2023/8/23 やるきない王者

今日は9時ころに起きた。昨日まで日程が割と詰まっていたこと、バイク屋さんに行ったけどバイクを直せなかったこと、これらが重なり今日の労働意欲はまったくのゼロだ。
このまま、労働意欲が上がることがなくなったらどうしよう。永遠のゼロになると怖い。

起きた時点で、もう一度バイク屋さんにチャレンジすることだけは決めておいた。えらいだろう。
起きて、日記を書いてだらりんちょとした。洗濯機を回して干す。干す前にベランダの掃除を軽く行った。ベランダに二鉢存在する朝顔は順調にツルを伸ばしている。そっちはいかれると困るなあというやつは解いて方向修正しておく。朝顔をベランダに置くようになって新しい発見があった。
ツルがベランダの地を這って、鉢からかなり遠いところから伸びているところがある。はあ、こんな土から離れても伸びれるのは立派なもんだなあと思って見ていると、不思議なものが見えた。
ツルから、白いもじゃもじゃしたものが伸びている。どうやら根のようだ。調べてみたところ、朝顔はツル、茎からも根っこを伸ばすことができるらしい。すごい生命力だ。
我が家のベランダにはエアコンの室外機があり、エアコンを運転していると水が多少たまる。その水を求めて根を張っているようだ。生命力があるなあ。

14時からは甲子園の決勝を見た。私はこう見えてちゃんとNHKの受信料を払っている。受信料を払っているんだから、NHKの番組についてなんの気後れすることもなく話すことができる。
また、受信料で作られた番組なので多少の悪口を言うことは許される。受信料が高すぎる問題は早期に解決していただきたい。

慶応VS仙台育英はもっと仙台育英優勢で試合が進むと踏んでいたのだが、結果は8対2で慶応の勝利と一方的な展開になった。

今年の広島県代表は広陵高校だった。広陵高校は、野球ファンの間ではよく知られている。それは単純に野球の名門校ということもあるのだが、佐賀北高校の「がばい旋風」が起きた年に決勝で敗戦したことが印象深い。
当時、広陵高校のマウンドは現在、広島東洋カープに所属する野村投手、捕手は現在巨人の小林捕手というドリームバッテリーだ。
球場全体が、いやメディアを含めた日本中が佐賀北をひいきする空気感。そのなかで、桂等球審は明らかな佐賀北ひいきのジャッジをしていた。
こういった、審判のジャッジに着いては「ひいきであった」のか「公平であったか」という議論は世の中的にはしてはいけないことになっている。しかし、この試合については誰がどう見ても不平等なジャッジをしていたので、もう言ってもいいことになっている。もし、見てみたいという人はネットの海を探せば映像は見つけられることだろう。
野村投手はボールの判定に明らかに驚いた顔、小林捕手はミットを地面にたたきつけるような動作もしていた。高校野球は審判の判定が絶対であり、このような行為は絶対に許されない。それは名門で野球をしている二人でもわかっているはずだが、異常な判定に取り乱していた。

この試合には甲子園の恐ろしさが詰まっていた。ここまで私の頭の中にはいっている映像だけでかけるのだから私もすごいと思いませんか?それだけこの試合は私の中では大きな事件だったのだ。

高校野球の審判はほとんどボランティアに近い。そのジャッジに文句をつけるのは良くないという風潮もある。確かに人間の気持ちとしてはそう思いたくもなるのだが、広陵VS佐賀北の桂球審については、そののちに「一生あれはボールだったと俺は言うよ」と発言したとする記事まで出ているどうしようもない奴なのである。
ジャッジを下せる立場に進んでなろうとする人には変人が多いと私は偏見を持っている。野球が好きなら草野球をすればいいし、リトルリーグのコーチや監督になればいい。わざわざ審判に、それもボランティアの審判になろうとする人は変な人が多いと思う。

少し話をまともに整えるとすれば、審判も人間であるから間違いを犯すことは避けられない。トラブルが起きた時に弁解の場を作ってあげることや、その場での再判定の機会をつくることなどが必要である。
現状、審判のミスはその審判に責任が押し付けられ、後処理も本人に任せきっている。
バイトの子がミスをした時に店長は知らん顔しているような状態にないか。現場をバイトの子に安いお金で頼んでおいて、ミスもそのバイトが補填する。現在の甲子園はこのような状態ではないだろうか。

ハンバーガーチェーンでハンバーガーに異物が入れば、仮にバイトの子の失敗であろうと日本の本部が正式に謝罪と今後の対応を発表する。高野連は偉い人はお金だけもらってあとは現場に任せているだけである。そのような経済活動は本来、存在してはいけない。

審判批判から、高野連批判の話をしてしまった。でも、こういった話題にあげやすいところが高校野球のエンタメ性の高さである。世間的には107年ぶりの優勝をかけた決勝であれば、慶応を自然と応援したくなるし、在京メディアとしては関東の高校が決勝に残れば当然応援するだろう。千葉テレビは専大松戸をひいきするし、テレビ埼玉は浦和学院を応援する。自然と言えば自然のことだ。それを嫌だと思う人もいていいだろう、自然のことだ。

それは置いておいて、高校野球を見ているとだんだん眠たくなってしまった。初回から、慶応優位なまま、点差がどんどん開いていくので眠いのだ。
受信料を払っているのだから、眠りながらNHKを見るのも別に悪いことではない。

7回くらいに少し目を閉じ始めた。眠っているか起きているかの半々くらいの状態だ。どうやら慶応が優勝を決めたようだ。どうやらテレビでは閉会式が映されているようだ。
私は眠りながら、夢を見た。夢の中で閉会の言葉を偉い人が壇上でしゃべっている。私の夢の中では石破茂氏が話していた。「土のおもちゃ!慶応!」と石破さんが言ってめちゃくちゃすべっていた。そこにランニングに短パンの少年がやってきて「あかんやん~」みたいなツッコミをして球場に爆笑の渦が巻き起こるという夢だった。

ぱっと目が覚めて、あ~閉会式の音声を聞きながらだからこんな夢を見たんだなと思った。しかし「土のおもちゃ」ってなんだ?と思い、Googleで検索したところ、慶応の塾歌(校歌)に「陸の王者」という詞があるようだ。そこから私の脳がインスピレーションを受けたんだなと分かった。
しかし石破茂氏は全く分からない。まったく心当たりがないなあと思い「石破茂 慶応」で検索すると、石破氏は慶応出身だった。
これはびっくりした。まったく私の知らない情報が、夢の中で奇跡的にマッチングしたのだ。これがスピリチュアルというやつか。

これで目が覚めたので、バイク修理に行こうとする。先日は営業しているはずの日にシャッターがしまっていてがっかりした。
今日は事前に電話をかけてみたが、留守電になった。うーん。
ひとまず営業しているかだけ確認しようと、バイクを持たず、歩いて15分のバイク屋さんに行ってみた。シャッターが開いている。今日は直してもらえそうだ。一応、今からできるか聞いてみようとドアに手をかけたところ鍵が閉まっていた。なかに人の気配もない。明かりはついているのに。
再度電話したが、やはりだめだった。留守電に要件を残しておいた。
しかし、返事は今のところ来ていない。
本格的にバイクを直せない状況だ。

また私のやる気は地に落ちた。あ~どうしよ。

今日面白いと思ったことは「だれも言ってないけど陸の王者って、ちょっとダサい歌詞である。小学生が好きなカードゲームとかにありそうだ。」


こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。