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今後パチンコ業界はどうなるのか【パチンコのこれから#2】


これは前回の#1の続きです。

まだの方は先に#1を読んでください。


〜パチンコの客層の変化〜


記:インタビュアー
B:Bamboochan

記:パチンコ人口は減少を続けてますがまだまだホールには
大学生などの若いお客さんもいますよね。

B:大学生なんてパチンコするための4年間ですからね笑
確かにお客さんが減少している中でもパチンコを始める
若者もいます。でもホールからしたらそこまで嬉しくないんです。

記:え、何でですか?お客さんが増えればそれだけ収益が
増えるということにならないんですか?

B:実はそうでもないんですよ。ホールにとって1番いいお客さんは
私みたいなサラリーマンで何も考えずにお金を落としてくれる客です笑

でも最近は、インターネットで調べればいくらでも「勝ち方」の
情報は入手することができます。

記:でも、昔のような攻略法はパチンコスロット共にないですよね?

B:もちろん。今は「裏技」なんてものはありません。
でも「期待値」はわかります。例えばパチンコなら回る台を打った方が
良いですし、スロットでも設定推測しながら打つことで勝つ確率は
上げることができます。

とにかく勝つことに特化した打ち方をする人が増えたんですね。
私のようにAKBが好きだからって千円で10回転くらいしか回らない
AKB誇りの丘に毎日座って5万発近く負けるような下手な打ち方を
するような人はいません。笑

結局勝てないと意味がないということで
その人たちがパチンコが好きなのかどうかは分かりません。
たまたま稼げるのがパチンコだっただけかも知れませんしね。
スマホを見ながらずっと打っている人も多くて純粋に楽しんで
打っているようには見えません。

記:なるほど。ただでさえ打ち手が減っている中で
負けない打ち方しかしない人が増えるのは逆にマイナスかも
しれないってことですね。

B:これがパチンコホールの難しいところだったりします。
たしかに「良いお客さん」いわゆる負けてくれるお客さんが
増えた方が良いんですが、これが増えすぎると「依存症」の
観点から危険とみなされて問題になってしまいます。

だから上手く勝つ人を含めて全体の遊戯人口が増えていかないと
未来はないと思っています。

記:でも今の若い世代の人がパチンコ打とうと思うきっかけがないです。

B:いやそうでもありませんよ。そこでいわゆる「版権」を使って
各種メーカーは台を作っています。人気のあるアニメを使って台を
作るということですね。「萌えパチ」というのがここ数年でかなり
増えましたが、それはアニメ好きな人にパチンコをしてもらって
新規ユーザーを獲得したいという狙いがあると思います。

記:あ〜確かに最近「アニメ」版権の台増えていますよね。
でもパチンコってやっぱり初心者の人にはハードルが高いと
思います。

B:ですよね。どこにお金を入れてどこを押せば玉が出るのか。
ハンドルをどのくらいの強さで握ればいいかとか保留が
4つたまったら打っても無駄だという情報って
やってけば段々わかってくるんですが複雑ですよね。

だから、萌えパチを出して終わりでは結局意味がないんです。
既にパチンコユーザーの人からすれば出るか出ないかで
台の良し悪しを判断しますから。

「あの花」とか正直ひどかった・・・笑

だから今はYouTubeとかあるのでそこで初心者向けの動画を
どんどんメーカーが出していった方がいいと思うんですよね。

そのアニメのキャラクターにパチンコの打ち方講座してもらう
動画をもっともっと出していくべきだと思います。

記:確かに。ある程度打ち方が分かっていれば
ちょっとした時間のある時に行ってみようってなるかもですね。
パチンコユーザーを増やす方法は他にもあるんですか?

B:後はやっぱりこの規制強化の中で離脱してしまった
昔の常連さんを再びホールに戻すことでしょう。
私が行かなくなったことでホールも大打撃受けてると思います笑

記:でも規制が厳しくなる一方なのに昔のお客さんが
戻ろうと思うでしょうか?

B:可能性は0じゃないと思います。というのも
パチンコスロットは規制と緩和を繰り返しています。
もちろん、その中で規制の勢いの方が強いので正直
スロットは今厳しい状況ですがパチンコは一時期よりも
だいぶ良くなってきました。

そしてこの度、10年ぶりにパチンコ台のテレビCMが
解禁になったというのもチャンスだと思います。
昔から人気のある牙狼やウルトラマンタロウが今後
登場しテレビCMで流れれば昔打ってた人は
懐かしいと思いもしかしたら再びホールにきてくれるかも
しれません。

記:なるほど。確かにパチンコ台のCMってアクエリオンくらいから
全然見てないですね。笑


〜パチンコ業界の未来〜

記:最後になりますが、今後パチンコ業界はどうなるでしょうか?

B:ここまで長い間続いている産業なのでそう簡単にはなくならないと
思いますが、間違いなくホール、遊戯人口は減少するでしょう。

その中で、カジノがいずれ日本にやってきます。
客層が全然違うのでパチンコがなくなることにはならないと
思いますがちょっとどうなるか分かりませんね。

パチンコメーカーもカジノ向けの台の開発に力をいれているので
ホールはちょっと厳しいかなと思います。

記:コロナや5Gの影響も出てくるのでしょうか?

B:もちろんあると思います。その前にパチンコなんかは
封入式パチンコが登場してくると思いますが

公営ギャンブルが今、インターネットで出来るように
将来的にはパチンコもホールにいかなくても打てるように
なるかもしれません。

ただ見ているだけでは「遊戯」と呼べないので
実現可能かどうかは別としてスマホ全盛の時代で
外に遊びに行かなくても娯楽が溢れている世の中ですから
そうなっていってもおかしくはありません。

だからパチンコメーカーもアプリ開発に今から力を
入れておいた方がいいかも知れませんね。

将来、ホールに行っても
でっかいタブレットが並んでいるだけで
そこに座って画面を見て楽しむといったような
今と全然違う形になっているかもしれません。

記:Bamboochan自身はどうなんですか?
今後のパチンコとの付き合い方は?

B:私は今は昔のように毎日打つ事はないと思いますが
やっぱり楽しい思い出でもありますし今でも長期休みの時には
親や友達とホールに行くことがあります。

依存症の経験があるからこそ、パチンコの悪いところも
知っていますがただそれ以上にとんでもなく理不尽な環境に
置かれていることもよく理解しています。

かと言って自分の苦しい経験もあるので
「パチンコみんなやろうよ!!」とは言えないのが
現状ではありますが

お世話になったパチンコ業界のイメージが良くなったり
この先長く続いていくために自分に出来ることがあれば
協力というか貢献していきたいなとは思っています。

今は、まだまだ影響力がないので
こうやって発言しても大して意味はないかも知れませんが

私の読者はパチンコやらない人が大半ですし
やったことない人も多いと思います。

そうゆうやったことない人がメディアのイメージだけで
パチンコ業界を嫌いになってしまうのは寂しいので
少しでもそのイメージを払拭できればと思います。

記:今日はありがとうございました。最後に宣伝があればどうぞ。

B:はい。パチンコの悪いイメージを払拭したいと言っている
私ですが、パチンコによって人生が狂ってしまったという
自分の経験、そしてそこから脱却するためにしたことを
まとめた書籍「パチンコとの向き合い方」という本を出版しています。



パチンコをしない人にも分かるように書いたつもりなので
ぜひ、読んで欲しいと思います。

今日は本当にありがとうございました。

ご意見、ご感想お待ちしています。


以上


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