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医療機器メーカーのプロダクトデザイナーから、IT企業のサービスデザイナー に転職(令和…

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医療機器メーカーのプロダクトデザイナーから、IT企業のサービスデザイナー に転職(令和元年)。本を読むのが趣味で、記録がてらメモをする。また、本に触発された旅行などの記録もする。私の読んでる本からオススメ頂ける本が思いついたらレコメンドお願いします。

マガジン

  • 2024年読書メモ

    2024年の読書メモ保存先。 おみくじは2度引いて両方中吉。写真は高田馬場の諏訪神社。

  • 2023読書メモ

    毎年どれだけ本を読んでるのか確認したいので分ける試み

  • 読書メモ

    読書した記録用

  • 読書以外

  • 旅行記

    読書記録以外をまとめたいので、ひとまず旅行記のまとめを

最近の記事

チンギス紀 四 遠雷 北方謙三 著 読書メモ

大水滸伝シリーズの続き。 各勢力が戦闘体制に入る中、トクトア率いるメルキト族とトオリル・カン率いるケレイト王国withジャムカ&テムジンという大きな戦いが起こる。 全員まともな首長であり応援したくなる。特にトクトアは冬に森に単身入り込んで狩猟生活を1月ほどする描写が良い。 片目の狼と絆が芽生え、心安らかな休暇を送るのは羨ましいと感じる。 その森を活かした戦いでケレイト軍を虐殺する結果となる。さらに草原全体に緊張が漲ることに。 そしてモンゴル族の内紛も最終決戦へという感じ

    • チンギス紀 三 虹暈 北方謙三 著 読書メモ

      大水滸伝シリーズの続き。 タイチウト族がタルグダイの元に一つにまとまり、ケレイト族もトクトアが完全に掌握。徐々に勢力ごとにまとまり、ぶつかり合いが避けられない状況になりつつある。 テムジン陣営は徐々に充実しつつある。 玄翁なる謎の最強傭兵部隊のみが障害。 どことどこがどうぶつかっていくのか?という感じで終わる。 ジャムカはかなり良いやつとして描かれているから後で戦うのかと思うと悲しい。。

      • 【a-107】境界知能の子どもたち 宮口幸治 著 読書メモ

        オーディブル。 都知事選を見ていて、なんでこうも現実の認識が違う人がいるんだろ?と疑問に思い、そういえば、全く人の話を聞かない人や、目の前に書いてある文字が読めない人など、なんでわざわざ?と思わせる結果を招く行動をしてる人をたくさん見る。 もしかして、社会人として生活してるけど知能的に社会の複雑さに追いついていない人がかなりの数いるんじゃないか?と気になったので聴いてみた。 そして本にある通り7人に1人が該当するらしい。。 こういうの差別にも近いから難しいけれど、本来、

        • 【a-106】Why型思考トレーニング 細谷功 著 読書メモ

          オーディブル。 具体と抽象の方の別本。もしかしたら、古い本かも。個人的にこの方の講演を聞く機会があったので、また聴いてみた。 この本のタイトルであるWhy型思考は、確かに日本人が苦手。 元々、寺子屋とかでも論語を暗記したりしていたはずだし、もっと昔の中国の科挙試験でもベースは膨大な量の丸暗記が勉強だったはず。 ただし、その先に応用が求められ、先人の知恵の丸暗記について意見交換をしながら知を深めていたはず。 今の日本の教育の問題は、その応用部分だというのは皆少し考えればわか

        チンギス紀 四 遠雷 北方謙三 著 読書メモ

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        記事

          桃源郷 上下 陳舜臣 著 読書メモ

          久しぶりの陳舜臣先生。というか、もう本は増えないので読むことも少ないのかな。 久しぶりに図書館使い出したら楽しすぎて目についたものを借りてしまった。 やはり読む時間取りにくいので、次からは少し欲望は抑え気味にしよう。 舞台は宋末の水滸伝や法臘の乱の頃の燕京から。耶律大石の命を受けて陶羽は世界を見に出かける。これが隠れマニ教徒の一族であり、徐々に旅で自覚的になっていく。 この一族の中で語り継がれる桃源郷の物語りを、信じて冒険をする。 時代として法臘はマニ教徒として喫菜事魔

          桃源郷 上下 陳舜臣 著 読書メモ

          【a-105】隠温羅 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

          オーディブル。 シリーズ最終回。 前回に引き続き、製糸工場の因縁を祓う。 屋根神が祀られているが、悪霊化。 これがなんと隠温羅流の初代の因縁であり、センリュウの黒い瘴気の鎖の元だった。 棟梁が亡くなり、なんと霊界からバックアップ体制を整えてくれる感動のラストバトルも。 出雲の謎の宗教団体がこの屋根神の仕掛け人であり、悪の根源だったらしい。なんか、そんなの奥出雲流とかいう話も別の小説で聞いたっけ。 無事に全てが解決して、恐らくセンリュウは42の厄年で死ぬことはなくなった

          【a-105】隠温羅 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

          【a-104】蠱峯神 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

          オーディブル。 シリーズも佳境。 隠温羅流の秘密を解き明かすことに本腰を入れつつ、またしてもパグ男ことナガサカ所長絡みで因縁物件に遭遇。 蠱が封印されているように見える。そこにも隠温羅流の印があったりと過去と絡まり不穏。 歴史的に保存価値の高い現役製糸工場をどうしていくか、なんと次回まで引っ張ることに。 そして、次回がシリーズ最終回。

          【a-104】蠱峯神 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

          【a-103】畏修羅 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

          オーディブル。 シリーズ続き。 胸糞悪い役員が大企業から天下ってきた頃から社内に黒髪ロングの由緒正しい幽霊が出る。 その役員を呪って自殺した女性が現れていた。 この巻からセンリュウさんたちの隠温羅流の秘密を解明する活動が始まる。 タタラ製鉄に関わりそうみたいな話で出雲や岡山に行こうとするもこの事件でそれどころじゃなくなる。 大晦日に四十九日を迎えるように自殺した女性だが、人を呪わば穴二つなので、役員よりも女性を救うべく解呪していく。

          【a-103】畏修羅 よろず建物因縁帳 内藤了 著 読書メモ

          チンギス紀 二 鳴動 北方謙三 著 読書メモ

          シリーズの続き。 金国に逃げたテムジンがモンゴルの草原に戻り、力を蓄える。 なんか、テムジンの出自に特殊性が既に付与されたので、もしかすると、楊令の血を引いてる可能性が出てきたか?と思ってる。 ジャムカが既に活躍していてテムジンとも出会ってるのが良い。 このジャムカが序盤のライバルで雌雄を決するイメージなのかな? 西夏を攻めるのはいつになることやら。

          チンギス紀 二 鳴動 北方謙三 著 読書メモ

          チンギス紀 一 火眼 北方謙三 著 読書メモ

          久しぶりの図書館利用。 ずーっと読むのを待っていたシリーズ。完結してからいつ読もうと思ってたやつ。新宿のブックファーストに最終巻のサイン本が置いてあった時に悩んだけど、やっぱり、正直家にあっても邪魔なのよね...と。 気に入ったらKindleで買おうかな。 位置付けとしては大水滸伝シリーズの続編だと思ってるんだけどあってるんだろうか。 主人公として、最初からテムジンが登場している。テムジンの属するモンゴル族のキャト氏の族長で父のイェスゲイが暗殺され、勢力バランスが変わって

          チンギス紀 一 火眼 北方謙三 著 読書メモ

          【a-102】上流階級 富久丸百貨店外商部 其の一 高殿円 著 読書メモ

          オーディブル。 タイトルの通り、神戸芦屋の百貨店の上得意様向けの専門営業のお話。 主人公はアラフォーバツイチ女性のバリキャリウーマン。元々パティシエの専門学校を出て、地元の洋菓子店を切り盛りする動機をアイデアで盛り立てる所からキャリアが発露し、百貨店バイヤーとして活躍。 そしてこの外商部へ転属する。 上流階級のお客様とのコミュニケーションは、別世界の仕事となり、憧れの伝説の外商員のおじさまの退職予告に困惑しながら、引き継ぎを果たすべく奔走する。 百貨店が幸せの象徴の時代

          【a-102】上流階級 富久丸百貨店外商部 其の一 高殿円 著 読書メモ

          【a-101】武器としての名著 週刊東洋経済 読書メモ

          オーディブル。 名著紹介ってニーズ高いんだろうな。 自分は自分好みの本を紹介して欲しいけどなぁ。 たくさん読んで、その中で時々ドンピシャで面白い本があるのが楽しいんじゃないの?とかハズレも試さないと良い本てわかんないじゃんと思うけど。 お酒とかも美味しいお酒と言われるのばかり飲んでると有り難みがなくなるのと一緒だと思う。 何事も受け止めるのは自分なので、自分のフィルターかけて血肉にしていかないと意味ないと思う。 いわゆるテレビ世代はその辺を完全に忘れてしまってる気がする

          【a-101】武器としての名著 週刊東洋経済 読書メモ

          【a-100】シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗 高殿円 著 読書メモ

          オーディブル。 なんとなく設定がそこまで好きじゃないけど惰性で聞いてしまうシリーズ。 今回は、ワトソンの叔母が事件を呼び込み、ひょんな相続から伯爵になる人の夫人になる。 その邸宅のある田舎へ行くと怪しい事件が起こり、怪しい人物がまわりにいる。 結局、伝染病のウィルスのブローカーが暗躍しているのを、当地の犬の死神?の伝説に準えて誤魔化していた話しだった。 あんまり集中して聞いてなかったので、そこまで覚えてないけど、比較的あっさりした話しだった。

          【a-100】シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗 高殿円 著 読書メモ

          【a-99】マンション熱狂と盲点 週刊東洋経済 読書メモ

          オーディブル。 マンションを買うことがなんだか全く良いことない感じをこの本だけでなく様々な情報から感じるようになってきた。 住まいをどんどん変えていくライフスタイルを選ぶならマンションは良いと思うけど、そうでないなら一軒家の方が確実に良さそう。 日本の東京圏への集中が解消されるような流れがもっと強くならないのかなぁ。。 老朽化するのに自由に直せない。しかも、有象無象の他の住民と意思統一が図れるのか?運営などの無駄な費用や手間がかかる。厳しいとしか。。 どこかで聞いた話で

          【a-99】マンション熱狂と盲点 週刊東洋経済 読書メモ

          【a-98】氾濫するPR 週刊東洋経済 読書メモ

          オーディブル。 PRの手段がデジタル化の恩恵でマスメディアを介す必要がなくなっているなどの話しだった。細かくは忘れてしまった。

          【a-98】氾濫するPR 週刊東洋経済 読書メモ

          【a-97】侠飯5 福澤徹三 著 読書メモ

          オーディブル。 シリーズの続き。 今回は奥多摩のペンション。フリーターで実家にいずらくなり泊まり込みのバイトに来た主人公。 怪しいオーナー、怪しい客たち、そしていたもの2人も。 いつもの料理の知識が素敵すぎて聴いてて楽しい。真似したいけど難しい。。 時効寸前の銀行強盗事件の犯人の逃走車が見つかったのがペンションの付近。そこに取材に来ているヒロインの女性と密かに誰が犯人か考える。みんな怪しい。 時効当日は台風到来、皆の秘密が一気に明かされる。 犯人の設定はキツかったけど

          【a-97】侠飯5 福澤徹三 著 読書メモ