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幸せホルモン♡、セロトニンとは。

セロトニンとは

セロトニンは、神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを抑制し精神に関係します。
主に、脳や腸の神経細胞で合成されており、分泌されると幸せな気分を感じやすくなるため「幸せホルモン」と呼ばれているそうです。
興奮を抑え、心身をリラックスさせ、不足するとイライラや不安を感じやすくなります。

セロトニン・ドパミン・ノルアドレナリン

セロトニン
先程説明したように、幸せホルモンと呼ばれていて、主に脳や腸で分泌されています。
気分調整・睡眠調節・食欲調節・腸の運動制御・血圧調整・出血制御などの役割があります。
ドパミン
脳内の特定の場所で合成・分泌されます。中枢神経系で重要な役割をはたし、神経伝達物質の一つです。
脳の運動制御にや報酬系の快感や学習、認知機能、情動調節などに関与しています。
ノルアドレナリン
副腎髄質(アドレナリン腺)で分泌されます。
交感神経系で重要な役割をはたし神経伝達物質及びホルモンです。
心臓・血管への影響や気道の拡張や代謝の増加、注意や覚醒の役割があります。

ストレスホルモンとは?

ストレスが溜まると、イライラしたり、感情がたかぶったり、落ち込んだり、体調に影響が出ることありますよね。
ストレスの対応wで放出されるホルモンとは。
・アドレナリン(エピネフリン)
心拍数や血圧が上昇、筋肉の収縮を促進し、エネルギー放出を増加されるなどの反応を起こします。
・ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)
心臓の収縮力や心拍数を増加させ、血圧を上昇させます。また血糖値を上昇させる作用も。
・コルチゾール
長期的なストレスの対応に関与。糖新生を促進し、免疫系の抑制、炎症の抑制などを通じて、エネルギー供給の調整や体内の平衡を維持します。

これらのホルモンは適切な量で短期的ストレスにおいては有益な役割もありますが、長期にわたり過剰に放出されると、健康上の問題を引き起こす可能性があります。慢性的ストレスは心血管疾患、免疫機能の低下、精神的問題などが考えられます。

不足・過剰になると

セロトニン不足
うつ病や不安障害など精神的な問題が発生する可能性があります。
睡眠の調整にも関与しているため、不眠症の原因も関係しています。
ドパミン不足
運動障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、抑うつ症状、動機の低下などが考えられます。
ノルアドレナリンの過剰
長期的ストレスなどによりノルアドレナリンが過剰になると、不安症状や高血圧などがひきおこされることが。

セロトニンは感情を落ち着かせるホルモンでもあり、ドパミン、ノルアドレナリンのバランスの調整に関与しています。
そして、セロトニンが多いと、夜には変換されメラトニンという睡眠に関係する物質になり、眠りを誘発してくれます。
しかし、どれも過剰や不足になるとバランスを崩す可能性もあります。


自律神経とは

無意識かつ自動的に内臓器官や血管を制御したり、体の機能を調整する神経系の一部。心臓・消化器官・血圧・呼吸など体内の機能に関与しています。
自律神経は体の恒常性(ホメオスタシス)を維持し、外部環境や内部状態の変化に適応するために働きます。
交感神経
体を活性化するための神経系。
副交感神経
体を安静な状態に戻し、リラックスさせるための神経系。

この2つの神経系は、連携して活動しバランスを保ちながら機能しています。
自律神経バランスと呼びます。

先程述べた、三大神経伝達物質(セロトニン・ドパミン・ノルアドレナリン)は自律神経に深く関与しています。

食事バランス、精神バランス、神経バランス、様々なバランスを維持するためにできるとこは、規則正しい生活習慣とバランスのとれた食事、ほどよい運動や睡眠が大切です。
ストレスが溜まっている人は、それをどう発散するか、体や心を落ち着かせるために何ができるか考えてみましょう。

ちなみに、セロトニンはトリプトファンと呼ばれるアミノ酸から合成されます。
タンパク質(魚・肉・卵・乳製品・大豆製品)に多く含まれます。
炭水化物、特に糖質を摂取することで脳に取り込まれやすくなりますが、取りすぎは健康に悪影響を与える可能性もあるので、適度にとることをおすすめします。
ビタミン・ミネラル
生成にビタミンB群やミネラルも関与しています。野菜・果物・全粒穀物、ナッツ、種子などをバランス良くとってみてください。

最後に、CBDは神経系の受容体に関与しています。
本日でた、神経伝達物質の受容体に間接的に働き、バランスを調整するとされています。

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