良し悪しなサッカーの特性
こんにちは、暴露系Jリーガーです。
僕のことを詳しく知りたい方は
こちらの記事にこのアカウントの想いを
書いてるのでぜひ下のこちらの記事を
覗いてみてください。
他にもサッカー選手で発信しにくいことを
記事でいろんなジャンルで発信しているので
ぜひ覗いてみてください。
今回はサッカーの構造について。
構造となると難しい話のように聞こえますが
内容はシンプルです。
早速ですが、スポーツの一つであるサッカー。
あなたはサッカーにはどんな
特徴があると思いますか?
足を使うスポーツ
団体で行うスポーツ
体がぶつかり合う激しいスポーツ
まあ色々あると思いますが、僕が
個人的に思うのは”点が入りにくいスポーツ”
だということです。
バスケや野球、バレーなど同じ団体
スポーツで一番スコアが動かないと思います。
これらのスポーツは何十対何十のような
試合に当たり前のようになりますが、サッカーは
90分通してでも0−0の試合はザラにあります。
これは見ている人からするとよく言われるのが
「サッカーは点が入りにくくて、
盛り上がりどころがわかんないからつまんない」
「シュートが少なかったりすると惜しい
シーンがなくて面白くない」
などの話がチラッと聞こえてきます。
もちろんのめり込んでくると得点以外に
ボールを持っていない選手の動きだったり、
フォワードの一瞬の駆け引きだったり、
ディフェンスラインの統率など深い部分で
面白い要素はたくさんあります。
で初心者の方にはここらへんの話は
わからなくて当たり前です。
では点が入りにくいスポーツだからこそ
のメリットはないのでしょうか?
僕は点が入りにくい特性こそ
サッカーの魅力だと感じます。
なぜならまず1点の重みが違います
プレーしたことある人ならわかると
思いますが、選手は1点のために
最善の準備を試合中常にしています。
ボールをもらう前に相手の背後に隠れたり、
アイコンタクトでここに出して欲しいと
味方に伝えたり、
スローインなどプレーが切れた瞬間に
味方にこういうボールが欲しいと要求したり、
パスを出す側は常にどんな要求が来ても
いいようにどこにでもパスを出せるところに
コントロールしていたり、
味方の動きを見逃さないようにボールを持って
いない時も味方の位置を把握していたり。
それはディフェンス側も同じです。
ボールが来る前に身体をぶつけて相手の
嫌なことをしたり、
ディフェンスラインを上げて相手の
オフサイドを誘発したり、
相手の意図を汲み取って、事前に
味方選手に警戒するよう伝えていたり。
これらの準備を常に100%で90分間
全員でやり通したチームが勝つのです。
途中、流れが緩やかになって選手が
淡々とプレーしているように見える
こともありますがそのきつい中でも
常に準備しながらプレーしています。
その一瞬の隙をついた、与えた瞬間に
サッカーは得点が生まれるのです。
だから選手はゴールした瞬間、
コーナーフラッグやベンチやサポーターに
向かっていき、大声をあげるのです。
そういう背景があることを知るとより
1点の重みがわかり、今までより面白くサッカーを
見れるようになるのではないかと思います。
2つ目は劇的な試合が生まれるという点です。
よく言われるのが天皇杯という大会の
”ジャイアントキリング”
高校サッカー選手権の”ドラマ”も同じ
ジャンルに分類できるのではないかと思います。
つい最近では名前は伏せておきますが、
JFLのチームがJ1のチームに勝つという
ことが起きました。
おそらく他のスポーツで天皇杯のような
同じ大会があったとしてもこのような展開は
ほとんどあり得ないのではないかと思います。
高校サッカー選手権も同じです。
強豪校がまさかの県予選敗退であったり、
劇的決勝ゴールで会場の声援が地響きの
ように鳴り響いたり。
点が入らないというデメリットのような
聞こえ方をしますが、僕はその1点に対して
日常からいろんな準備をする絶え間ない努力の
恩恵として得点がある。無失点がある。
それをチームに関わる全員で喜びを分かち合う。
こんなに素晴らしいスポーツはないと
強く断言できます。
そんなスポーツに関わっているみなさんは
誇りを持って欲しいですし、プレーしている
我々はその重みを受け止めてプレーしなければと
改めて思います。
そしてサッカーが食わず嫌いのような
方はぜひ一度観戦に足を運んでいただきたいと
思います。
よりこの魅力溢れるサッカーをいろんな
視点から紐解いて面白さを要素分解して
伝えていければと思います。
Thanks so much for reading
今回も読んでいただき
ありがとうございました。
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