現役ドラフト、カープから指名される選手予想2023
2023年12月8日(金)、日本プロ野球界では初となる ブレークスルードラフト、通称 現役ドラフト が開催されます。現役ドラフトは各球団の出番が少ない選手を他球団が指名して獲得できるシステムで、昨年からスタートしています。
指名対象となるのは以下の条件に当てはまらない選手です。
ざっくりまとめると、年俸5000万円以下のFA資格を持たない支配下の日本人選手が対象となります。
というわけで今回は、現役ドラフトでカープから他球団に移籍しそうな選手を予想したいと思います。
① 塹江 敦哉 選手 (年俸: 2100万円)
今シーズンの成績:
一軍出場 試合 8 投球回 7 防御率 5.14 奪三振 10
二軍出場 試合 24 投球回 24 防御率 5.25 奪三振 28
佐々岡監督政権時、左のリリーフとして2年連続50試合登板を果たしたタフネス左腕です。しかし、昨年は26試合、今年は6試合と登板数はどんどん減少しています。防御率を見れば出番が減ってもしょうがなく感じますが、左で150投げれるまだ若い左腕にチャンスが巡ってきてほしい気もします。
昨年カープが戸根千明投手を獲得したように、リリーフ左腕を求めるチームが早い段階で塹江投手を指名するパターンを狙って、カープが出すのではないか、と予想しています。願わくば、今年中日に移籍した齋藤綱記投手のように新天地で出番を増やしてほしいです。
② 中村 祐太 投手 (年俸: 1900万円)
今シーズンの成績:
一軍出場 試合 5 投球回 7 防御率 1.29 奪三振 3
二軍出場 試合 28 投球回 33.1 防御率 1.08 奪三振 35
今シーズン、二軍で好成績を残し続けた来季10年目の右腕です。一軍に呼ばれることもありましたが、今年のカープは勝ちパターンが固定されていたのもあり、特に失点もしていないのに気がついたら降格していました。いわば便利屋みたいな扱いです。
塹江投手同様、もっと今より良い扱いを受けてほしいという思いを込めて、中村祐太投手を現役ドラフト候補として予想します。
③ 中村 奨成 選手 (年俸: 800万円)
今シーズンの成績:
一軍出場 打率 .150 本塁打 0本 打点 0 OPS .300
二軍成績 打率 .323 本塁打 3本 打点 10 OPS .925
かつては甲子園で大活躍した地元のスターでしたが、なかなか芽が出てこない選手です。今シーズン、カープの二軍野手陣の中では圧倒的な成績を残していましたが、一軍ではあまり目立てず。そしてこのオフに発覚したスキャンダル(気になる人は調べて下さい)。
昨年オコエ瑠偉選手が現役ドラフトで移籍していたのもあり、おそらくファンの間では一番の現役ドラフト移籍候補として予想されていると思います。ただ、今年のドラフトでは投手を多く指名したのと、西川龍馬選手がFAで移籍するのもあって、カープは現役ドラフトで投手を放出するのではないかな~、と個人的に予想しています。なので3番目にあげさせていただきました。
以上が、現役ドラフトでカープから指名されそうな選手の予想です。カープに必要ないから、という選出ではなく、もっと出番が与えられてほしい、と常々思っている選手達を選びました。
大竹耕太郎投手や細川成也選手のように新天地で大活躍する選手が、今年の現役ドラフトでも現れることに期待していです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
・おまけ:他球団からカープに来てほしい選手
巨人 北村拓己 選手 (年俸: 1700万円)
理由:昨年も現役ドラフトで移籍するかな~と予想していた選手です。亜細亜大出身なのが魅力。
ソフトバンク リチャード 選手 (年俸: 1000万円)
理由:二軍でホームランを打ちまくっているロマン砲。カープに足りない右の大砲候補。でも二軍監督を務めていた小久保監督が一軍監督に就任するから放出しなさそうでもある。
中日 鈴木博志 投手 (年俸: 1350万円)
理由:2017年のドラフトでカープの指名予想として名前が挙げられていた記憶があるので。それこそ、中村奨成が1位で指名された年のドラフト。
ちなみに、昨年の現役ドラフトの予想はこちら↓
いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。