2023/12/12 そろそろ動けそうです。ウォキデド

今日は10:30に起きた。さてはて目が覚めて気づいた。これまで寝苦しいほどの鼻水が出ていたが、今朝はかなり鼻が楽である。声はこもっているような、のどにダメージがあるような、俺があいつであいつが俺で。

無理はせずに完全健康体に戻られるようにしたい。14:50から漫才大行進の出番である。その前に軽食を食べて休憩して、身支度をして出発した。
風呂に入ってから出発した。これが失敗だった。昨晩から今朝にかけて久しぶりの雨が降っており、髪の毛が全然乾かない。出番前の身支度ではジェルを塗るのだが、これが全然乾かない。水を被ったような髪型で10分の舞台にでた。

今日は心の中で笑ってくださるお客様でたいへんありがたかった。この世は裏を読まなければいけない。嫌いなものに対してことさらに好きということで嫌いさを示すという技法がある。
お客様が真顔だというのは裏を返せば、めちゃくちゃ笑っていると受け止めることができる。
誰も月の裏側を見たことは無い。だからこそ、そこには未来の文明が発達しているのではないか、宇宙戦争が行われているのではないかと夢想する楽しみがある。月の裏側もお客様の心もわからないほうがいいのである。

さて、これにて今日は帰宅する。いよいよ家でゆっくりする時間になった。その前にまたも浅草OKで買い物をして帰った。私ぐらいのプロの料理人になると何か食べたいものを作るというよりは、その時に安い食材を集めて料理をしてしまう。すごい。
いまは大根が旬なので安い。これを使っていったん煮込むことにした。大根、鶏肉、お揚げさん、こんにゃくを煮る。大根を砂糖と醤油で煮るだけでも十分においしいのだが、やはり様々な食材から出てくる出汁がよりおいしくする。鶏肉とキノコ、野菜を混ぜて煮込むとこれはもうどうやってもおいしくなる。
料理に自信がないわ。なんていう若奥様(最近言わなくなった言葉)はまずはどれだけ出汁の種類をかけ合わせられるかをチャレンジすると料理上手になれる。

今日はこの煮物だけでなく、シチューも食べたくなったので作ることにした。煮込みに入れようかと思っていた白菜が鍋に入り切らなかったので、これはシチューに入れることにした。給食のシチューは白菜が入っていたような気がするので、これはちょうどいいやと入れてみた。これが結構うまいんだ。これからシチューをやろうという方はぜひ入れて見てもらいたい。
あまり煮込みすぎると溶けてしまうので、肉や人参なんかが炒める段階で火が通ったあとに白菜を入れてすこししんなりするくらいで水を入れて煮始めるのが良い。暮らしの手帳かよ。暮らしの手帳を読んだことないけども、こういうことが書いてあるんだろう。

今日はなんとこれだけでは終わらない。ピーマンと卵の炒めも作った。これはもう簡単すぎるのでわざわざ今日は書かないでいいや。野菜を炒めるときのコツはしんなりしすぎないように炒める時間を短く、余熱でも火が通ってしまうことを計算に入れた炒め時間が良い。これだけ確認しておいてください。

これらを食べれば風邪は大丈夫であろう。
食事をしながら、今日はウォーキングデッドのスピンオフ「ダリル・ディクソン」を見た。ここのところ忙しかったので、二週間分を見ることになった。
相変わらずダリル役のノーマンリーダスはかっこよかった。ただ、話がちょっと詰まんなくなってきた。別にスポンサーに着いてもらっているわけではないのでこういうことも書いてしまう。スポンサードしてくださればめちゃくちゃ褒めます。靴も舐めます。

ゾンビものは広くサバイブ系のドラマに分類していいだろう。人類が絶滅の危機に瀕した中で、どのように生き延びていくのか、これが楽しいところである。ただ、こういったサバイブものは生活が安定してくると敵対組織との争いがメインになる。通常シリーズのウォーキングデッドも最初はゾンビから逃げて安住の地を探しながら仲間を増やすところから始まった。そこは面白かったのだが、やがてそのシェルターを襲ってくる集団。それから逃げると別の集団と、これが繰り返される。ちょっともういいやとなってくる。

このダリルディクソンもまずは良い人たちのグループとダリルが出会ったのだが、その後は謎の怖い集団との戦いになった。そこまではまあ仕方がないのだが、この敵対組織と言うのもまた、ありきたりというか。
女性のリーダーを教祖とした新宗教的な結束をもった集団だ。この組織が、なぞの薬を研究しており、ゾンビを強くすることに成功しているという展開である。そしてダリルと戦わせ、見世物にし、教祖の支持を盤石なものにしようという話になっていった。
これは~、ちょっと~、もう見飽きた展開かも~。となった。ただ、闘技場でのダリル&嫌な男 VS 強化ゾンビのアクションシーンはかっこよかった。

さいとう・たかを氏のサバイバルと言う漫画がある。この漫画はとても面白かった。古い作品だが、電子書籍で読んだ。これはタイトル通りのサバイブもので、大地震によって日本は壊滅状態になる。そのなかで漂着物などを利用して知恵を絞って生き残るのだ。電子書籍版を読み終えたが、中途半端なところで終わってしまった。おかしいなあと思って、ネットで調べると幻の最終章があった。それも別のサイトで配信されていたので購入して読んだ。これまで、頑張って生き残っていた少年だが、文明の発達した町に到着する。その町は新興宗教によって統治された町だったのだ!となり。めちゃくちゃつまんなかった。これは幻にもなろう。
そして最後に、生き別れていた家族は山頂に幽閉されているという情報を掴み、「助けに行くぞー!!!」 ー完ー

という最悪の展開で終わっていた。完全に息切れである。残念!新興宗教に手を出すとやめられなくなる。次の地域にはこういった宗教が、その次にはこんな野蛮な集団が!とやっていくと話はずっと続けられるが、面白くなくなってしまう。こんな昔の漫画からすでに現在のウォーキングデッドに共通する、話がだめになっていく過程が見れるものなのだ。やれやれである。

「ダリル・ディクソン」に話を戻す。このスピンオフは何話まで行くのだろうか。現在6話くらいで、アメリカに戻るための船に乗るか否かというところである。これからアメリカに戻るための船旅、戻ってからの冒険となると20話くらいは軽く超えそうだ。
ストーリーは飽きてき始めたが、あいかわらずダリルがかっこいいので見ていられる。

んでもって、さらに別のスピンオフも始まったらしい。ニーガンという最悪男と美人な女性(もう名前忘れた)がニューヨークで冒険するという物語らしい。ちょっと興味があるけども、追いかける体力がない。そもそも通常のシーズンをまだ見れていないので、そこを乗り越えなければいけない。

もうついていけない。

今日面白いと思ったことは「話がダレることは避けることができない。いかに飽きさせないかが重要だ。これは15分の漫才、30分の漫才でも共通である。学んでいこう。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。