あなたは、好きなことを仕事にしたい派？それとも趣味にしたい派？【仕事・転職・副業・起業】～女性の生き方バイブルシリーズ４～

あなたは、好きなことを仕事にしたいですか？それとも、趣味にしたいですか？

　私は結婚して直後２３歳の時、大好きなお花をコーディネートして生け込みをする、フラワーコーディネーターの仕事をしていました。
　
　都内のホテルの中のお花屋さんだったので、毎日、パーティー会場やレストランの中のフラワーアレンジメント、ブライダルのメインテーブルや丸テーブルの飾りつけ、クリスマスの飾りつけ等もあって、心から楽しい仕事した。自分の中では、まるで毎日が遊んでいるようでした。

　材料もかなり使い放題。習い事の時（プロコースでの修行中）は、材料代だけで１万円と出費がかさんで大変でしたが、花屋に務め始めたら、それがなんと「タダ」で出来るのですから、もう嬉しくて楽しくて仕方ありませんでした。

楽しい仕事なのに想定外のことが…！！

　ところが、１年もしないうちに、自分では予想もしなかった事態が！！

　毎日、ホテルの裏方で、花の作品だけを次々と創っていく創作活動ができる仕事は、感性だけを研ぎ澄ませて作品を作っていた日々で、その時間は、とても充実していました。

　だんだん、頭（知恵や知識、知性）を全く使わないことにつまらなさと、それどころか（私、このままいったら、頭使わないでバカになっちゃうんじゃないかしら…）という危機感を感じるようになったのです。

　そんな時、父が経営していた会社の女性社員が辞めたことがきっかけで「渡りに船」。私は、父の会社の秘書として勤務することになったのでした。
　その後の私は、今も含めて、パズルのように頭を使う仕事が好きだったようです。

「花」は心豊かになる趣味の一つに

　それからの私は、「花は、暮らしの愉しみにしていこう～☆」と思ったのでした。

　その後は、妹の結婚式の時の会場の飾りつけをしたり、教会の結婚式があると飾りつけをしたりと、時々、人生の一ページを飾るシーンでお手伝いができることが、幸せなひと時となっています。そんな準備の時には、ワクワクし、心も癒され、人にも喜んでいただける・・・今は、私にとって「花」（＝フラワーアレンジメント）は、そんな心が豊かになる趣味の一つになっています。

　これは、好きなことを趣味にしたパターンの話です。

趣味だったCANVAが仕事に！

　逆のパターンもあります。
　ある生徒さんが、CANVAが楽しくて、趣味で色々なデザインを沢山作っているうちに、「私にも作って下さい～」と言われるようになり、今はそれが仕事になっている―――という方もいらっしゃいます。

　好きなことでも、自分で起業したり、フリーランスとして自営で始める場合は、何かと頭も使うことになりますし、専門の技術やサービス提供のことばかりではなく、集客などの対策なども必要になります。

　私の場合は、それが楽しいのですが、それが苦手という方は、今は、様々な便利なツールやプラットフォームありますので、そこはちょっと学べんで準備すれば、意外と楽に集客ができる方法はあります。

　ですから、起業や自分で始める副業などは大変そう～と思わず、まずは、自分の好きなことを「仕事でやりたいか」「趣味としてやりたいか」、少し将来を想像した時、どんなライフスタイルが送れるのが、自分にとって幸せなイメージか―――というところを考えてみましょう。

「好きなこと。仕事にしたか、趣味にしたいか決めることは、自分の生き方のライフスタイルを決めること」