2023/12/15 アリクイでなくコメクイ

今日は10:30に起きた。元気元気笑って健康!
笑って健康教室という漫才協会の若手に振られることが多い台東区の仕事があるが、我々は当分呼ばれていない。ばちばちに時事漫才をやって嫌われただろうか・・・。
でも私は台東区民であり、台東区に税金を納めている。ぜひ私にください。

ながらくウーバーをできていなかった。先週は体調不良でダウンしていて全くできなかった。今週は確実に30件はやっておきたい。
起きてからウーバーのアプリを見ると久しぶりに雨の日ボーナスが発生していた。一件当たり200円のボーナスだ。これはありがたい。出発進行である。

私の税金で整備されていると言っても過言ではない道路を走る。やっぱりいいもんだな。私の税金だからだろう。うんうん。うちの近くにやたらと凸凹しているところがあるが、あれは早く直してもらいたい。なんたって税金を払っているのだから。
文京区の小石川あたりも走った。あ、やっぱりお金もちの町だ。道がきれいである。東京ドームが、文京シビックホールがそれぞれ納税しているのだろう。なんともきれいな道である。羨ましい限りだ。

ひとまず5件だけやって家に帰る。14時ころに帰宅した。雨の日ボーナスはその時間中の12件に適応される。半分もいただけなかったが、私はいそがしいから仕方がない。
今日は15時から西日暮里のガストで、恒例の稲倉ネタ作り会だ。

今日は二人ともほぼぴったりに到着した。席に着いて何を食べようかなと考える。ランチタイムのセットドリンクバーは200円、単品ドリンクバーは500円だ。なるほど差額の300円を考えれば少し食べたほうがお得な気がする。
私は340円のミニピザを注文した。稲倉さんは夜勤終わりでお腹がぺこぺこだと言っていた。しかしポテトしか頼んでいなかった。そりゃあガリガリになるだろう。面白いことを考えるにはたくさん食べたほうがいい。
春組織の具志堅さんと焼き肉に行ったとき、具志堅さんは白米を2杯食べていた。やっぱりおもしろい人はよく食う。
私はそのとき3杯食べた。それなのに・・・。うるせえたこすけ。

食べる量とおもしろさの因果関係はいまだ明らかになっていないが、それでもたくさん食べる人の方がなんとなく評価してしまうのは私の育った環境からだろうか。
何回書くのかわからないが、高校まで野球をやってきた私は、やはり米を食べる量が多ければ多いほど褒められた。今思えばもっと肉と野菜を食べたほうが体が大きくなっただろうなと思う。それでもやはり当時の通貨というか価値基準は米を食べる量であった。

また、祖母からはよく食べれば褒めてもらえた(じいさんは生まれた時には死んでいた)。これはどのご家庭もいっしょではないだろうか。戦中・戦後経験者は子供がたくさん食べる姿は嬉しいし、食べさせることができていることに達成感というか幸せをかみしめるものなのだろう。

大学生の時、ゴルフの打ちっぱなしのボール拾いのバイトをしていた。23時に打ちっぱなしに行って暗闇の中、グラウンド整備に使われるいわゆるトンボでボールをかき集めるバイトだ。
ここの社長さんがバイトの学生を集めて飲み会を催してくださった。その時社長は「俺は食べるやつを評価する。食べるやつはその食べた分働くだろうと思えるからだ。」とおっしゃった。
ああ、やっぱり食べたほうがいいな。おいらは食べまくるぞ。そう決心した時だった。

ということで稲倉さんはポテトを食べていたので、ポテト分のネタしか作れない。お笑いで天下をとるならポテトと言わず、ハンバーグエビフライ添えを食いまくらないといけない。私はそんなにお腹が空いていないのでミニピザで十分だ。

稲倉さんは今回はあんまりネタ作りモードという感じではなかったのでそこまで詰めこんで話し込みはしなかった。お笑いってこうなんじゃないか、こういう視点も必要じゃないかしら、そういったお笑い論的な話をした。こういう話ってすごく楽しい。なぜならとても無責任に理想だけが話せるからだ。
自分がその理想通りのネタが書ける、作れるわけではなく理想をだらだらと喋るだけ。これは楽ちんかつ、自分がお笑い専門家になったかのような錯覚を覚えることができる。ただの快楽行為、マスターベーションに近い。ほんとにお笑いで強くなりたいなら、そんなことを語らずネタを書いて舞台でやる。これの繰り返ししかない。わかっちゃいるけども、人間だもの。

ということで、稲倉さんと西日暮里ガストでマスターベーションをしたということになる。きゃ~!

20時まえくらいに店を出た。私は帰宅して、2件ほどウーバーをやった。この努力の二件が、あとあと効いて来るんだ。私は知っている。
だいたい20数件やったところでいやんなって帰りたくなるのだ。ああ、あのときもう二軒やっておけばよかった・・・となりがちだが、それを回避することができる。
まあ本当のことを言えば、どれだけやっていても早く帰りたいと思うので、あんまり変わらないんだがね。

ということで、今日もこのような感じで楽しく過ごした。またあしたお会いしましょう。いろいろ起きている。

今日面白いと思ったことは「若者たちよ面白くなりたければ米をもりもり食べなさい。それでもやせるくらい努力していれば花開くだろう。」

そういえば、こどものころから文章で自分の考えたことを書くのが好きだったというのを物語るエピソードを思い出した。まだ覚えていれば明日の分で書こうと思う。

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。