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5/2(火) 米国マーケット情報 (パフォーマンス、経済指標、Marriott決算情報)


米国市場振り返り



Headline


米国株は下落して終了:
🔘DOW(-1.08%)
🔘S&P500(-1.16%)
🔘NASDAQ(-1.08%)
🔘RUSSELL2000(-2.10%)

✅火曜日取引で、主要市場指数は昼過ぎの最悪レベルを脱したが、下落
🔘地銀の弱さが今日の大きな話題
🔘エネルギー(原油)、クレジットカード、資産運用会社(TROW)、化学(DD)、REIT、百貨店、段ボール、メディアなどのセクターが低迷
🔘製薬、機械、半導体(NXPI)、ホテル(MAR)、HPCの強さが散見

FOMC:市場は25bpの利上げを予想

85.3%市場が25bp利上げを予想
市場予想:5月に25bp利上げ後は利上げ停止


3月JOLTSレポートが労働市場の軟化の兆候を強調したため(ソフトランディングのシナリオに合致しているにもかかわらず)、成長懸念が大きな足かせ
雇用者数は減少し、解雇者数は20年12月以来の多さで、雇用者数対失業者数の比率は21年10月以来の低さ


指数/セクター別 パフォーマンス


✅指数:
ラッセル2000バリューは同業他社の中で最も下落し、年初来で-6.3%のマイナスとなった。ナスダックは下落したが、小型株との比較では良好で、年初来で首位を維持

✅セクター:
エネルギーが決定的な遅れをとったため、弱含みの展開となりました。このセクターは、金融に次いで年間最下位となりました 


5/2(tue)指数パフォーマンス


5/2(tue)セクター別パフォーマンス


月間・年間 指数パフォーマンス


月間・年間 セクター別パフォーマンス


その他 パフォーマンス


  • 国債: 月曜日に利回りが大きく上昇した後、カーブがややスティープ化
        堅調に推移、2年物は4%を割り込、10年物は3.5%のレベルを
        割り込んだ

  • ドル円: 対円、対ユーロで軟調に推移
         オージーは、RBAのサプライズ利上げを受けて上昇

  • 金: 1.6%上昇し、1オンスあたり2Kドルを上回って終了

  • ビットコイン先物: 3.6%上昇

  • WTI原油: 5.3%下落し、3月24日以来の安値で引けた



来週の経済指標発表スケジュール


✅5/1(月)
23:00〜  ISM製造業購買担当者景気指数 (4月) 
6ヶ月連続、好況と不況の分かれ目の「50」を割る
🔘結果47.1 🔘予想46.7 🔘前回 46.3
🔘新規受注 45.7(🔺1.4)
🔘生産   48.9(🔺1.1)
🔘支払価格 53.2(🔺4.0) 
※(前月比)


✅5/2(火)
18:00 〜 EUR消費者物価指数
(前月比)   
🔘結果0.7% 🔘予想0.9% 🔘前回0.9%
(前年比) 
🔘結果7.0% 🔘予想7.0% 🔘前回6.9%

23:00 〜    JOLT求職 (3月)   
🔘結果9.590M 🔘予想9.775M  🔘前回9.974M

JOLTS のレイオフは 3 月に増加
現在は 2020 年 12 月以来の高水準にある (長期平均とほぼ一致している)

✅5/3(水)
21:15 〜 ADP非農業部門雇用者数 (4月)  🔘予想143K 🔘前回145K
23:00 〜 ISM非製造業雇用指数 (4月)   🔘前回51.3
23:00 〜 ISM非製造業指数 (4月)     🔘予想51.8 🔘前回51.2

✅5/4(木)
03:00 〜 FOMC声明
03:00 〜 政策金利発表  🔘前回:5.00%
03:30 〜 FOMC記者会見
17:00 〜 EURマーケット総合PMI (4月)  🔘予想:54.4 🔘前回:54.4
21:15 〜 EUR/ECB金融政策発表
21:15 〜 EUR政策金利発表 (5月)  🔘予想:3.75% 🔘前回:3.50%
21:30 〜 失業保険申請件数      🔘予想:240K 🔘前回:230K 
21:45 〜 EUR欧州中央銀行記者会見

✅5/5(金)
05:30 〜 Fed's Balance Sheet
05:30 〜 連邦準備銀行での準備預金残高
21:30 〜 非農業部門雇用者数 (4月)   🔘予想180K 🔘前回236K
21:30 〜 非農業部門民間雇用者数 (4月) 🔘予想154K 🔘前回189K



決算情報


この日も非常にボリュームのある決算日となり、
✅S&P500種構成銘柄の60%以上が決算を発表しました。
80%の企業がコンセンサス予想を上回り、全体では7.5%近く利益が増加


Pick UP   MAR   earnings 2023Q1


レジャー旅行需要の中で第 1 四半期の業績予想を上回り、ガイダンスも引き上げて火曜日のプレマーケットで1.68%上昇

Marriott 決算 
✅売上高⭕️:56.15億ドル vs 予想 54.44億ドル (対予想🔺3.14%)
✅EPS⭕️: 2.09ドル   vs 予想 1.85ドル   (対予想🔺13.34%)

✅ガイダンス:
第2四半期 : ⭕️
🔘EPS:予想2.03ドルに対し、ガイダンス2.09ドル〜2.15ドル
2023年度:⭕️
🔘EPS:予想7.74ドルに対し、ガイダンス7.97ドル〜8.42ドル
通期業績見通し:⭕️
✅EPS:7.23ドル〜7.91ドル 前回予想から引き上げられた

堅調な需要と、アジア太平洋地域、特に中華圏での旅行制限の解除が、同社の業績を大きく押し上げた。

「2023年は素晴らしいスタートを切ることができました」
「第1四半期の全世界のRevPAR1は前年同期比34%増となり、客室稼働率と平均客室単価も大幅に上昇しました。海外市場は特に好調で、RevPARは63%の伸びを示しました」

Marriott/CEO:
アンソニー・カプアーノ




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