2024/04/15 梅蘭とポテトのネタ

今日は8時に起きた。むやみに眠たいが、事務所のネタ見せがあるので家を出る。10時に事務所近くの公園に行く。
今日はとんでもなく天気がいい。あとでニュースで知るのだが、新潟、山形などでは気温が30℃を超える、ぴーぴーかんかんだったそう。なるほど。
私は厚着をしている人の方がかっこいいという信念のもと、半そでシャツの上にワークマンの激安MA-1といういつもの装いだ。それにしてもこの激安MA-1は思い切って買って見てよかった。ウーバーをやっていると、カバンの肩にかけるところでこすれて、服の右肩部分がほつれてフワフワ担っていってしまう。ワークマンの頑丈な生地ということもあるのだろが、ダメージを受けていないっぽい。やっぱり服を買うならワークマンだ。

とりあえず10時から練習をする。昨日、田川くんはプロレスを見に、水道橋、後楽園、春日町、東京ドームあたりに行ったらしい。あのあたりって何となくの呼び方が多すぎて困る。
それで、ジャイアンツショップに行ったので、ジャイアンツの選手の名前が印刷された湯呑を買ってプレゼントしてくださった。普通に良いこともやってくれるんだなあ。成長した。これについては素直に感謝いたす。
恐らくは、自分は遊んでいるのに私が家でネタを書き続けていることへの贖罪もあるのだろう。まあそんなことはそんなことである。難しい判断である。

そんなわけでネタみせをやった。結果はダメであった。なに~~~~。
いま、自分なりの漫才の形が決まってきた感覚があったのだが、その形にあてはめに行き過ぎていて良さが失われたとのこと。なぬ~~~~~。
漫才むずすぎるだろう。早く自分たちの形を見つけなさいと言われ、捻って捻ってようやく見つけたら、こんどは形にはまりすぎ。なね~~~~~~。

私はどうすりゃいいんだ。さすがに精神がおかしくなりそうだ。ぐったりである。なんとなくぼんやりと見えるのは、漫才の形というのは、台本上で(空欄)を作って、そこに一定の論理に当てはまる言葉を入れればネタが完成するという、いわゆる雛型的なものを指すわけではないのだろうというのはわかってきた。ここ数ヶ月はそのひな形づくりに力を入れて、どうやらこうらしいというのを見つけて、今回はそこに文字とエピソードを入れた漫才を作ったのだが、残念。
漫才の形というのは、ひな形づくりではなく、もっと概念的な抽象的な枠組みを指すのだろう。それはコンビごとの雰囲気なんかもあろうから、先述のひな形づくりがぴったりとくるコンビもいる。少なくとも、我々にあった「形」はぼんやりとした、ふうわりとケサランパセラン状の物体というか精神なのだろう。
↑とても難しいお笑いの話であえう。お客様が別に知らなくても理解できなくても何も問題ない。これを理解できる人は奇人である。なぜなら私も理解できていないから。

はあ疲れた。もうネタ台本なしで飛び出すスタイルにしてやろうかとも思ってきた。以前、漫才大行進で気づけば10分間完全台本なしのアドリビトゥムが意図せず発生した。その時は何とも言えない高揚感があった。
あれなのか。ねむた~~~~~~~~い。うんちぷ~り~である!

ネタ見せ会場には見事マセキ芸能社の社員の座を手に入れた、元シンプソンのゴリ山口さんがいた。先日のライブの日記でゴリ山口さんに言及したものをお読みいただいたそうだ。どこのなにで怒られるかわからないから書かないでほしいとのこと。これは失礼いたしました。
ゴリ山口さんのことはなるべく書かないようにしようと思う。わざわざゴリ山口と繰り返して、連呼するような、ましてや大声で名前を叫ぶような、現役時代のゴリ山口さんのようには振る舞わない。ゴリ山口はゴリ山口ではなく、リアル山口。マセキ芸能社1年目の新入社員、山口として生きていくことを決めたのだ。
だから、こうしてゴリ山口と名前を書くことも失礼なのかもしれない。ただ、どうしても私はゴリ山口さんとして出会ったもんだからなあ。

あと、ハットリ乾燥のおじきとも少し話したのが印象的だった。こちらの日記を日々読んでくださっているようだ。毎日書くことで何か変わりましたか?などの質問をいくつかいただいた。
ただ申し訳ないことをしたのが、ハットリのオジキの声が小さめだったので、うまく聞き取れていないところがいくつかあった。失礼いたしました。いや、私の耳がうまく拾えないことが問題だな。人に問題があるように書くのはNO。

帰宅した。

14:30ころに家に着いた。今日は15:30から漫才大行進にて、バジトウフーさんの最後のお出番があるから見に行きたい気持ちだ。
しかし睡眠不足と心労でへなへなへなと、いつの間にか眠ってしまっていた。起きれば18時だ。
別にバジトウフーさんに見に行くとは伝えていなかったが、なんだか裏切ってしまったような気がしてならない。お二人ともお笑いを続けるわけだから、またどこかでお会いできればと思う。ごまんぬさい。

起きてから、今日はなんだかやたらと料理をしたい気分だったので、急いで支度して業務用スーパーに向かう。
今日私が作りたいと思っているのは「ポテトサラダ」と「梅蘭焼きそば」だ。ポテトサラダは既製品でも美味いのだが、既製品は芋とマヨネーズがメインで、栄養バランスが悪い。自分で作れば芋以外の野菜の比率を増やして、栄養バランスを整えることができる。久しぶりに作りたいと思ったのだ。
そして梅蘭焼きそばだが、これは皆さんはご存じなのだろうか。どうやら東京ではかなり名の知られた焼きそばらしい。東京、神奈川、大阪、岡山、福岡に店舗があるらしい。この都市の並び、あきらかに岡山県が1号店、もしくは会長の家がある。
JR上野駅ホームに梅蘭のでかい看板があり、これがいつも気になっていた。見た目からはなんなのか予想できないのだ。もし梅蘭焼きそばをご存じでない方がいれば検索してみて欲しい。マザーコンピュータみたいなものが出てくる。このマザーコンピュータが梅蘭焼きそば。食べてみたいが食べに行くのも面倒だからなんとなくのイメージで作ってみる。

どうやら梅蘭焼きそばとは、パリパリに焼いた面を東京ドームの屋根のようにして、それでグラウンド部分に敷いた、野菜や肉の入ったアンを多い被せる料理のようだ。なんだかおもしろそうだ。

すでに今日の日記は2500字を超えており、長すぎるのだが、どうしてもレシピを書きたくなったのでポテトサラダと梅蘭焼きそばのレシピを書かせていただこう。ほぼオリジナルの感覚レシピを文字にすることの高揚感は、経験者しか知るまい。


①ポテトサラダ
まずはジャガイモの芽をくりぬきましょう。面倒なら食べても死にはしないから食べてもいい。
私はジャガイモの皮も好きなので、皮をむくことはしない。あとジャガイモの皮むきは面倒すぎる。
沸騰したお湯に、よく泥を洗い落としたジャガイモを入れる。食べたいだけ入れればいい。私は大量生産大量消費の、バブル的な料理が好きなので今日は6個くらいジャガイモを使った。箸が刺さるくらい柔らかくなるまで煮る。煮るのは結構時間がかかるので、その間に混ぜる用の野菜も用意する。
ポテトサラダの味付けは、マヨネーズがメインであるため、私としてはもっと出汁を効かせたい。
ソーセージを小さく切って、フライパンで炒める。うすい銀杏切りにしたニンジンを入れる。にんじんに軽く火が通ってきたら、うすく くし切りにした玉ねぎをいれる。カレーなどの煮込む料理では玉ねぎが溶けるくらい火を通すのだが、ポテトサラダでは食感も楽しみたいので、ほどほど炒めにする。
この野菜炒め状態のところに、胡椒とコンソメをしゃしゃっと絡めてやる。これだけでも十分美味いのだが、今日はポテトサラダだ。我慢していただきたい。

そうしたら芋も火が通ってきただろう。ゆでたてのジャガイモの熱さは尋常じゃない。紛争においては兵器になりかねない危険な熱を持っている。ざるにあげて粗熱をとる。
もういいかしらというところで、大きいジップロックに入れて、踏むなり肘鉄なりでつぶしていく。ここで完全にマッシュしてしまうと手作りの良さが無くなる。やはり、多少芋の形を残したポテトサラダが美味しいし、手作りの醍醐味だ。
このみの大きさにマッシュしたら、マヨネーズをびゅびゃーっとジップロックに入れる。そこにさっき作った野菜炒めを入れて、マヨネーズをびゅびゃー。ジップロックを閉じて、揉んで振ってマヨネーズが全体にいきわたるようにすれば完成である。
できたての温かいポテトサラダって美味いのである。既製品しか食べたことが無い方はぜひ食べてみていただきたい。というか出張料理をしますから呼んでください。
さあ、梅蘭焼きそばも行ってみよう。

②梅蘭焼きそば
梅蘭梅蘭梅蘭。食べたことは無いけども、予想の梅蘭をやってみよう。梅蘭の最大の特徴は何と言ってもあの焦げる直前まで焼かれた麺だ。東京ドームの屋根だ。
フライパンにごま油を気持ち多めに伸ばす。よく熱したところに、レンジで少し温め、ほぐした面を広げる。あの梅蘭状になるように全体へ広げる。強火で行ってもできるだろうが、怖いので少し弱めにする。
しっかり焼けるのを待つ間に、あんを作る。あんは作り方がよくわからないが要するに中華炒めだろうと予想する。
小さく切った鶏肉をまず炒める。火が通ったら、今度は薄い短冊切りにしたにんじんを入れる。これも火が通ってきたら玉ねぎをいれる。ここまでほぼポテトサラダと似ている。ここから違うからよく見ておけ。
まずはオイスターソースを少なめにちょいと入れる。しっかり全体に火が通って、オイスターですこし茶色になったら、ここで裏技を使う。
麻婆豆腐の素をいれる。これを入れてしまえばもうどうあがいても中華味になる。麻婆豆腐の素はどんな食材を入れても濃いめの中華になるから万能だ。
ただ、これだけではほぼ麻婆だから、気持ち本格っぽくする。そのために昨日購入したマーラーピーナッツ(マーピー)をいれる。マーピーによって山椒やらなんやらの本格中華っぽい香りが沸き上がってくる。

この炒めを皿に盛ったところで、フライパンで熱し続けた麺を、よっこいしょとひっくり返して多い被せば、見た目は完全な梅蘭焼きそば。さっそく食べてみよう。

うまいぞ~~~。麺がフライドされており、表面はパリポリで中の方は蒸し焼きの麺。焦げてもいなくて、ちょうどいい。うわ~。こりゃあ美味い。写真も特にとっていないのでお見せすることはできないのだがこりゃ美味い。
マーピーが良い感じにアクセントになっている。ぜひやってみて欲しいです🙌
梅蘭に行ったことは無いが、これがたぶん梅蘭なんだろう。梅蘭が家にやってきた。

以上、長くなったがレシピである。分量は感覚だからさ、皆さんも感覚でやってみてね。
4000字超えたので終わる。昼寝をしたせいで、疲れているのになかなか寝付けず2時ころに眠ったようだ。ああ、漫才難しい。

今日面白いと思ったことは「いったんダウナーシーズン到来かもしれない。形を作ったら形にこだわりすぎとなる。なんんあんなななんだ。漫才難しい!」

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