メールマーケティングでまずは結果を出す〜第二弾イベント告知〜

こんばんは、Bambooです。
普段企業で数千万人から数人までのレンジのターゲットに対してメールを送っています。
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メールでまずは結果を出す

「あなたのメルマガのKGI(重要達成指標)は何ですか？」にて結果を出して文句を言われなくする方法を考えようと言いました。今回は第二弾。

イベント告知メールはいつに打ちますか？

Aさん「イベント開始日、問題なく表示されているページを確認してから朝に打ちます。」
真面目で素晴らしいね、と思ったのなら悔い改めることになります。
違う質問をします。メールを打ったらすぐに閲覧・購入をしてくれますか？イベントの終了日まで期間があるから、、、と言うのでしょうか？

イベントは知った頃には終わっている

イベントを知った頃には終わっていた、そんなことはないでしょうか？ファーストフードが割引券を出しているのを店頭で他人が使っているのを見て、もしくはLINEやYahoo!のトップページで知ったことありますか？開始後知ったようなクーポン券って本当にお得なのか、って思いませんか？エブリデーロープライスでこの割引券使用するのが標準価格なのでは、とも思ったりしませんか。遅ればせながら知ることが、私たち、マーケティングのターゲットじゃなかったのかもとか思いませんか？クーポン券、結局使わなかったということも多いはず。もしくはイベントが終わりかけ、終わってから知った、という体験も多いはず。職場や学校によってはクーポン券が有志により山積みされていることもありますよね。

策「メールでイベントの事前告知をする」

タイトルの「メールで結果を出し、文句を言われなくする方法」ですがまさにイベント告知のことです。イベントを知るのは早いほどいい、ということをお伝えしたいです。

イベントシーケンス概略

この記事のメイン画像は、プリウスの事前告知サイト(ティザーサイトなどと呼ばれます)のもの。イベントを盛り上げるためにチラ見せの商品画像とイベント開始日の記載があります。売れ筋商品の新発売なんだから社運を賭けたイベントなのです。これを題材にしましょう。
このティザーでは開始を逃しても動画で見てほしい、イベントを忘れても通知で知ってほしいと新車発売のイベントの開始に関して努力と工夫が凝らされています。
上のイベントシーケンスの図では、プリウスの新車発売でいうと、"開始前"の状態でティザーサイト、つまり事前告知サイトを作成し、メディアに告知しています。もしかしたら最初は日付さえ載ってなかったかもしれません。
私ならこのタイミングでメールをもう打っています。
イベント開始前にメールを送る目的は"プリウスの新車発売を知らなかった"を無くす"こと。一般向けにはこういった目的になります。
対象を現プリウスオーナーのことも考えて別途メールを打つ場合はどうでしょう、新車のプリウスに買い替える可能性のある重要顧客です。新車発売のタイミングを知りたいだけでなく、現行車の売却価格、現行車と同じグレードだといくら価格が上がるのか、同じ色は発売されるのか、現行車との機能差分は？発売前から予約しないと買えないのかなど知りたいことはたくさん。情報を発売日と一緒に現オーナー向けにメールで先行案内していったら次期プリウスも絶対買いますよね？そう。iPhone発売時のこの方のようにビッグウェーブを感じさせないといけない。

"乗るしかない、このビッグウェーブに"

年１イベントで事前告知の結果は？

私が担当しているWebサービスで20日間ほど行われる年１イベントがありましてメール担当開始直後に開催された初年度はイベント開始時に告知。
2年目はイベントの事前告知を行いました。日付をまず書かないところから初めて、日付も記載、イベント内容もチラ見せを重ねて行きました。昨年のイベント参加者には「昨年ありがとうございました、先行案内です、今年もやります」とメール。その結果はどうだったでしょう。ジャーン、初年度の2週間分のCVを、わずか3日間で超えました。約7倍です。

まとめ

今回は、見逃されがちなイベント開始前のマーケターとしての行動に関して、成果を出す観点からイベント告知をコメントしました。
しかし、イベント開始後も他社、他車、自社、自車からの乗り換え需要を喚起すること、現有車の売却を促すメールを送るなどマーケターとしてやれることはたくさん。