飛鳥の風 持統女帝 吉田知子 著 読書メモ
久しぶりに日本古代の小説。
ジャケ買いした本。
持統天皇と言えば、百人一首の第1首で有名。
春すぎて〜の爽やかなイメージは結構好き。
これまで、周辺の人物の主観視点小説などは様々読んできたが、持統天皇視点は初めてだった。
この時期は日本の大きな転換点であり、興味深い事件の目白押し。これを追体験出来るのは楽しすぎた。
持統天皇は父か天智天皇(中大兄皇子)、母が蘇我石川麻呂の娘。夫は天武天皇(大海人皇子)。叔父と姪の結婚と、そりゃ草壁皇子だの身体弱くなるにきまってるわと。