2023/4/4 交通安全に寄与する日記

※タイトル日付間違えていたので戻しました。

今日は10時に起きた。今日は日記に書くことが何もないくらい、うす塩味の一日だった。
昨晩はぼんやり食べ過ぎた気がするので、朝ごはんは食べずに支度する。
今日は12:30からバイトだ。

バイトはもう何も言うことが無い。正直とても楽である。東京にやってきて最初に始めたバイトだ。もう4,5年やっている。やり慣れたことだけになった。
上京したてのころはまだ24歳くらいだった。となるとバイトの子たちと年齢も近く、女子大生はとても可愛く見えたものだ。
気づけばもう女子大生にいやらしい気持ちが一切わかなくなった。これが年をとるということか。ときたま大学生くらいの女の子と結婚するタレントがいるが、やっぱり愚か者でないとタレントはできないのだなと思う。仮に私がおじさんになって20、30と年の離れた女性となにか起きそうでも、世間様の目が気になって逃げるだろう。
その点、女性タレントは堅実である。どれだけ年をとっても年相応な人と結婚している印象だ。

今日は18時までの勤務だと思って過ごしていたら、途中で17時までであることが分かった。とても得をした気分だ。小躍りしてしまった。
時間勤務なので、収入が下がことにもなるのだが、暇すぎるかつ時給も低いのでうれしいのだ。この分ウーバーをやったほうがお金になる。ひゃっほう。
なんだかんだ他部署から仕事が飛んできたので17時ちょっと過ぎに退勤する。ひゃっほう!とバイクにまたがりウーバーを始める。
今くらいの気温が一番バイクに乗っていて気持ちがいい。風を感じれば少し寒いくらいである。日が沈み、すこしずつ気温が下がっていくのを感じるのがとても文化的で情緒的である。

私は大学1年生の夏から原付バイクに乗り始めて、今も乗っている。10年近く乗っているが、無事故である。無事故を10年続けてきたが、2度ほどひやりとした経験がある。
今日はこのヒヤリハットを共有して、皆さんの原付ライフに寄与したい。

私の記憶にあるヒヤリハットは東京に来てからしかない。東京は人も車も田舎とは別次元と言っていいほど多い。自然と危ないシーンが多い。

①早朝ばばあ
朝5時ころ、私は日暮里駅近くを走っていた。この日の前日に、落とし物をしたことに気づいた。そわそわとしてしまい、いてもたってもいられず早朝にバイクで心当たりのあるところを探し回った帰りでの出来事である。
一方通行の道ではないのだが、車が2台並ぶことは難しいくらいの道幅。なかなか急な下り坂を下っていた。
朝のぼんやりした明るさの中、坂の途中に黒いごみ袋が道の真ん中に落ちているのが確認できた。こんな道の真ん中にごみ袋とは危険だなと思いながら、私はごみ袋の右を通り抜けた。
やれやれとサイドミラーでなんとなくゴミ袋を見る。するとどうだろう。いま私が通り抜けた逆側。つまりは下るときの左側には、上下灰色のスウェットを着た小さいおばさまがしゃがんで草むしりをしていたのである。

これに気付いた時、私は全身の毛が立ったの感じた。うわー。ぜっんぜん気づかなかった。なんとなく右を通り抜けたが気づかずに左を通っていたらどうなっていただろう。
ちいさいおばあさんは吹っ飛び、確実におばあさんは、もしくは私を含めた二人とも死んでいたはずだ。思い出すだけで怖い。でも、あのおばあさんに対して怒りも起きる。うすぼんやりの早朝に全身灰色でしゃがんで、坂道のまんなかの草むしりをするってありえるか?ありえない。おばけだったのかもしれない。

②おとしものじじい
落とし物じじいとはさっきの私のことではない。このじじいには、まさに今日出会った。ひんやり~。
19時ころ、もう日は沈み暗くなっている。白山通りから東京大学方面に抜ける道、車はそこそこの速さで走る道だ。この通りに入る前の赤信号に私は先頭で待っていた。青信号に変わり、後続の車も速いので、私はスピードを上げて走り出した。
緩く左へカーブする道をスピードをあげながら走る。カーブの終わりに差し掛かった時、道の真ん中におじさまがしゃがんでいた。ひゃー!と膝が地面につくのではないかと言うくらい私はよけた。死ぬかと思った。
どうやら自転車に乗っていたときにポケットから財布が落ちたようで、自転車を止めて拾いに行っていたようだ。
ばかたれー!うしろから車が来ているときにそんなことするなよと。もう怒りが沸き上がった。

以上であるが、いかがだろうか。想像するだけでゾッとする。

私が経験したものではないが、友達のトラックドライバーに聞いたヒヤリハットも紹介しておきたい。

長距離運航を終えてすっかり日も沈んでいた。夜道には街灯もあるが薄暗い。歩道と車道は生垣で分かれている道だ。歩道には男女が歩いていた。
なにも気にせず、走り抜けようとすると、男性が歩道から飛び出し、トラックを遮るように立ちはだかった。ききーっと急ブレーキをかけてなんとか衝突せずに済む。肩にかからないくらいの男性にしてはロン毛のおじさんだ。そして、歩道の女性はなぜか泣いている。
きもっ!と思ったが、男性はそこから動く様子もない。右にハンドルを目いっぱい切って避けて通り過ぎる。後ろからは「僕は死にません!」と聞こえる。ドライバーは「死ね。殺すぞ。」と思った。

こんなヒヤリハットを友達から聞いた。怖いものである。自分になにも非がなくとも事故は起こりかねない。
ただいま午前8時。これから出社のために自動車を運転するかたも多いことだろう。野生の武田鉄矢に気を付けて、安全運転でいってらっしゃい!

今日面白いと思ったことは「笑いを交えた啓蒙日記も書けます。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。