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【高校野球】青春ってすごく密/40日目

こんばんは。

本日8月22日、第104回全国高校野球選手権が甲子園球場で決勝戦を行い、仙台育英(宮城)が下関国際(山口)を8-1で下し、東北勢として初優勝を飾りました。

仙台育英高校、おめでとうございます!

試合をずっと見ていましたが、仙台育英は1回戦からその打撃陣が好調で、決勝でも8得点、また5人の投手陣をうまく使い決勝でも強打の下関国際を1点に抑え、終わってみれば完勝と、圧倒的な強さを見せつけました。

今年の甲子園は地元愛知県の愛工大名電が久しぶりに2試合に勝利したり、強豪大阪桐蔭が決勝前に敗れたりと、面白く話題のある大会でした。

また、今回の主役である高校3年生は、まさしくコロナ直撃世代ということもあり、練習が思うようにできなかったり、学校もリモートになったりと、なかなか辛い高校生活だったと思います。

そんな思いもあってか、今回優勝監督インタビューでの仙台育英の須江航監督の言葉は、非常に胸が熱くなるものがありました。

記事を貼っておきますので是非見てください。

以下記事より引用

また、今年の3年生は新型コロナウイルスの感染が広がった2020年の春に入学してきた。「入学どころか中学校の卒業式もちゃんとできなくて、僕たちが過ごしてきた高校生活と違う。青春って密なのに『ダメだダメだ』と言われて、どこかで止まってしまう中でもあきらめないでやってくれたこと。全国の高校生のみんながほんとによくやってくれて、今日の下関国際さんもそうですし、大阪桐蔭さんとか目標になるチームが会った中で走っていけた。全ての高校生の努力の結果」と、全国の球児に向けたエールで締めていた。


「青春って密」

素晴らしい言葉だと思いました。

学校とは本来、教室にみんなが集まって同じ授業を受け、体育も体育館で密になり、また休み時間には友達と集まって笑い合い、そして部活では日々仲間と汗を流す。

思えばこの全てが密な行動です。

しかしコロナ世代はこれらが全て封じられ、そもそも学校に行くことさえ許されないという非常に耐え難い生活だったと思います。

コロナ世代の全ての学生は、密だから、コロナ対策だからと言って青春を全て奪われました。

今回優勝した仙台育英高校の選手の皆さんもそうだったことでしょう。

それでも部活だけはと思い、甲子園を目指して日々努力を続けました。そしてそれに打ち勝ち優勝。本当に尊敬します。

監督も仰っているように、今回の甲子園大会はまさしく、"全ての高校生の努力の結果"だと思います。

今回の優勝は仙台育英でしたが、甲子園を目指してひたむきに努力した全国の高校球児達全員が、この夏の主役です。

高校野球を見て、久しぶりに熱い思いを感じました。

仙台育英と下関国際の選手の皆さんは、世界で一番長く、熱い夏を過ごしたことは間違いありません。

改めて、優勝した仙台育英高校の選手、監督の皆様本当におめでとうございます!

来年も無事に甲子園大会が開かれることを願います。そして、新たなスターの誕生にも期待しています。

今日は以上。また明日。

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