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綺麗好きは肩身が狭い

私はかなりのキレイ好きだと思っています。

特に部屋の片づけに関しては。

身体や食べ物の衛生に関しては人並みです。

部屋がちらかっていたり、髪の毛やほこり、ごみが床に落ちていると落ち着かず、すぐに掃除をするし、部屋に物は少なく置きたい方で、自分なりの物の定位置が決まっていて、そこに戻っていないと許せないのです。

HSPの特徴の一種のなのでしょうか。

今から思うと、物心がつく小学校の頃からそうだったなあ、と思うのです。

私の子供部屋ははじめは兄と一緒だったのですが、兄が中学生に上がるくらいから1人1部屋になった記憶があります。

そうなると自分の好きなものだけを整然とに定位置に置き、掃除は少なくても1日1回以上はしていました。

大学生から一人暮らしをすると、どんどん部屋にものが少なくなり、何もないすっきりした床を見ると落ち着くのでした。

家に遊びに来た友人は物の位置が決められていることに窮屈さを感じ、「もう〇〇ちゃんのうちには遊びに行かない!」と言っていました。


そういう状態が他の人には心休まらないことを知り、人を家に呼ぶのはやめました(もともと好きではなかったですが)。

それから同級生がみな結婚するころに自分も結婚し、少しだけ「人と一緒に暮らせるかしら」と不安なこともありましたが、大人とならなんとか普通に暮らせました。

夫婦互いの部屋を分けていたので、相手の部屋はちらかっていても気にならないし(ドアを閉めたら見えない!)、リビングなどの共用部分は私が好きなように掃除して、夫一人なら極端に散らかることもありませんでした。

でも、子供が3人に増え、もうそれぞれの個室はないし、リビング・ダイニングはルール無視の無法地帯になりました。

ルールなんて、子供は守りません。

いや守れる子もいます。

真ん中のお姉ちゃんは私が決めた片づけのルールは守ってくれます。

忘れることがあっても、注意すると嫌がらずに片づけしてくれます。

ですが、未就学の末っ子はこちらの言うことが理解できないから物は出しっぱなしだし、毎食、お盆があっても床にまき散らすし、トイレもお風呂ももう言葉も出ないありさまになっています。

でも、それも小学校に上がれば言葉の意味がわかるようになり、少しましになるでしょう。

でも、長男は違います。

長男は中学生なので、言葉の意味が分かるはずですが、片づけを拒否します。

散らかった状態が落ち着くようです。

「ママ(私)が異常なキレイ好きで、自分は普通。ママが我慢するべき!」と言います。

キレイ好きは悪、と言いたげ。

私も人並み以上にキレイ好きなのはわかっていますから、相手のテリトリーには入らないし、触らないようにしています。

でも、探し物をするときや、掃除をするときは少し片づけします。

それも長男は気に入らないようです。

男の子あるあるなのでしょうか。

学校のプリント類は言わなければ何年も捨てません。

小学校1年生くらいからためてある思い出グッズ(がらくた)を捨てずに大事に持っています。

数も多いです。

食べ物のごみは捨てず、靴下は洗濯機に入れず床に放り投げたまま、布マスクもその日使った分をどこかに置きっぱなしで次の日は新しいのを使います。

どこまでが普通のキレイ好きで、どこからが異常なのでしょう。

キレイ好きすぎると世間では肩身が狭いです。


汚れた部屋では落ち着かず、幸福度下がりまくりです。

一番良い方法はテリトリーを完璧に分けることだと思います。

散らかり好きと、キレイ好きの。

共用部分はルールを作ってそれを守るのがよいのですが、そのルール作りがもう不可能です。

散らかり好きは散らかり好きの“普通”をルールにしようとするし、キレイ好きはキレイ好きの“普通”をルールにしようとします。

そして、ルールもないまま過ごすと、だいたい、散らかり好きの無法地帯となり、キレイ好きはそれを24時間片づけして疲弊します。

夫もどちらかというと散らかっていても気にならないたちなので、キレイ好きは家に私一人、劣勢です。

どうするのがよいのでしょうか。

解決できるのでしょうか。

皆が成人したら、同じマンションの別の部屋借りて住むのが一番手っ取り早い気がします。

自分のルールで部屋を作れますから。

精神も安定します。



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株式会社 ジェー・シー・プラス

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<株式会社ジェー・シー・プラス(JCP)代表>

小池梨沙

<株式会社ジェーシープラスゆのき。主にウェブ関係担当。ジョブコーチ>

ゆのき@障害者と働こう!株式会社JCプラス