2023/12/3 横浜にやってきた

さあ、昨晩は遅くまでウーバーで働きまくった。いまだに余韻に浸っている。走り切ったなあ。

今日は9時ころに起きた。昨晩、あそこまでして30件をこなしたのは今日、小旅行をするためだ。
この数ヶ月忙しく走り回って旅行に行けていなかったので、本当の気持ちでは大阪や名古屋、仙台、千葉の九十九里くらいまで行って2泊3日くらいの旅行をしようと考えていた。しかし、ありがたいことに4日の夜にお仕事をいただいたので、遠出ができない。
仕方なくと言っては何だが、横浜に行くことにした。

10:30に家を出たら12時には到着した。横浜は想像しているよりもすぐ着くから毎度たまげさせられる。
熱海に行くときにも乗る、東海道線という路線に今日も乗った。この路線は乗っていて毎度思うが、新幹線くらい飛ばしている。そりゃあ一瞬にして横浜にも着く。

少し話を横道に逸らして、私はお金がないので電車によく乗る。なにもお笑いになってからこの生活が始まったわけではない。
学生のとき(沖縄にいた)、帰省するのにお金をいくら節約できるかを考えた時、大阪か福岡まで飛行機に乗り、その後は電車で広島に戻るというルートをよく使っていた。いや、細かく言えば大阪から広島の場合は電車。福岡か広島の場合は夜行バスを使って帰ることで、夜遅い飛行機を使うことも多々あった。ごめんなさいね細かくて。

地図上で見れば、福岡の方が沖縄から距離が近いのだが、飛行機は大阪に着く方が安い場合が多かった。これは不思議である。
関西空港から電車でだらだらと電車で帰る。鈍行で3,4時間はかかっていたと記憶している。当時はまだ田舎の駅のホームには喫煙所もあった。たまに降りて喫煙した。面倒になって、相生駅で降りて東横インに泊まって朝に帰ることもあった。東横インに泊まってしまうと節約の意味は全く持ってなくなる。しかし、根っからの一人好きの私はこの一泊がたまらなく好きだった。
また、相生駅周辺はかつて火野正平さんがこころ旅で訪れた船着き場もあり、なんだか心温まる、好きな町だったのだ。

ここまで長く話して言いたかったことと言うのが、大阪から広島まで乗っていた山陽本線という路線も一駅の感覚が長く、のっている感覚ではこだまくらいの速さが出ていた。
東海道本線も山陽本線も実質的な新幹線である。ふ~つかれた。
もっと言えば、東北の太平洋側を走っている東北本線やよくわかんない、青い森鉄道に乗った時も新幹線級の早さだった。あまりにも何もない町が続くのか、4,5駅分くらい乗ろうとすると運賃が1000円を超えていた気がする。当時の私はぼったくり鉄道かよと思いながら電車に乗り込んだが、乗ってみて心をあらためた。一駅の間隔がとてつもなく長いのだ。
ほんとうに長いので、一度みなさんも乗ってみることをお勧めする。

さあ、日記に戻りましょう。
横浜から乗り換えて関内駅に行こうかと思ったが、乗った電車が桜木町どまりだったので、そのまま降りて歩くことにした。
ホームを出て、改札前に崎陽軒の売店があった。シウマイが食べたい気分だったので、15個入りのものを買った。冷えていたが美味しかった。いつも食べている12個100円のものとは作りが違う。うまい。

桜木町もなつかしい景色である。数年前、キラーコンテンツ(コンビ名)さんにお誘いいただいて、横浜にぎわい座の小ホール(のげシャーレでしたか)で若手漫才大行進に出させていただいた時以来だ。
思えばあのときはまだ金谷ヒデユキさんは怖い人だと思っていた。打ち上げの際はこっそりと一緒の席にならないよう、さんまのしっぽ♡(解散済み。冨田さんは相方募集中、やすしはよくわかんない活動をしていて、小松さんは長野に帰ると言っていたがあれは嘘で港区に住んでいる)のお三方、あさかぜの古川くんとの席に逃げていた記憶がある。
金谷さんは本当はやさしい人だと分かったので、今度があればご一緒したい。

まずは駅から歩いて中華街を目指す、歩いてみてよかった。こっそりとコリアンタウンもあった。横浜スタジアムではドリームマッチを開催していた。松坂大輔や三浦大輔といった大輔がそろい踏みで野球をやっていたようだ。嶋大輔さんもいれば、日本を代表する三大大輔そろい踏みであった。惜しい。

中華街に到着して食べ飲み放題を楽しんだ。中華料理は油が多すぎて辛かった。なんだかんだ中華と関係なさそうな手羽先が一番あっさりしていておいしかった記憶がある。中華は食べまくるものではない。
この時点で17時過ぎくらい。まだまだ余裕があるなあ。

しかしお腹もいっぱいなので、ホテルにチェックインして休憩することにした。
部屋に入って軽くシャワーを浴びるととんでもなく眠たくなってしまった。起きれば21:30。このまま部屋にいるのもいいが、せっかくだからと散歩することにした。22時頃になると中華街はもう誰もいない。営業しているのは数件のみで、皆シャッターを下ろしている。暗くて静かな中華街を歩くのもこれはこれで楽しかった。なんだか、失敗っぽいことも楽しもうという気持ちがあれば楽しめるのだなあ。人生だなあ。

中華街を抜けて山下公園に行く。山下公園と言えばお盛んなアベックや家なき子がたくさんいると思っていたが、こちらも誰もいなかった。
寒すぎるからか。冬の港はめちゃくちゃ寒い。これは田舎も都会も変わらない。

今日はもうこれくらいにしようと部屋に戻る。道中のまいばすけっとで普段は飲めない第二でも第三でもない本物のビールを買って戻った。テレビを見ながらぐびぐびである。
旅行に行くとご当地番組も楽しみであるが、ここは横浜だ。東京と同じ番組が流れていた。
3,4時くらいに眠りについた。

今日面白いと思ったことは「横浜は思っているよりも近い。始発で出れば、もうけっこうと思えるくらい満喫して日帰りできそうだ。みなさんもぜひ。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。