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アントニオが好き。

「俺、コンサル向いてるかも」

となんとなく思ってたんだけど、
NewsPicksのこの回を観て勘違いだったと思い知らされた。

コンサルって凄い大変なんだね笑
#でもやっぱり楽しそう


今の会社は歴史でいえば50年を超えていて、地域ではまぁそれなりの中小企業。それ故にというか、昔ながらの企業体質が根強く残っている。

管理職は長く勤めている人の割合が多く、管理職以外の一般スタッフの中にも年功序列の空気が色濃く漂う。

会議となれば20名近くが一同に会し、ほとんど誰も発言しないままトップの言うことをただひたすらにメモするだけ。

新しいことを拒絶する傾向があり、このコロナ禍で加速させた社内DXには条件反射的に批判的な声が後を絶たない。

対企業に対しても威圧的な言動が目立ち、オラつけば何とかなると思っている傾向がある(今の若者が聞いたら「いつの時代のヤクザ映画?」ってバカにされるかな笑)。


根深い『昭和企業文化の象徴』のような会社だ。


ずっと違和感があった。

若い才能が全然輝いてない。
いや、光が差さないので輝きようがないって感じかも。
この会社で目立った動きをすると牽制され、声を上げると叩かれる。
若い才能がどんどんその空気に侵されていくのを感じた。
#マジでえんとつ町

根が図々しい僕はどうやらその空気に染められなかったようで、そんな会社をなんとか変えることができないかとマネジメントやビジネスに関する色々な書籍を読み漁り、自分のお小遣いを叩いて最前線の情報に触れ、自分の思考とアクションに落とし込んでいった。結果、僕はそんな会社でおそらく異例のスピードで出世しているっぽい。もちろん、運もあるし上司が見ててくれていたことも大きく関係していると思う。でも、他のスタッフよりも間違いなく努力している自負がある。
お金も、時間も、たくさん注ぎ込んできた。

でもえんとつ町の住民にはそんなこと関係ない。
#えんとつ町になっちゃった

そんな僕を他の人がどう扱ったか。

「気に入られてるから」「腹黒いから」「上に媚びてるから」

とまぁ、こんな感じ。
#実際に風の噂で聞いたよ

これはうちの会社に限ったことではなく、どの会社でもあるし、何ならプライベートでも起こりうる『社会のあるある』だとは思うけど。


人は、自分以外の誰かが輝いている時、自分の影から目を背けて楽な理由で片付ける。


挑戦している人が転びそうになれば嘲笑い、実際に転べば「ほら見たことか」と分かった風に立ち振る舞う。

本当は全部知っているはずなのに。
努力していない自分、文句しか言ってない自分、諦めてしまった自分。
でも、それを認めることはできないから。
#まじアントニオ

でも最近、少し変わってきた人たちがいるなと感じている。
少し前に、こんな連絡をもらった。

「ホメオスタシスとトランジスタシス
今を維持しようとする力と変えようとする力。その矛盾する二つの性質を一緒に共有してるのが生き物。私は、変革を望まない方が強いのかな。安定を望む。でも、現状より良くはなっていかない。ある程度は、望めば変えていける立場(もちろんすべてでは無いけど)にいるのにね笑
変革し、改善していこうと動ける赤石くんが少し羨ましい」

そして、これを機にこのメッセージをくれた人が少しずつ変わってきている気がする。自分から発信して、アクションを起こし始めた。まだまだぎこちない動きではあるけど、それはそれで愛おしい笑


『仲間』になってくれるかな。


「星が見つかったら、あの日、諦めた自分がバカみたいじゃないかっ!畜生!」/アントニオ


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