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街の灯 北村薫 著 読書メモ

最近ハマっている日常系ミステリーを探索して見つけた作家さん。とは言っても界隈では大御所らしいけど。

自分は基本的にブックオフ100円棚から適当に本を買ってくることが多いので、中古で出回ってなければ手に取れない。北村薫さんの本は結構少ない気がする。ブックオフに本がない作家さんは実は人気と質を兼ね備えた人だと思ってるので今後も探したい。
そして、本書。最高でした。
昭和初期、首相の暗殺と描写された時代のようで、自分の祖父母の幼少期くらいの頃だなと。
まだまだ身分制度が濃厚に残る時代の良家の子女である女学生が主人公。

大正の華やかな時代感と関東大震災後の不景気と難しい時代のちょっとした謎を紐解いていく。

かなり良作なので、テンション上がってしまった。関連作品探して読みたい。

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