにしようかな。」

ということで、十二支の始まりに決定!

2.前日のリハーサル

👧「ねえ、ママ、リハーサルしないの?」

しっかり者の長女に促され、
10分で読み切れるかどうか、
長女の前でリハーサルをすることにしました。

ざっとゆっくり目に読んで7分。
読み終えた後の長女の一声。
👧「まず、声は大きく!
  教室に二十何人の子供がいるんだよ。
  後ろまで届くように声を出すこと。」

👧「それから、この人はこの声、
  この人はこの声、と
  声を決めて読んだ方が良いよ!」
 (登場人物を差別化せよ、という意味?)

と的確なアドバイスをもらいました。

3.当日の様子


朝の会が始まる前に1年生の教室へ行くと、
黒板には「きょうのあさは よみかせです」と
書かれていました。

そして、先生の指示で
すでに机といすは教室の奥へ下げられており、
黒板前に読み聞かせのためのスペースを作ってくださっていました。

これだけでも「じーん」と胸を打つのですが、

私を囲むように並んで、ちょこんと座った
1年生のかわいらしさといったら…!
じいっとこっちを見つめる、純粋なまなざしに
「おはようございます!」
「よろしくお願いします!」
のかわいい声を聴いて、テンションがグンと
上がった私。

前夜の長女からのアドバイスを胸に、
大きめの声で、強弱を意識し、1冊読み切りました。

みんな最後の最後まで
じーーっと絵本に見入って聞いてくれました。

最後の小話(近所の国では干支の動物の種類が違うという話)にも耳を傾けてくれて、
相槌を打ってくれて。
「あー、人にお話しを聞かせるって良いなぁ」と思わせてくれました。

最後のご挨拶をして帰るタイミングで、
何人かの1年生がハイタッチを求めてきました。
10分という短い間ではありましたが、
心を通わせることができたようです。

おわりに

1年生の読み聞かせが終わったその足で
長女の教室を覗くと、長女と担任の先生が
「どうだったー?」と尋ねてきてくれました。

「長女の選書、ばっちりだったよ。
 みんなよく聞いてくれたよ!
 ありがとうね。」

と伝えて、学校を後にしました。

読み聞かせボランティア、良いですね。

今度の当番の日は何を読もうかしら。
また、長女に選んでもらおうかしら。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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